どんぐりの煮沸はジップロックよりもアイラップ!冷凍と煮沸どっちがいい?何分茹でるのかや冷凍する方法も解説♪
ジップロックよりもアイラップの方が鍋に入れやすく、鍋肌にあたって溶けてしまうリスクが低いです。
【アイラップ】とは、下の画像のようなポリ袋ですよ。多めに買っておくと、ゴミ袋にしたり、袋調理に活用したりと、とても使い勝手がいいですよ↓↓
この記事では「アイラップでのどんぐりの煮沸のやり方」「何分茹でるのか?」について詳しく解説していきます。
合わせて以下の内容についても紹介していきますよ。
- ジップロックの代わりにどんぐりの煮沸に使える使い捨て鍋を紹介
- どんぐりを煮沸する手順は?
- 大きいどんぐり、小さいどんぐりは何分茹でる?
- 煮沸の代わりに冷凍するときは一晩で大丈夫?
- 煮沸の代わりにレンジを使うのはあり?
- 煮沸の後に色落ちするのを防ぐ方法は?
「虫の駆除をしなかったために、大変なことになってしまった」と、後から後悔しないために、今すぐにチェックですよ!!
拾ってきたどんぐりでお子さんとの工作をするととっても楽しいですよ♪工作の本を見ながらですと「こうした方がもっといいかも♪」と、お子さんの想像力も養えます。
どんぐりの煮沸はジップロックではなくアイラップがおすすめ
どんぐりを煮沸するのにジップロックを使ってみたんだけど鍋にあたって溶けちゃうのよね…。
そんな時はアイラップを使って茹でるのがおすすめですよ。
煮沸に使用する袋は「ジップロック」よりも「アイラップ」がおすすめです。アイラップとは、下の画像のようなビニール袋ですよ。
ジップロックよりもアイラップの方が袋の形が自在に変わります。ですので「鍋肌に袋が当たって破れた!!」というトラブルを防ぎやすいですよ。
アイラップに入れて茹でることで「鍋が茶色に変色した!!」「虫が出てきた!この鍋は料理用に使いたくない!」などの心配がなくなりますね。
耐熱性の袋に洗ったどんぐりと水を入れ、後述の鍋での煮沸の手順と同じように作業を行ってください。
鍋の底に耐熱の皿を敷き、下の画像のように箸と洗濯ばさみを使ってアイラップを固定すれば「鍋に袋が当たって破れちゃった!」というトラブルを防げますよ。
※煮沸時間は小さいどんぐりが5分ほど、大きいどんぐりは10分ほどを目安にしてください。
アイラップは「アウトドアのポリ袋調理用に」「ゴミ袋として」など、いろいろな事に使えるので、お家に常備しておくと便利ですね♪
袋を使う方法以外にも下の画像のような「使い捨ての鍋」を使うのもおすすめです。
これならば、使い終わってすぐに処分できますし「袋が破れないかな…。」と、心配する必要もありませんね。アウトドアや災害時にも重宝しますよ♪
どんぐりの煮沸は何分すればいい?
どんぐりの煮沸時間の目安は以下の通りです。「何分煮るの?」と、悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。
- 小さいどんぐりは3~4分
- 大きいどんぐりは8~10分以内
煮る時間が短すぎると、虫が駆除しきれません。しかし、長く煮ると、どんぐりが割れる可能性が高くなります。
上記の煮沸時間を目安にすると、そのようなリスクがかなり下がりますよ。
鍋でどんぐりを煮沸する(煮る)方法については、続けて解説していきます。合わせて参考にしてくださいね。
どんぐりの煮沸を鍋でやる方法!
どんぐりの中には、通称「どんぐり虫」と呼ばれる以下のような虫が高確率で住み着いています。
- クヌギシギゾウムシ
- コナラシギゾウムシ
- ハイイロチョッキリ
- 蛾の幼虫
拾ってきたどんぐりは保存する前に必ず虫の駆除処理をしましょう。
どんぐりの煮沸の方法ってどうやればいいのかしら?
どんぐりの煮沸の方法は「選別⇒煮沸⇒乾燥」という手順で行っていきます。作業自体はとても簡単ですよ。
どんぐりを茹でた鍋は茶色く変色する可能性があります。虫が出てくる可能性もありますので、その点を考慮してアイラップや使い捨ての鍋を使うのがおすすめですよ↓↓
ここからは、どんぐりの煮沸(茹でる)の手順を順番に解説していきます。「何分茹でるのか?」についても合わせて紹介していきますよ。
手順1.選別
選別の第一段階は「見た目」です。パッと見て以下のようなどんぐりは取り除いてください。
- 穴や割れ目があるもの
- 芽がでているもの
- へこんでいるもの
- 汚いもの
見た目の選別が終わったら、第二段階の選別です。どんぐりを洗う時に水に浮かべてみましょう。
そして、水に浮いてきたどんぐりは取り除いてください。
水に浮くどんぐりは、虫に中身を食われてスカスカになっている可能性がかなり高いです。ですので、選別の段階で取り除いておきましょう。
手順2.煮沸消毒
どんぐりの煮沸の方法はとても簡単です。沸騰させたたっぷりの水(どんぐりの3倍量が目安)にどんぐりを入れ茹でるだけ(笑)これだけです。
どんぐりを入れた後は弱火にして茹でるのがコツです。中火や強火だと、どんぐり同士がぶつかり合って割れる可能性が高くなりますよ。
煮沸の一番の目的は、選別後のどんぐりに潜んでいる可能性のある虫を駆除することです。
見た目や水に浮かして選別したどんぐりに「100%虫がいない!」とは言い切れません。ですので、茹でることで残っている虫を駆除します。
どんぐりを煮沸すると、虫の駆除と同時に煮沸消毒もできますよ。これも煮沸の利点ですね。
手順3.煮沸が終わったらザルにあげる
煮沸が終わったどんぐりは、一度ザルにあげてしっかりと水を切ってください。どんぐりがかなり熱いのでやけどに気を付けて作業をしてくださいね。
ここで注意してほしいのが「冷水をかけない」こと。
私も反射的によくやってしまう行動ですが、熱いどんぐりを早く冷やそうとして冷水をかけるのはNGです。
冷水などで急激に冷やしてしまうとどんぐりが割れる可能性がありますよ。
手順4.乾燥
どんぐりをザルにあげて、ある程度水気が蒸発したら、乾燥させていきましょう。
乾燥の方法は、新聞紙に重ならないように広げて、風通しのいい日陰で2~3日置いておきます。
どんぐりに湿気が残っていると、保存中にカビてしまいます。こまめにひっくり返して、両面をしっかりと乾燥させてくださいね。
「日光に当てた方が早く乾くのでは?」と思ったあな!直接日光に当てて乾かすとどんぐりが割れる可能性がありますよ。
ですので、煮沸後のどんぐりは日陰で乾燥させるのがおすすめです。
手順5.保存
煮沸して乾燥させた後のどんぐりは、湿気のない場所で保存しましょう。
瓶に乾燥剤を入れて置けば、バラけずに長期間保存できますよ。保存環境が良ければ3年ほど保存可能です。
お子さんとの工作に活用してもいいですね。煮沸後のどんぐりは、以下のようにいろいろな工作に使えますよ。
- どんぐりコマ
- どんぐりのネックレスやブレスレット
- フォトフレームの飾り
- リースの飾り
- どんぐり人形
ただ瓶に入れて保存するだけではなく、おもちゃや飾りにしてから保存しておくと、より愛着が湧きますね。
どんぐりは冷凍と煮沸どっちがいい?
煮沸の代わりに冷凍でも虫が駆除できるって聞いたわ。冷凍と煮沸どっちがいいの?
虫を駆除する目的ならば冷凍と煮沸どっちでも大丈夫ですよ。消毒もしたいならば、煮沸をした方がいいです。
ここからは、どんぐりを煮沸する代わりに「冷凍」や「塩水」を使って虫を駆除する方法を紹介していきます。
小さいお子さんがいて「煮沸の作業はちょっと心配…。」というママさんにもおすすめの方法ですよ。
煮沸と冷凍どっちでも虫の駆除はできます。あなたのやりやすい方法を選んでくださいね。
ビニール袋やジップロックに入れて冷凍する方法
どんぐりはビニール袋やジップロックに入れ1週間ほど冷凍すれば、どんぐりの中の虫を駆除できますよ。
IKEAのジップロックはデザインがとても可愛らしく人気ですよ。「〇〇ちゃんはピンクのジップロック、△△君は青のジップロック」と分けて冷凍しておくとケンカになりませんね↓↓
冷凍期間が一晩だと、どんぐりの中心部まで冷凍できず、虫が生き残る可能性が高いです。
「1週間冷凍は長いのでは?」と思っても、これくらいの期間冷凍しておいた方が、確実に虫を駆除できますよ。
どんぐりの帽子を付けたまま保存したい時や、煮沸以外の方法で虫の駆除をしたい時にはこの方法がおすすめです。
冷凍が終われば、煮沸した時と同じように、新聞紙に重ならないように広げて風通しのいい日陰で1週間ほど乾燥させてください。
塩水につける方法もある
水1L:塩大さじ2杯の塩水に選別後のどんぐりを一晩つければ、煮沸するのと同じように、どんぐりの中の虫を駆除できます。
一晩つけた後は、煮沸した時と同じように、新聞紙に広げて風通しのいい日陰で乾燥させてくださいね。
どんぐりの煮沸の代わりにレンジを使うのは危険!
どんぐりの煮沸の代わりにレンジを使えば、煮沸消毒と同じ効果があるんじゃない?
煮沸の代わりとしてレンジを使うのはとても危険ですよ!絶対にやめてくださいね!!
最悪の場合、レンジが壊れたり、あなたがケガをしたりしてしまいますよ。
「生卵をレンジで加熱すると破裂する」という実験がよくテレビで放送されていますが、それと同じ原理ですね。
どんぐりの中の水分が膨張して、皮がその膨張に耐えられず破裂してしまいます。
何度も書いてしまいますが「どんぐりをレンジで加熱する」行為は危険なので絶対にやめてくださいね。
どんぐりの煮沸の後の色落ちを防ぐ方法
どんぐりを煮沸してしばらく保存していたら色落ちしていたの…。これを防ぐ方法ってあるのかしら?
どんぐりの色落ちは「木工用のニス」を活用すると防げますよ。
上のイラストのようにビニール袋に、木工用ニスとどんぐりを入れてフリフリすれば、簡単にコーティングできます。
ビニール袋はアイラップのような安いビニール袋で大丈夫ですよ↓↓
ニスを上手にコーティングするコツは、ビニール袋に入れるニスを少な目にしておくことです。足りなければ、少しずつ足していきましょう。
2~3回重ね塗りをすることで、きれいに仕上がります。
木工用ニスでどんぐりをコーティングすれば「色落ちを防げる」「艶(つや)が出て見た目がきれいになる」「割れにくくなる」と、一石三鳥ですよ♪
まとめ
- どんぐりの煮沸はジップロックよりもアイラップを使った方が楽
- ジップロックやアイラップの代わりに使い捨ての鍋を使って煮沸する方法もある
- どんぐりの煮沸は「選別⇒煮沸⇒乾燥」という手順で行う
- 「どんぐりを何分茹でるのか?」は実の大きさを見ながら3~10分以内にするのが目安
- どんぐりは煮沸の代わりに「ビニール袋に入れて冷凍する」「塩水につける」などの方法でも虫の駆除ができる
- どんぐりの煮沸の代わりにレンジを使うのは危険!
- どんぐりの色落ちを防ぐには「木工用ニス」を活用するのがおすすめ
ジップロックの代わりにアイラップを使うと楽に煮沸できるのね。早速試してみるわ。
私は、息子がたくさんどんぐりを拾ってきたから、冷凍する方法を試してみましょう♪
秋になると、お子さんはたくさんどんぐりを拾ってきますよね。私も小さいころ、公園でどんぐりを拾うのが大好きでした(笑)
「どんぐりの中には虫が住み着いている」なんて知ってしまったら「気持ち悪い」「捨ててきてほしい」と、思ってしまいますが、きちんと駆除すれば大丈夫ですよ。
今回、紹介した3つの方法はどれも簡単に試すことができますよ。
どんぐりを工作に使う際は、これらの方法で虫を駆除してから楽しんでくださいね♪
アイラップは買い置きしておくとゴミ袋や袋調理などいろいろなことに活用できますよ↓↓
下の図のような使い捨ての鍋もどんぐりの煮沸に活用できますよ↓↓
「お子さんがどんぐりをたくさん拾ってきて置き場に困る!!」そんな時は煮沸はしないで「どんぐり銀行」に預けるのもありですよ。
下の記事では、お子さんのおやつにピッタリの落花生やさつまいもを使った簡単レシピを紹介していますよ♪
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