ラカントの危険性は2つ!食べ過ぎに注意!デメリットは3つある!?体に悪いという噂は本当か?

ラカントは「30~40gを一日の摂取量の上限目安(体重50kgの人)」で使用すれば危険性はほとんどありません。
※上記のラカント(エリスリトール)の一日の摂取量の上限は「三菱ケミカル株式会社」の情報を参考にしています。
この記事では「サラヤのラカントSやラカントホワイトの危険性は何?」について詳しく解説していきます。
合わせて以下のような内容についても分かりやすく説明していきますよ。
- ラカントのデメリットは?
- 糖尿病になるや体に悪いという噂は本当?
- 中国由来の原料が使われているので不安…大丈夫?
- ラカントとは?
- ラカントとパルスイートの違いは?
サラヤのラカントは糖尿病の患者さんでも利用できる甘味料です。
ですが「摂りすぎ」「食べ過ぎ」には注意が必要です。この記事を読んで、事前に注意点を確認してみてくださいね。
ラカントはまとめ買いをすると、単品で購入するよりも安い値段で購入できる場合が多いです。送料無料になることも多いのでお得ですよ。

ラカントの危険性は食べ過ぎるとあり!

ラカントとは体に悪いって聞いたの…。どんな危険性があるの?体に悪い甘味料なの?

ラカントは食べ過ぎた場合、体に悪い影響が起こる可能性がありますよ。
サラヤのラカントSやラカントホワイトは、摂りすぎの状態が続くと以下の2つの危険性が出てきます。
- 下痢になる
- 味覚が鈍る
1.下痢になる
ラカントは、摂りすぎると下痢を引き起こす危険性があります。
原因は、ラカントの主成分であるエリスリトールにお腹を緩くする作用があるからです。
ですが、一度に大量に摂取しない限り、下痢になる可能性はかなり低いです。
「ラカントを食べて下痢になった!」という場合は、まず「摂取しすぎていないか?」を確認してくださいね。
2.味覚が鈍る
ラカントの「食べ過ぎ」「摂りすぎ」の状態が続くと味覚が鈍る危険性があります。
サラヤのラカントは砂糖とほぼ同じ甘さですが、微妙に味が異なります。
ですので、ラカントを使った食品を食べた際に「味が違う=物足りない=甘味が足りない」と体が錯覚し、甘味を足してしまうなどの悪循環を引き起こす可能性がありますよ。

このような危険性は「摂りすぎ」「食べ過ぎ」の場合に起こるのね。

ラカントの主成分であるエリスリトールの一日の摂取量上限は「50kgの成人で30~40gを目安に」とのことですよ。
※上記のエリスリトールの一日の摂取量の上限は「三菱ケミカル株式会社」の情報を参考にしています。
ただし、エリスリトールに対してアレルギー反応がある人は、サラヤのラカントの摂取を控えましょう。
エリスリトールに対してアレルギー反応がある人がラカントを食べると「下痢」「かゆみ」「気持ち悪くなる」など、体に悪い影響が出る可能性があります。
※エリスリトールはサラヤのラカントに使われている甘さの主成分です。
エリスリトールへのアレルギー反応が見られる人は「100万人中1人いるか」というくらいかなり低い確率です。
平成9年の厚生労働省の全国調査によると、なんらかの食品によるアレルギー症状を経験したことのある人は「100人中7人ほど」とのこと。
このことからもエリスリトールに対してアレルギー反応が出る人の確率は、かなり低いことがわかります。
ですので、過剰に心配する必要はないと考えられます。
ですが、もしも、サラヤのラカントを食べた後に体の「かゆみ」や「気持ち悪くなる」など異常が見られた場合は、すぐに使用をやめましょう。
症状が重い場合は、かかりつけのお医者さんに相談してくださいね。
ラカントSのデメリットは3つ!メリットも解説!

ラカントSのデメリットってあるの?

ラカントSのデメリットは以下の3つが挙げられます
- 値段が高い
- 溶けにくい
- まずい
● 値段が高い
サラヤのラカントSは砂糖よりもかなり値段が高いです。以下の表は、楽天で調べた砂糖(上白糖)とラカントS(顆粒)の最安値です。
値段(税込) | |
---|---|
上白糖(1kg) | 580円 |
ラカントS顆粒(800g) | 2,350円 |
※表の値段は楽天(2023年2月)の税込での値段です。
※表の商品は送料込みの値段です。
1袋の重さは異なりますが、ラカントSの方が砂糖の4倍の値段です。砂糖の代用として使うには「高い…。」と感じる方もいらっしゃるかもしれないですね。
ラカントSはネット通販でまとめ買いすると、送料無料でより安い価格で購入できます。下の表は、楽天で調べたラカントSの「単品」と「まとめ買い」の値段です。
値段(税込) | |
---|---|
ラカントS顆粒(単品) | 2,350円/1個 |
ラカントS顆粒(3個まとめ買い) | 1,850円/1個 |
※表の値段は楽天(2023年2月)の税込での値段です。
※表の商品は送料込みの値段です。
まとめ買いをすると、単品で購入するよりも1袋500円ほど安い値段で購入できます。3個だと、約1500円もお得にゲットできますよ↓↓

● 溶けにくい
ラカントは「冷たい飲み物に入れるとなかなか溶けない」というデメリットがあります。
また、ジャムやゼリーなど、冷たい状態で食べる料理に使うと、ジャリジャリとした食感が残る場合が多いです。
「冷たい飲み物やジャムやゼリーなどにラカントを使用したい」という場合は、下の画像のような液状のラカント(ラカントSシロップ)を使用するといいですよ↓↓

ラカントSシロップならば「溶けにくい」「ジャリジャリとした食感が残ってしまう」などのデメリットを解消できます。
温かい飲み物や食べ物には「ラカントS(顆粒タイプ)」、冷たい飲み物や食べ物には「ラカントSシロップ」と、上手に使い分けていくといいですね。
● まずい
ラカントには「まずい」という口コミがたまにあります。具体的には以下のような口コミがありましたよ。
- 人工甘味料のような後を引く甘さが苦手
- 自分には味が合わなくて、別の甘味料に変えた
- シロップはビタミン剤のような臭いがする
上記のように、ラカントには「まずい」という意見が一部あります。
私は、コーヒーにラカントSを入れて飲んでいますが「まずい」と、思ったことはありません。
ただ「少し後を引く甘さ」「砂糖よりも物足りない甘さ」を感じ、慣れるまでに少し時間がかかりました。
ロハスタイルのラカンカプレミアムは「おいしい」という口コミが目立つカロリーゼロの甘味料ですよ↓↓

サラヤのラカントが、口に合わない場合は、ロハスタイルのラカンカプレミアムも試してみるといいですね。

ラカントのメリットって何?

ラカントのメリットとしては以下の2つが挙げられますよ。
- 使い方が簡単
- 手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせる
● 使い方が簡単
ラカントのメリットの一つとして上げられるのが「使い方が簡単」という点です。
砂糖5gの代わりにラカントをつ合う場合は、5gのラカントで代用するといった感じです。簡単ですね。
ラカントと同じような甘味料として味の素株式会社から販売されているパルスイートがあります。
パルスイートは砂糖の約3倍の甘さがあります。
ですので、砂糖5gの代わりにパルスイートを使う場合は、砂糖の約1/3(約1.6g)の量を計算して使う必要があります。この計算はかなり面倒です…。
「使い方が簡単」という点は、ラカント最大のメリットですね。
●手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせる
サラヤのラカントSやラカントホワイトは、食べても体内で吸収されず、ほぼ全て体外へ排出されます。
「ほぼ全て体外へ排出される」ということはカロリーや糖質がほぼ吸収されない、実質、カロリーや糖質がほぼゼロということです。
ですので、砂糖の代わりとしてサラヤのラカントを使うことで、手軽にカロリーや糖質の摂取が減らせます。
ダイエットをしている人にとっては、とっても嬉しいメリットですね。
糖尿病になるや体に悪いという噂は誤解!
「ラカントは糖尿病になりやすくなる」「体に悪い」などの噂が出たことがありました。ですが、それは誤解です。
サラヤのラカントの糖質の主成分は「エリスリトール」です。
人間の体は、エリスリトールを栄養素(エネルギー)として活用できません。そのため、摂取したエリスリトールは尿中にほぼ全て排出されます。
日本病態栄養学学会誌にも「ラカントSは血糖値とインスリン値にほぼ影響を与えない」という研究結果が載っています。
ですので、サラヤのラカントは糖尿病の方でも利用できる甘味料です。
血糖値の上昇やインスリンの分泌については、下の図を参考にしてくださいね。

上記のような理由から「ラカントは糖尿病になる」「ラカントは体に悪い」という噂は、誤解と言えます。
ただし「ラカントSは血糖値とインスリン値にほぼ影響を与えないから♪」と、食べ過ぎるのは注意してくださいね。
食べ過ぎると前述で解説したように「下痢になる」「味覚が鈍る」などの危険性が出てきます。
また、味覚が鈍ることで、より甘いものを欲するようになり、糖尿病のリスクを上げてしまう危険性も出てきます。
ラカントも砂糖と同じように適量を守って使用するようにしてくださいね。
中国からの原料は体に悪いのでは?
サラヤのラカントに使用されている羅漢果(ラカンカ)エキスは、中国から取り寄せています。

「海外の食品=体に悪い」というイメージがあるわ。

サラヤでは中国で作られる羅漢果エキスの品質管理を徹底しています。ですので、安全性が高い甘味料ですよ。
サラヤでは中国で作られる高純度の羅漢果エキスに対して、以下のような管理を行っています。
- 原料の羅漢果は空気と水がきれいな桂林地区で栽培したものを使用している
- 原料の羅漢果は契約した農家のものだけを使用している
- 農家には羅漢果の育成記録を付けてもらう
- 羅漢果は収穫前にサラヤの基準を満たしているかチェックされ合格したものだけを使用している
- 羅漢果エキスを抽出する過程で農薬の残留検査、重金属検査、微生物検査などを行っている
- 検査結果の報告はサラヤのホームページから閲覧可能
サラヤのラカントSやラカントホワイトは、何か問題があっても原因の究明や対策がスピーディーにできるように、上記のような管理がされています。
ですので、安全性が高い甘味料と言えますよ。
サラヤのラカントとは?
サラヤのラカントとは「エリスリトール」と「羅漢果エキス」から成る甘味料です。
エリスリトールは、トウモロコシのでんぷん由来の甘さで、ワインや日本酒、きのこなど、自然界に存在する甘さです。

自然界に存在する甘さなら安心するわ。

使用されているトウモロコシは遺伝子組み換えしていないものを使用していますよ。
エリスリトールは砂糖の7割ほどの甘さしかありません。ですので、もう少し甘さを足さないと、砂糖の代用として使っても物足りなさを感じます。
そこで、サラヤのラカントには、追加の甘さとして高純度の羅漢果(らかんか)エキスを使用しています。
サラヤのラカントの甘さは、エリスリトールと羅漢果エキスの2種類だけ(どちらも自然界に存在する甘さ)です。


羅漢果とは?何?

羅漢果とはウリ科の多年生草木です。古くから中国で漢方薬(長寿の果実)として利用されている作物ですよ。
高純度の羅漢果エキスの甘さは、なんと砂糖の300倍!耳かき1杯ほどのエキスで2Lの水が十分に甘くなるとのこと。
羅漢果は中国でしか栽培できない決まりになっており、日本に輸入するには抽出エキスにするか乾燥果実にする必要があります。
ですので、ラカントSやラカントホワイトの原料は中国から抽出エキスとして輸入しています。
ラカントSはネットショップでまとめ買いをすると、1個購入する場合よりも安く、送料が無料になる商品も多いですよ↓↓

ラカントとパルスイートの違いは甘さの成分
味の素から販売されているパルスイートの甘さの主成分は「エリスリトール」です。この点はサラヤのラカントと同じですね。
そして、パルスイートには追加の甘味として「アスパルテーム」や「アセスルファムK」などの甘味料が使われています。詳しい成分は下の写真を参考にしてくださいね。

アスパルテームはアミノ酸由来の人工甘味料で、自然界に存在しない甘さです。
※アスパルテームはアスパラギン酸とフェニルアラニンが結合した物質です。加工品、お菓子、ジュースにもよく使われています。
サラヤのラカントは「自然界に存在する甘さ」味の素のパルスイートは「自然界に存在しない甘さ(人工甘味料)」を使用しているところが大きな違いです。

自然界に存在しない「甘さ」って食べるのに少し抵抗があるわね。

アスパルテームは厚生労働省に安全性が認められ、使用が許可された食品添加物ですよ。
ですので、使用量をきちんと守っていれば体に悪いことはありません。
しかし、一部の人の間では「アスパルテームは体に悪い」と言われています。
厚生労働省が安全と言っている一方で「体に悪い」と言っている人がいるなんてちょっと不思議ですよね。
おそらく「人工甘味料=体に悪い」と、言われていた頃の考え方が残っていると考えられます。
次は「パルスイートに使われている甘さが体に悪い」と言われている理由について、簡単に解説していきます。
※フェニルケトン尿症の方は、アスパルテームを使った商品を食べる際にはお医者さんへの相談が必要です。
パルスイートは体に悪い?
パルスイートに使われている甘さ(アスパルテーム)を摂りすぎると、以下のような「体に悪い症状が出る可能性がある」という論文報告があります。
- 中毒性がある
- 頭痛
- うつ症状
- 知能低下
- 不眠症
- 不安感
- 疲れを感じる
この研究は、主にラットを使って「高濃度のアスパルテームやアスパルテームに含まれるフェニルアラニンを投与した」という研究です。
しかも「上記のような体に悪い症状が出る可能性がある」という報告だけで「確実に体に悪い症状が出る」という論文や報告は見つけられませんでした。
パルスイートの一日摂取許容量は、体重50kgの人で100g前後。砂糖に換算すると約400g相当です。
一日にこんなに多くのパルスイートを摂取する可能性はかなり低いですよね。
ですので「パルスイートに使われている甘さ(アスパルテーム)は体に悪い」という意見に関しては、そんなに心配する必要はないと考えられます。
※パルスイートは砂糖の3倍の甘さがあります。そのため、使用量は砂糖の1/3の量で大丈夫です。
まとめ
- サラヤのラカントは過剰に摂取すると「下痢」や「味覚が鈍る」など体に悪い影響が出る危険性があるが使用量を守れば安全性の高い甘味料
- サラヤのラカントはエリスリトールにアレルギー反応を起こす人は摂取を控えた方がいい
- サラヤのラカントのデメリットは「値段が高い」「溶けにくい」などが挙げられる
- サラヤのラカントとは自然界に存在する甘さ(エリスリトール・羅漢果のエキス)を使用している
- 味の素のパルスイートのは自然界に存在しない甘さ(アスパルテームなどの人工甘味料)を使用している

サラヤのラカントは大量に食べなければ、ほぼ危険性はないのね。

そうですね。決められた使用量をきちんと守って、体にやさしい食生活が送れるといいですね。
ラカントはまとめ買いをすると、単品で購入するよりも安い値段で購入できる場合が多いです。送料無料になることも多いのでお得ですよ。

アルロースにはラカントと同様の効果にプラスして脂肪燃焼の効果があるとのこと。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね↓↓
ラカントについてはこちらの記事も参考にしてくださいね↓↓
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