確定申告をやらないとどうなる?しなかったらバレる?やらないといけない人やしなくていい人を解説!どうやるのか?についても♪

最悪な場合は犯罪として罰せられる可能性もありますよ。
この記事では「確定申告をやらないとどうなるのか?」の3つのリスクについて、わかりやすく解説していきます。
合わせて以下の内容についても紹介していきますよ。
- 確定申告しなかったらバレるのか?
- 確定申告をやらないといけない人は?
- 確定申告をしなくていい人は?
- 申告はどうやるの?
「やらないとどうなる?」を先に知っておくことで「きちんとしておこう!」と、やる気アップに繋がります。
また、きちんとやることで、節税効果アップにも繋がります♪
初めて確定申告にチャレンジするあなたはぜひチェックしてみてくださいね。
「確定申告のことをわかりやすく理解できる本が欲しい!」というあなたには、こちらの本がおすすめです↓↓

漫画で確定申告のことをわかりやすく解説してくれるので、スラスラと読めちゃいますよ。私もこの本で確定申告のことを勉強しました。
確定申告をやらないとどうなる?3つのリスク

確定申告をやらないとどうなるの?

確定申告をやらないと以下のようなリスクが出てきますよ。
- 罰金を支払う必要が出てくる
- 還付金がもらえない
- 個人事業主(フリーランス)の場合はいろいろなサービスを受けられない可能性が高くなる
1.罰金を支払う必要が出てくる

確定申告をやらないで、もし税務調査が来ると、あなたが確定申告をきちんとしていないことがバレます。
税務調査で「あなたがきちんと確定申告を行っていない」と、判断されると「未払いの税金+罰金(無申告加算税や延滞税など)」を支払う必要が出てきますよ。
最悪の場合は、犯罪として罰せられます。
2.還付金がもらえない

還付金は、確定申告をやらないともらえません。還付金とは「返してもらえるお金」です。
また、確定申告をすることで次年度の納税額が安くなる場合もありますよ。
このように、確定申告をすることでお得になることがたくさんあります。
⇒「還付金がもらえる可能性が高い人(確定申告をした方がいい人)」について詳しく知りたい場合はこちらから
3.個人事業主(フリーランス)の場合はいろいろなサービスを受けられない可能性が高くなる

個人事業主(フリーランス)は、確定申告をやらないと、以下のようなサービスを受けられない可能性が高いです。
- 家を借りる
- ローンを組む
- クレジットカードを作る
- 子どもを保育園に預ける
申請を出したとしても、審査で落とされる可能性が高いですよ。
これは「確定申告をやっていない=税金を支払っていない=お金を支払う能力がない=信用できない」と、判断されるためです。
ですので、個人事業主(フリーランス)のあなたは「確定申告をやらないとどうなる?」というリスクを知り、毎年必ず確定申告をしてくださいね。
確定申告しなかったらバレる?

確定申告しなかったらバレるのかしら?

「確定申告をしなかったらすぐにバレる」わけではありません。
ですが「確定申告をしなかった⇒きちんと申告をしていないのでは?と怪しまれる⇒税務調査を行う⇒バレる」という感じでバレる可能性はあります。
具体的には、以下のような事がきっかけで税務調査が来て、確定申告しなかったことがバレますよ。
- 企業の支払調書からバレる
- Twitterなどの投稿でバレる
● 企業の支払調書からバレる
企業は、税務署に「支払調書」を提出しています。
これは「〇〇さんに△△円支払って、××円源泉徴収(税金を前払い)しましたよ。」というような感じの書類です。
あなたが確定申告しなかったら「この人は所得があるはずなのに申告していないな」と、目を付けられ、税務調査が来る可能性が高くなりますよ。
税務調査が来ることで確定申告をしていないことがバレます。
● Twitterなどの投稿でバレる
最近では、あなたのTwitterなどのSNSの投稿が、国にチェックされています。
Twitterで「今月は100万円儲かりました!」などの投稿をしている人に対して「確定申告はきちんとやっているのかな?」と、税務調査が来る可能性はあります。
きちんと確定申告しなかったらここでバレますよ。
このような感じで、国は「きちんと確定申告をしていない疑いがある人を見つける方法」をたくさん持っています。
確定申告をやらないといけない人としなくていい人

確定申告をやらないといけない人、しなくていい人ってどんな人なの?

確定申告をやらないといけない人、しなくていい人は以下のような人ですよ。
ここでは「確定申告をした方がいい人(還付金がもらえる可能性がある人)」も合わせて紹介していきますよ。
- 個人事業主(フリーランス)の人
- 不動産や株での所得がある人
- 複数の会社から給料をもらっている人
- 副業で20万円以上の所得がある人
- 公的年金の受給額が400万円以上ある人
- 年収が2000万円を超えている会社員
- 退職した際に「退職所得の受給に関する申告書」を提出していない人
- 災害などで所得税の軽減や免除を受けている人 など
基本的にそこそこの所得があって、年末調整を受けていない場合は「確定申告をやらないといけない人」にあたります。
- 会社員の所得のみで生活をしていて(副業や他の所得がない人)、会社での年末調整が済んでいる人
- 所得が38万円以下の人
- 副業での所得が20万円以下の人
- 公的年金の受給額が400万円以下で源泉徴収を受けており、その他の所得が20万円以下の人 など
「確定申告をしなくていい人」は「副業などをしていない会社員」「所得があまりない人」が対象となります。
- 1年間の医療費が10万円を超えた人
- 住宅ローンを利用した人(初年度のみ)
- 災害や盗難などの被害を受けた人
- ふるさと納税をした人 など
上記の内容に当てはまる場合は、会社員でも確定申告をした方がいいです。
払い過ぎた税金が返ってきたり、次年度の納税金額が安くなったりする可能性が高いですよ。
※税務署から「この申告をすると払い過ぎた税金が返ってきますよ。」などの通知はきません。ですので、自分で調べて確定申告をする必要があります。
確定申告はどうやるの?わかりやすく解説!

確定申告はどうやるの?

確定申告は以下のような流れでやりますよ。「どうやるの?」と悩んでいるあなたはぜひ参考にしてくださいね。
※今回は「個人事業主(フリーランス)が確定申告をする場合」「会社員が確定申告をする場合」の2パターンを紹介していきます。
● 個人事業主(フリーランス)が確定申告をする場合
- 帳簿付け:日々の事業でのお金の流れを複式簿記で記録していく
- 準備:「ふるさと納税」「住宅ローン」などの申告に必要な書類を準備する
- 確定申告に必要な書類作り:1月1日~12月31日までの帳簿と準備した書類を基に、確定申告に必要な書類を作成する
- 確定申告に必要な書類を税務署に提出して完了!
イメージとしては、下の画像のような感じです↓↓

流れとしては簡単ですが、個人事業主になって初めての確定申告では「複式簿記ってどうやってやるの?」「確定申告に必要な書類ってどうやるの?」とすごく悩みます。
複式簿記を完璧に理解するのにはかなり時間がかかります。
私も勉強会に参加してみたものの「貸方?借方?」「損益計算書?」「貸借対照表?」など訳のわからない単語ばかりでさっぱり理解できませんでした。
そんな悩みをサクッと解決してくれるのが会計ソフトです。
実際に、多くの個人事業主が会計ソフトを使って「複式簿記での帳簿付け⇒確定申告のために必要な書類作り」を行っていますよ。
私が利用している【freee会計】は、家計簿感覚で帳簿付けができます。
⇒【freee会計の30日無料プラン】を試してみる「簿記の知識が全くない」という人には、とても扱いやすい会計ソフトですよ。確定申告に必要な書類もサクッと作成できます。
【freee会計】は30日の無料プランから始められます。「本当に扱いやすいのか?」を試してみたい場合は、無料プランから初めてみてくださいね。
● 会社員が確定申告をする場合
- 準備:「ふるさと納税」「住宅ローン」などの申告に必要な書類を準備する
- 確定申告に必要な書類作り:準備した書類を基に、確定申告に必要な書類を作成する
- 確定申告に必要な書類を税務署に提出して完了!
イメージとしては、下の画像のような感じです。個人事業主(フリーランス)の確定申告よりは書類の作成が簡単です↓↓

会社員が確定申告をする場合、準備さえきちんとできていれば、確定申告に必要な書類は比較的簡単に作れます。
確定申告に必要な書類作りは有料の会計ソフトではなく、e-Tax(無料)で簡単に作成できます。
最近のe-Taxは作成画面がかなりわかりやすくなっていますよ。
「e-Taxってどうやるの?」というあなたは、こちらの記事を参考にしてくださいね↓↓
会社員で確定申告をやらないといけない人・やった方がいい人は以下のような人ですよ。
- 副業で20万以上の所得がある人
- 不動産や株での所得がある人
- 年収が2000万円を超えている人
- 複数の会社から給料をもらっている人
- 災害などで所得税の軽減や免除を受けている人
- 1年間の医療費が10万を超えた人
- 住宅ローンを利用した人(初年度のみ)
- 災害や盗難などの被害を受けた人
- ふるさと納税をした人 など
「上記に当てはまりそうだな」という方は、確定申告の準備をしてくださいね。
税務署や町の税相談会などでは、無料で確定申告の相談にのってくれます。このようなサービスも上手に活用してくださいね。
まとめ
- Q:確定申告をやらないとどうなる?A:「罰金」や「還付金がもらえない」など3つのリスクが出てくる
- Q:確定申告をしなかったらバレる?A:支払調書やTwitterの投稿などをきっかけに税務調査が来てバレる可能性がある
- 年末調整をやっていなくてそこそこの所得がある人は「確定申告をやらないといけない人」にあたる場合が高い

「確定申告をやらないとどうなる?」のか知っておくと「きちんとやろう!」って思うわ。

「どうなる?」のリスクと「やってよかった!」のメリットを先に知っておくと、やる気がアップしますね♪
確定申告に関してはこちらの記事もおすすめです↓↓