確定申告の必要書類をわかりやすく解説!個人事業主や会社員の副業や退職した場合などパターン別に紹介♪

聞き慣れない書類名ばかりで、わかりにくいですよね…。
この記事では以下の確定申告の必要書類をわかりやすく解説していきます。
- 個人事業主の確定申告の必要書類
- 会社員の副業の必要書類
- 退職した時の確定申告の必要書類
初めての確定申告に挑戦するあなたは、ぜひ読んでみてくださいね。
実は、確定申告の必要書類は会計ソフトで簡単に作成できます。
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確定申告の必要書類をわかりやすく紹介!

確定申告の必要書類をわかりやすく教えて欲しいわ…。

確定申告の必要書類は主に以下の5種類です。わかりやすく解説していきますよ。
- 所得を証明できる書類
- 確定申告書(確定申告書Aまたは確定申告書B)
- 本人確認書類
- 通帳
- 控除証明書
1.所得を証明できる書類
「所得を証明できる書類」は以下の3パターンがあります。
- 青色申告決算書:青色申告55~65万円控除を受ける場合
- 収支内訳書:白色申告や青色申告10万円控除を受ける場合
- 源泉徴収票:会社員やアルバイト・パートの場合
● 青色申告決算書:青色申告55~65万円控除を受ける場合
青色申告決算書は「損益計算書」「損益の内訳記入書2枚(売上額や仕入額や給料などの情報、減価償却の情報)」「貸借対照表」の4枚です。それぞれ下の画像のような書類ですよ。
損益決算書は「私の会社では1年間の経費でこれくらい使い、これだけ稼ぎましたよ」というのをまとめた書類です↓↓
引用:国税庁のHP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
損益の内訳記入書1枚目は、売上額や収入額、給料で支払った金額などの情報をまとめた書類です↓↓
引用:国税庁のHP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
損益の内訳記入書2枚目は、減価償却の情報をまとめた書類です↓↓
引用:国税庁のHP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
貸借対照表は「私の会社の資産と負債はこれくらいあります」というのをまとめた書類です↓↓
引用:国税庁のHP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
青色申告決算書は、複式簿記で帳簿を付け、その帳簿を基に作成しますよ。
これらの書類は会計ソフトを使って日々の収支を打ち込んでおけば、自動で作成してくれます。
【freee会計】ならば、日々の収支を家計簿感覚で入力していくだけで青色申告決算書を自動で作成してくれます。無料お試しで使うこともできますよ↓↓
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- レシートの情報はスマホの無料アプリを使って取り込める
- 金額の打ち込みミスが少ない(口座とクレカ情報を紐付ければ自動で金額データを入力してくれる)
- 確定申告の必要書類は誘導に従っていくだけで簡単に作成できる
上記のようなたくさんのメリットがありますよ。
● 収支内訳書:白色申告や青色申告10万円控除を受ける場合
収支内訳書は表面に「収入金額」「経費」「給料」などを記載し裏面に「売上金額の明細」「減価償却の情報」などを記入する書類1枚です。
引用:国税庁HP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/07.pdf
青色申告決算書よりも帳簿付けが簡単です。収支内訳書は、会計ソフトを使って日々の収支を打ち込んでおけば、自動で作成してくれますよ。
ただし2022年度現在、収支内訳書での確定申告のメリットはほとんどありません。
ですので、少し面倒でも青色申告決算書を作成して確定申告を行うことをおすすめします。
● 源泉徴収票:会社員やアルバイト・パートの場合
源泉徴収票は、雇われている会社から毎年渡されます。私は会社員時代に「なんじゃこれ?」と思って、机の奥に溜めていました。
万が一、年末調整で調整できなかった・忘れていた分を申告する際に必須の書類です。
ですので、捨てずにきちんと保管しておいて下さいね。
2.確定申告書
「確定申告書」には以下の2パターンがあります。
- 確定申告書 A:簡易版の申告書で、会社員が確定申告をする場合に選択することが多い
- 確定申告書 B:白色申告や青色申告をする場合に使う申告書。主に個人事業主やフリーランスが確定申告をする場合に選択する申告書
確定申告書をわかりやすく表現すると「私は1年間でこれだけ稼いで、控除される税金はこれくらいで、支払う所得税はこの金額になります」という書類です。
「確定申告書 A」は第一表と第二表、「確定申告書 B」は第一表〜第五表があります。
基本的にどちらも第一表と第二表の2枚を記入して確定申告の際に提出します※「確定申告書 B」の第三表〜第五表は必要な人だけが提出します。
「確定申告書 B」の第一表と第二表は下の画像のような書類ですよ。
引用:国税庁HP URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/02.pdf
「確定申告書 A」「確定申告書 B」のどちらを使うかはあなたが決められます。
基本的に「確定申告書 A」は会社員(アルバイトやパートなども含む)が、年末調整で申告できなかった分の確定申告に使う申告書です。
「確定申告書 B」は自営業など、個人事業主やフリーランスが使う申告書ですよ。
3.本人確認書類
「本人確認書類」はマイナンバーカードのことです。マイナンバーカードの表面と裏面のコピーをして、確定申告の際に一緒に提出します。
マイナンバーカードがない場合は①「マイナンバーの通知カードまたは住民票のコピー」②「運転免許証か健康保険証かパスポートのコピー」を用意してください。
①から1種類、②から1種類の書類の組み合わせで代用できますよ。
4.通帳
通帳は、口座振込で所得税を納めたり、還付金を受け取ったりする場合、口座番号を確認する書類として必要です。
5.控除証明書
「控除証明書」は人によって用意する書類が異なります。 控除には「所得控除」と「税額控除」の2パターンがあります。
ここでは「所得控除」の代表的なものを9つピックアップして、その控除証明書を詳しく解説していきますよ。
「所得控除」は申告書Aまたは申告書Bの「所得から差し引かれる金額」の項目ですよ。2022年度現在は15種類ほどあります↓↓

1. 基礎控除の証明書 |
特になし |
2. 配偶者控除・配偶者特別控除の証明書 |
配偶者の源泉徴収票と配偶者のマイナンバーカード |
3. 扶養控除の証明書 |
扶養者のマイナンバー |
4. 社会保険料控除の証明書 |
国民年金:日本年金機構から送られてくる控除証明書、国民健康保険:自治体から送られてくる納付済通知書 |
5. 生命保険料控除の証明書 |
保険会社から送られてくる控除証明書 |
6. 寄付金控除の証明書 |
寄付した自治体から送られてくる寄付金受領証明書※ふるさと納税を行った場合に受けられる控除 |
7. 地震保険料控除の証明書 |
保険会社から送られてくる控除証明書 |
8. 医療費控除の証明書 |
医療費控除の明細書(領収書をもとに自分で作成する)または医療費通知※医療費控除の明細書のテンプレートが国税庁のサイトからダウンロードできます。 |
9. 雑損控除の証明書 |
災害などの理由でのやむを得ない支出の領収書 |

控除って何?意味がよくわからないわ…。

「控除」は「経費」と似たようなものです。わかりやすく言うと「売り上げから経費以外にも差し引いていいよぉ」という特典です♪
さらにわかりやすく解説すると下の図のようなイメージですよ。

受けられる控除をきちんと申告しておくことで、あなたが支払う税金がグッと少なくなる可能性大です。
少し面倒でも、ぜひ必要書類を揃えて申告してくださいね。
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確定申告の必要書類で個人事業主の場合

個人事業主の確定申告の必要書類って何かしら?

個人事業主の確定申告必要書類は以下の通りです。農業をしている我が家もこちらの必要書類を揃えて確定申告を行っていますよ。
※下記の必要書類は「青色申告55〜65万円控除を受ける場合」のものです。
- 青色申告決算書(4枚)
- 確定申告書 B(2枚)
- 控除証明書
- 本人確認書類(マイナンバーカードの表面と裏面のコピー)
個人事業主は「白色申告(控除無し)」や「青色申告10万円控除」での確定申告も可能です。この2つは帳簿付けが簡単というメリットがあります。

しかし、税金の控除がない、または10万円の控除しか受けられません。
ですので、個人事業主の場合は「青色申告55〜65万円控除」を受けられる書類を揃えて確定申告を行うのがおすすめです(儲かってなくてもです)。
ただし、青色申告を行うためには、事前に税務署へ「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出する必要がありますよ。
「開業届」と「青色申告承認申請書」は【freee開業】で簡単に無料で作成できます。
⇒【freee開業】で開業届・青色申告承認申請書を簡単作成する我が家が開業届を出す際にも利用しました。2時間ほどで作成できましたよ。
【freee開業】を使わなかったら、おそらく税務署に何度も足を運んで、ネットで検索しまくって数日かかっての作成になっていたと思います。
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確定申告の必要書類で副業の場合

会社員が副業で稼いだ分の確定申告の必要書類って何?

副業で稼いだ分の確定申告の必要書類は以下の通りです。副業の種類によって必要な書類が異なりますよ。
副業がアルバイトやパートの場合
- 源泉徴収票
- 確定申告書 A(2枚)
- 本人確認書類(マイナンバーカードの表面と裏面のコピー)
副業がアルバイトやパート以外(個人事業主)の場合
※下記の必要書類は「青色申告55〜65万円控除を受ける場合」のものです。
- 青色申告決算書(4枚)
- 確定申告書 B(2枚)
- 本人確認書類(マイナンバーカードの表面と裏面のコピー)
副業がアルバイトやパート以外(個人事業主)の場合は、確定申告の方法が以下の3パターンから選択できます。

「どれにしようかな…。」と悩んでしまいますが、控除が多くその他のメリットも多い「青色申告55〜65万円控除」を選択するのがおすすめです。
副業は1年間の所得(売り上げ-経費)が20万円以下の場合、税務署への確定申告(所得税の申告)が必要ありません。
ただし市区町村役所への確定申告(住民税の申告)は必要ですよ。書式は自治体によって異なります。
「役所に聞きに行くのが面倒!」という場合は、確定申告してしまった方が楽ですよ。
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確定申告の必要書類で退職した場合

退職したときの確定申告の必要書類って何?

退職したときの確定申告の必要書類は以下の通りです。
- 退職の際に会社から渡される源泉徴収票
- 確定申告書 A(2枚)
- 控除証明書
- 本人確認書類(マイナンバーカードの表面と裏面のコピー)
「退職して12月のうちに再就職をしていない人」「辞めた会社で『退職所得の需給に関する申告書』を提出していない人」は確定申告をした方がいいです。
払い過ぎた税金が戻ってくる(還付される)可能性が高いですよ。
「退職をして12月のうちに再就職をした人」は、再就職先の会社で年末調整を行ってもらえる場合があります。その時は自分で確定申告をする必要はありません。
「再就職した会社で退職した会社の給料分まで年末調整してもらえるのか?」については、再就職先の経理の方に聞いて確認しましょう。
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月払いが可能ですので、退職して確定申告の必要書類を作成したいあなたは、1~2か月だけ有料プランで申し込みをするといいですよ。
まとめ
- 確定申告の必要書類はわかりやすく解説すると「所得を証明できる書類」「確定申告書」「マイナンバーカード」「通帳」「控除証明書」の5つ
- 個人事業主の確定申告の必要書類は「青色申告決算書」「確定申告書B」「控除証明書」「マイナンバーカード」
- 副業の確定申告の必要書類はアルバイト・パートの場合とそれ以外の場合とで異なる
- 退職したときの確定申告の必要書類は「源泉徴収票」「確定申告書A」「控除証明書」「マイナンバーカード」

わかりやすく解説してもらって必要書類はわかったわ。でも、必要書類を準備するのって大変そう…。

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こちらでは、ネットでの確定申告で必要なものをわかりやすくまとめています。合わせて参考にしてください↓↓