とうもろこしの収穫が早すぎや収穫遅れのタイミングを解説!収穫の見極め方3つも紹介♪
とうもろこしの収穫が早すぎるのは、以下のような状態の時です。
- ひげが黄色くみずみずしい
- 実が柔らかい
- 実の色が白っぽい
上記のような状態のとうもろこしは、まだ、収穫には早すぎです。ですので、収穫するのはもう少し後にしてくださいね。
この記事では、とうもろこしの収穫が早すぎる状態について、詳しく解説していきます。
また、収穫遅れの状態や収穫の見極め方のポイント3つも解説していきますよ。
「甘~いプリプリのとうもろこしを収穫したい!」というあなたは、ぜひ、この記事をチェックしてみてくださいね。
とうもろこしの収穫のタイミングが早すぎの状態を解説!
とうもろこしの収穫のタイミングが早すぎるのってどんな状態?
とうもろこしの収穫のタイミングが早すぎるのは、以下のような状態の時ですよ。
● ひげが黄色くみずみずしい
とうもろこしは、収穫のタイミングがまだ早い状態では、黄色くみずみずしいです。
収穫適期になるとひげが先から茶色っぽく変色し、サラサラと乾燥している状態になります。
ですので「ひげが黄色っぽくみずみすしい」という状態の時は、まだ収穫のタイミングが早すぎと判断し、もう少し収穫を遅らせましょう。
● 実が柔らかい
実が柔らかいとうもろこしは、収穫適期を迎えていない証拠です。
ですので、皮の上から実を触ってみて「弾力がいまいち…。まだ柔らかいかな…。」と、感じたら「収穫はまだ早すぎ」と、判断しもう少し待ってから収穫するようにしてくださいね。
とうもろこしの実は、収穫適期になると、プリプリっとしっかりとした弾力がありますよ。
● 実の色が白っぽい
とうもろこしの実の色は、収穫のタイミングが早すぎる時は白っぽいです。
収穫適期になると、黄色やオレンジ色に色づきますよ。
そのため、実の色が白っぽい状態の時は「まだ収穫には早すぎ」と判断し、もう少し収穫を遅らせましょう。
品種によっては、実が白いとうもろこしがあります。そのようなとうもろこしを収穫している場合は、実の色での収穫適期の見極めは難しいですよ。
ですので、実の色が白いとうもろこしの収穫適期の見極めは「ひげ」と「実の弾力」などで判断してくださいね。
とうもろこしの収穫遅れの状態を解説!
とうもろこしの収穫遅れってどんな状態なの?
とうもろこしが収穫遅れになると、以下のような状態になりますよ。
● ひげが完全に枯れている
とうもろこしのひげが完全に枯れている状態での収穫は、収穫遅れの可能性が高いです。
ですので、ひげの先端が茶色く変色し始めたら、こまめに実の色や弾力を確認し、収穫のタイミングを見極めるようにしてくださいね。
本数を多めに植えている場合は、1本試しに収穫してみて食べてみてもいいでしょう。
我が家では、収穫時期が少し早すぎる頃から収穫して、味の変化を楽しんで食べていますよ。
● 実がシワシワ
とうもろこしは収穫が遅れると、実がシワシワになってしまいます。
食べたときのみずみずしさや、プリッとした食感がなくなって、美味しくないですよ。
また、収穫遅れの状態のとうもろこしは糖度も落ちますので、ぼやけた感じの味になります。
我が家では、母が「もったいない!」と言って、収穫遅れのとうもろこしを収穫して、茹でたものを食卓に出しています。
正直に言って、実はパサパサで、甘みはなく、おいしくないです。
ですので、収穫遅れのとうもろこしを食べる場合はスープに入れたり、シチューや炒めものに入れたりして食べるのがおすすめです。
収穫の見極め方は3つ!まずはひげを見るべし!
とうもろこしの収穫の見極め方が知りたいわ。
とうもろこしの収穫の見極め方は、以下の3つを観察しましょう。
● ひげ
成熟したとうもろこしのひげは茶色に変わり、乾燥してきます。
黄色くみずみずしいひげをしているとうもろこしは、まだ、収穫適期ではありません。
ひげが茶色く変色しはじめたら「そろそろ収穫してもいい頃かな…。」と、こまめに実の弾力や色を観察するようにしてくださいね。
● 実の弾力や形
とうもろこしの収穫の見極めのポイントの2つ目としては「実の弾力」を確認することです。
皮の上から実を触ってみて「プリプリっとした感触」「実の先端が丸みを帯びている」という状態ならば、収穫適期のサインです。
「触ってもよく分からない…。」という場合は、先端の皮を少しめくってみて、実の状態を確認するといいですよ。
● 実の色
とうもろこしは、収穫適期になると、実が黄色になります。
実が黄色い品種で、実の色がまだ白い場合は、収穫が早すぎです。ですので、収穫は、もう少し遅らせましょう。
以上が、とうもろこしの収穫の見極め方3つです。
とはいえ、とうもろこしの収穫適期の見極めは、けっこう難しいです。
収穫遅れのとうもろこしよりも、少し収穫が早いとうもろこしの方が少し甘みは落ちますが、おいしく食べられます。
ですので「少し早すぎかな?どうしようかな…。」という頃のタイミングから、収穫を始めてしまうのもありですよ。
収穫は夕方でも大丈夫?時間はいつがベスト?
とうもろこしの収穫は、夕方でも大丈夫?時間はいつがベストなの?
とうもろこしの収穫は夕方でも大丈夫です。
ですが、とうもろこしの収穫の時間は朝がおすすめです。
朝に収穫したとうもろこしの方が、夕方に収穫したとうもろこしよりも、より甘くおいしいです。
とうもろこしの実に含まれる糖は、朝から夕方の気温が上がるにつれて、デンプンに変わってしまいます。
ですので、糖がたっぷりと蓄えられた甘いとうもろこしが食べたいならば、収穫の時間は朝にした方がいいですよ。
また、朝に収穫したとうもろこしは、時間が経つにつれて、甘みが失われていきます。
ですので、収穫後は、できるだけ早く茹でたり、焼いたりして食べるのがおすすめですよ。
とうもろこしは、夕方に収穫しても大丈夫ですが、可能ならば、朝に収穫することをおすすめします。
朝に収穫することで、甘みが一番詰まった状態のとうもろこしを収穫できますよ。
収穫が早すぎたときの食べ方を紹介!未熟でも食べられる♪
収穫が早すぎた時のとうもろこしのおすすめの食べ方って何?
収穫が早すぎた時のとうもろこしは、以下のように調理して食べるのがおすすめです。
● ソテーにして甘みを引き出す
粒を茹でた後に、バターと共にフライパンでソテーします。
塩や砂糖を加えることで、自然な甘みを強調できます。
● スープやシチューにする
とうもろこしはスープやシチューに加えると、野菜の旨みが溶け出して、風味豊かな一品になります。
● パンやパンケーキの具材として使う
未熟な粒を細かく切って生地に混ぜ込んだり、トッピングとして利用することで、食感と彩りをプラスします。
● サラダの具材に
茹でてサッと冷まし、サラダの具材として使用します。未熟なりに柔らかさがあるため、さっぱりとした食感を楽しめますよ。
これらの方法で、未熟なとうもろこしもおいしく食べることができますよ。
収穫後の保存方法を紹介!
収穫後のとうもろこしの保存方法が知りたいわ。
収穫後のとうもろこしは、すぐ食べる場合は冷蔵保存、長期間保存する場合は冷凍保存がおすすめですよ。
皮を付けたまま冷蔵保存する
とうもろこしは、収穫後2~3日ほどで食べきれる場合の保存方法は、冷蔵がおすすめです。
収穫後のとうもろこしを、皮を付けたままの状態で、新聞紙やキッチンペーパーでさらに包んで、野菜室で保存します。
葉で包まれた状態で冷蔵保存することで、水分が保たれ、鮮度を長く保つことができますよ。
芯から実をはがして冷凍保存する
たくさん収穫できて、2~3日で食べきれないとうもろこしの保存方法は、芯から実をはがして、冷凍しておくのがおすすめです。
スープや炒め物をするときに、ササッと冷凍庫から取り出して使えるので、便利ですよ。
実が無くなった芯は、軽く煮込めばスープのダシになります。
とうもろこしは収穫後、すぐに品質が落ち始めます。
ですので、収穫後は、できるだけ早く食べてあげてくださいね。