ラカントのデメリットとメリットを解説!食べ過ぎるとどうなるのかについても説明していきます!
サラヤのラカントSのデメリットとしては「値段が高い」「冷たい飲み物に溶けにくい」「一部の人にとってはまずいと感じる場合がある」の3つです。
メリットとしては「使い方が簡単」「手軽に糖質の摂取が減らせる」の2つがありますよ。
「値段が高い」というデメリットは、ネットでまとめ買いをするなどすると、お得になる場合が多いですよ。
この記事では、ラカントSのデメリットとメリットについて、より詳しく解説していきます。
「値段が高い」「溶けにくい」「まずい」のデメリットへの対処法も紹介していきます。
「サラヤのラカントSを使ってみたいけれど、どのような甘味料なの?」と、疑問に思っているあなたは、ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。
ラカントSのデメリットは3つ!メリットも解説!
ラカントSのデメリットってあるの?
ラカントSのデメリットは以下の3つが挙げられます
- 値段が高い
- 溶けにくい
- まずい
● 値段が高い
サラヤのラカントSは砂糖よりも値段が高いです。以下の表は、楽天で調べた砂糖(上白糖)とラカントS(顆粒)の値段です。
値段(税込) | |
---|---|
上白糖(1kg) | 580円 |
ラカントS顆粒(800g) | 2,350円 |
※表の値段は楽天(2023年2月)の税込での値段です。
※表の商品は送料込みの値段です。
1袋の重さは異なりますが、ラカントSの方が砂糖の4倍の値段です。砂糖の代用として使うには「高い…。」と感じる方もいらっしゃるかもしれないですね。
ラカントSはネット通販でまとめ買いすると、送料無料でより安い価格で購入できます。下の表は、楽天で調べたラカントSの「単品」と「まとめ買い」の値段です。
値段(税込) | |
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ラカントS顆粒(単品) | 2,350円/1個 |
ラカントS顆粒(3個まとめ買い) | 1,850円/1個 |
※表の値段は楽天(2023年2月)の税込での値段です。
※表の商品は送料込みの値段です。
まとめ買いをすると、単品で購入するよりも安い値段で購入できる場合が多いです。
● 溶けにくい
ラカントは「冷たい飲み物に入れるとなかなか溶けない」というデメリットがあります。
また、ジャムやゼリーなど、冷たい状態で食べる料理に使うと、ジャリジャリとした食感が残る場合が多いです。
「冷たい飲み物やジャムやゼリーなどにラカントを使用したい」という場合は、下の画像のような液状のラカント(ラカントSシロップ)を使用するといいですよ↓↓
ラカントSシロップならば「溶けにくい」「ジャリジャリとした食感が残ってしまう」などのデメリットを解消できます。
温かい飲み物や食べ物には「ラカントS(顆粒タイプ)」、冷たい飲み物や食べ物には「ラカントSシロップ」と、上手に使い分けていくといいですね。
● まずい
ラカントには「まずい」という口コミがたまにあります。具体的には以下のような口コミがありましたよ。
- 人工甘味料のような後を引く甘さが苦手
- 自分には味が合わなくて、別の甘味料に変えた
- シロップはビタミン剤のような臭いがする
上記のように、ラカントには「まずい」という意見が一部あります。
私は、コーヒーにラカントSを入れて飲んでいますが「まずい」と、思ったことはありません。
ただ「少し後を引く甘さ」「砂糖よりも物足りない甘さ」を感じ、慣れるまでに少し時間がかかりました。
「ラカントは私の口に合うのかな?」と、心配な場合は少量タイプの商品から試してみるといいですよ。
私もスーパーで販売されていた120gの少量タイプのラカントSからお試ししてみました。
ラカントのメリットって何?
ラカントのメリットとしては以下の2つが挙げられますよ。
- 使い方が簡単
- 手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせる
● 使い方が簡単
ラカントのメリットの一つとして上げられるのが「使い方が簡単」という点です。
砂糖5gの代わりにラカントをつ合う場合は、5gのラカントで代用するといった感じです。簡単ですね。
ラカントと同じような甘味料として味の素株式会社から販売されているパルスイートがあります。
パルスイートは砂糖の約3倍の甘さがあります。
ですので、砂糖5gの代わりにパルスイートを使う場合は、砂糖の約1/3(約1.6g)の量を計算して使う必要があります。この計算はかなり面倒です…。
「使い方が簡単」という点は、ラカント最大のメリットですね。
●手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせる
サラヤのラカントSやラカントホワイトは、食べても体内で吸収されず、ほぼ全て体外へ排出されます。
「ほぼ全て体外へ排出される」ということはカロリーや糖質がほぼ吸収されない、実質、カロリーや糖質がほぼゼロということです。
ですので、砂糖の代わりとしてサラヤのラカントを使うことで、手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせます。
ダイエットをしている人にとっては、とっても嬉しいメリットですね。
ラカントは食べ過ぎるとどうなる?
ラカントって食べ過ぎるとどうなるの?
ラカントは食べ過ぎると「下痢になる」「味覚が鈍る」可能性がありますよ。
1.下痢になる
ラカントは、摂りすぎると下痢を引き起こす可能性があります。
原因は、ラカントの主成分であるエリスリトールにお腹を緩くする作用があるからです。
ですが、一度に大量に摂取しない限り、下痢になる可能性はかなり低いです。
「ラカントを食べて下痢になった!」という場合は、まず「摂取しすぎていないか?」を確認してくださいね。
2.味覚が鈍る
ラカントの「食べ過ぎ」「摂りすぎ」の状態が続くと味覚が鈍る可能性があります。
サラヤのラカントは砂糖とほぼ同じ甘さですが、微妙に味が異なります。
ですので、ラカントを使った食品を食べた際に「味が違う=物足りない=甘味が足りない」と体が錯覚し、甘味を足してしまうなどの悪循環を引き起こす可能性がありますよ。
このような危険性は「摂りすぎ」「食べ過ぎ」の場合に起こるのね。
ラカントの主成分であるエリスリトールの一日の摂取量上限は「50kgの成人で30~40gが目安」とのことですよ。
※上記のエリスリトールの一日の摂取量の上限は「三菱ケミカル株式会社」の情報を参考にしています。
ただし、エリスリトールに対してアレルギー反応がある人は、サラヤのラカントの摂取を控えましょう。
エリスリトールに対してアレルギー反応がある人がラカントを食べると「下痢」「かゆみ」「気持ち悪くなる」など、体に悪い影響が出る可能性があります。
※エリスリトールはサラヤのラカントに使われている甘さの主成分です。
エリスリトールへのアレルギー反応が見られる人は「100万人中1人いるか」というくらいかなり低い確率です。
平成9年の厚生労働省の全国調査によると、なんらかの食品によるアレルギー症状を経験したことのある人は「100人中7人ほど」とのこと。
このことからもエリスリトールに対してアレルギー反応が出る人の確率は、かなり低いことがわかります。
ですので、過剰に心配する必要はないと考えられます。
ですが、もしも、サラヤのラカントを食べた後に体の「かゆみ」や「気持ち悪くなる」など異常が見られた場合は、すぐに使用をやめましょう。
症状が重い場合は、かかりつけのお医者さんに相談してくださいね。
サラヤのラカントとは?
サラヤのラカントとは「エリスリトール」と「羅漢果エキス」から成る甘味料です。
エリスリトールは、トウモロコシのでんぷん由来の甘さで、ワインや日本酒、きのこなど、自然界に存在する甘さです。
自然界に存在する甘さなら安心するわ。
使用されているトウモロコシは遺伝子組み換えしていないものを使用していますよ。
エリスリトールは砂糖の7割ほどの甘さしかありません。ですので、もう少し甘さを足さないと、砂糖の代用として使っても物足りなさを感じます。
そこで、サラヤのラカントには、追加の甘さとして高純度の羅漢果(らかんか)エキスを使用しています。
サラヤのラカントの甘さは、エリスリトールと羅漢果エキスの2種類だけ(どちらも自然界に存在する甘さ)です。
羅漢果とは?何?
羅漢果とはウリ科の多年生草木です。古くから中国で漢方薬(長寿の果実)として利用されている作物ですよ。
高純度の羅漢果エキスの甘さは、なんと砂糖の300倍!耳かき1杯ほどのエキスで2Lの水が十分に甘くなるとのこと。
羅漢果は中国でしか栽培できない決まりになっており、日本に輸入するには抽出エキスにするか乾燥果実にする必要があります。
ですので、ラカントSやラカントホワイトの原料は中国から抽出エキスとして輸入しています。
ラカントSやラカントホワイトを作るまでには、何か問題があっても原因の究明や対策がスピーディーにできるように、細かい品質管理がされていますよ。
ラカントSはネットショップでまとめ買いをすると、1個購入する場合よりも安く、送料が無料になる商品も多いですよ↓↓
まとめ
- ラカントのデメリットは「値段が高い」「溶けにくい」「まずい」の3つがある
- ラカントのメリットは「使い方が簡単」「手軽にカロリーや糖質の摂取量が減らせる」という点
- サラヤのラカントは食べ過ぎると「下痢」や「味覚が鈍る」可能性がある
「値段が高い」というラカントのデメリットは、ネットでのおまとめ購入でお得になる場合が多いですよ。
「溶けにくい」というデメリットに関しては、ラカントSシロップを使うことで解消されます。
「値段が高い」「溶けない」という、ラカントのデメリットは、上記のような方法で改善できます。
あなたの食生活に、上手にラカントを取り入れてみてくださいね。
ラカントについてはこちらの記事も参考にしてくださいね↓↓