安納芋は収穫後にすぐ食べるとおいしくない!?さつまいもの食べ頃は?天日干しのやり方や洗うのはOKなのかについても♪
安納芋は収穫後すぐよりも、熟成させて食べる方がおいしいですよ。
この記事では「収穫後の安納芋をすぐ食べるとなぜおいしくないのか?」について詳しく解説していきます。
また、以下の内容についても分かりやすく説明していきますよ。
- さつまいもの食べ頃は?
- さつまいもの天日干しや保存のやり方は?
- さつまいもを収穫後に洗うのはOK?
「収穫したさつまいもをすぐに食べたい!」というあなた!まずこの記事を読んでみてくださいね。
さつまいもの天日干しができない場合はサーキュレーターを使って乾燥させることで長期保存できるようになりますよ↓↓
安納芋を収穫後にすぐ食べるのはOK?食べ頃は?
安納芋を収穫後すぐに食べるのは大丈夫なの?
安納芋は収穫後すぐに食べてもあまりおいしくありません。
ですので、収穫後すぐに食べるのはおすすめできませんよ。
収穫後の安納芋は、水分が多いです。また、糖よりもデンプンの方が多いです。
これらの理由から、収穫後すぐの安納芋を食べても、特有のネットリとした甘味はありません。また、パサパサ感が強くおいしくありませんよ。
ですので、安納芋は収穫後すぐ食べるのではなく、天日干しをして水分を抜き、熟成させて食べるのがおすすめです。
収穫した後のさつまいもの食べ頃っていつなの?
さつまいもは収穫後1〜2か月経った時が食べ頃です。
さつまいもは、収穫後に天日干しをした後に保存することで、熟成されます。1〜2か月かけてタンパク質が糖へとゆっくり変化し、あま~いさつまいもへと変化しますよ。
安納芋の場合は甘くなるまで熟成させることで、特有のネットリ感が出てきますよ。
「芋が大量にある」「長期保存が厳しい」という場合は、収穫後2~3週間保存するだけでも、熟成がある程度進んでいます。
ですので収穫後2~3週間目から少しずつ食べてみてくださいね。
ネットリ系の安納芋は、スイートポテトや焼き芋、芋きんとんなどのスイーツ系のレシピに使用するのがおすすめですよ。
さつまいもを収穫後に天日干しして保存する方法
収穫後のさつまいもの天日干しや保存ってどうやるの?
さつまいもの天日干しや保存は以下の手順でやりますよ。
天日干し
- 収穫したさつまいもの土を軽く落とし、まる1日天日干しする
- 天日干しが終わったら風通しの良い日陰に1週間ほど置いて天日干しは完了
保存・熟成
- 天日干しが終わったさつまいもに付いた土をやさしく払い落す(軍手で軽くこするとポロポロと落ちる)
- 土を払い終わったさつまいもを1個ずつ新聞紙に包む(1個ずつが面倒な場合は2~3個ずつでも大丈夫)
- 新聞紙で包んださつまいもを段ボールや発泡スチロールに入れて箱の中が9℃以下の環境にならない場所に置いておく
保存・熟成の手順1で、さつまいもについた土を払い落す際は、芋が傷つかないようにしてくださいね。
傷が付いてしまうと、腐るリスクが上がってしまいます。
もしも、傷が付いているさつまいもを見つけたら、選別して早めに食べるようにしてくださいね。
保存・熟成の手順3で、新聞紙に包んださつまいもを段ボールや発泡スチロールに入れる際には、箱の上や横に数か所、空気穴を作っておきましょう。
空気穴を作っておくことで、箱の中に湿気が溜まって腐るリスクを少し下げることができます。
箱を重ねないならば、穴を作るのではなく、箱の口を軽く開けておくといいですよ。
また、さつまいもは、8℃以下の環境にさらされると質が落ちたり、腐ったりします。
ですので、真冬は箱の中の温度ができるだけ8℃以下に下がらないように保存してください(さつまいもを保存するのに適した温度は13〜15℃です)。上手に保存すると5〜6月頃まで楽しめますよ。
箱の中に下の画像のようなもみ殻を敷いて芋を埋めておくと、保温性がグッと上がります↓↓
箱の中の温度が8℃以下に下がっていないか確認するために、下のようなコンパクトな温度計を入れておくといいですよ。最低・最高温度も表示してくれます↓↓
天日干しの場所や風通しのいい日陰のスペースが確保できない場合は、風通しのいいコンテナにさつまいもを並べて、扇風機やサーキュレーターなどで風を送りながら乾燥させるといいですよ。
さつまいもを収穫後に洗うのはNG!
収穫後のさつまいもを洗うのは大丈夫なの?
収穫後のさつまいもを洗うのはNGです。
特に長期保存する予定のさつまいもを洗うのは止めておいた方がいいです。
さつまいもは、洗うと芋が水気を含んでしまいます。結果的にカビが生える・腐るリスクが高くなってしまいますよ。
「土付きのまま保存するのはちょっと抵抗がある…。」と思っても、洗うのは我慢しておいたほうがいいでしょう。
土は、天日干しをすれば、ある程度きれいに落とせます。
また、保存の際に新聞紙で包んでおけば、ボロボロと落ちることはありません。
ですので、さつまいもを洗うのはできれば「収穫後すぐ」ではなく「食べる直前」にしてくださいね。
まとめ
- 安納芋は収穫後すぐ食べると水分が多く糖が少ないのでおいしくない
- さつまいもの食べ頃は収穫後1〜2週間経った頃
- 収穫後のさつまいもは天日干しを1日し日陰干しを1週間ほどすることで長期保存できる
- さつまいもは段ボールや発泡スチロールに入れて8℃以下にならないようにすると長期保存できる
- さつまいもを収穫後に洗うのは止めておいた方がいい
収穫後の安納芋をすぐ食べるのは止めておいた方がいいのね。
すぐ食べるのを我慢してしっかり熟成させることで甘〜い安納芋を堪能できますよ♪
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