にんにくを収穫の後すぐ食べるには?収穫後は洗う?保存の方法や保存期間の目安も解説♪
収穫してすぐのにんにくはスゴくみずみずしく、乾燥させたにんにくとはまた違った食感を楽しめます。長期保存したい場合は収穫後に乾燥作業を行ってくださいね。
家庭菜園にチャレンジしているあなたに、図解や漫画で分かりやすく解説されているこちらの本はおすすめですよ。
この記事では、収穫したてのにんにくにを「すぐ食べるにはどうしたらいいのか?」「洗うのか?」「おすすめのレシピは?」について解説いていきます。
収穫したてのフレッシュなにんにくを味わう方法から、にんにくを長期保存する方法まで一気に知ることができますよ。
「収穫したにんにくをすぐ食べたい!」「収穫した後のにんにくの処理や保存のやり方を知りたい!」というあなたは、ぜひチェックしてみてくださいね。
にんにくを収穫の後にすぐ食べるには?洗うのはOK?
にんにくは収穫の後にすぐ食べることができるの?ふつうは乾燥させるわよね。
にんにくは収穫の後にすぐ食べることができます。乾燥は長期間保存するために行う作業ですよ。
収穫したてのにんにくを食べる場合は、収穫して乾燥させることなく、家に持って帰りましょう。
持ち帰った後は下の画像のように、土を軽くはたき落として根切りし、葉を切り落としましょう。
にんにくは収穫の後に洗うのかしら?土汚れが気になるわ。
すぐ食べる場合は洗って大丈夫です。長期保存するにんにくを洗うのはNGですよ。
乾燥させるにんにくや数日後に食べるにんにくを洗うと腐る原因になります。
ですので、保存するにんにくは洗わないようにしてくださいね。
土汚れが気になる場合は一番外側の皮をむいてください。そうすれば、洗う必要のないくらいきれいなにんにくが出てきます。
お尻の土汚れが気になる場合は、硬く絞ったタオルなどでふき取ってくださいね。
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収穫後すぐ食べるのにおすすめのレシピ
ニンニクを収穫した後、すぐに食べる場合は以下のようなレシピがおすすめです。
- ホイル焼き
- 生でお刺身の薬味やサラダのトッピング
- 味噌や醤油などに漬け込む
●ホイル焼き
「ニンニクのホイル焼き」のレシピは以下の通りです。収穫してすぐのニンニクで、ぜひ作っていただきたいレシピです。
- アルミホイルを2重にして器を作る
- ニンニクを1片ずつにバラして皮をむく
- ホイルの器にニンニクをいれ油をひと回しかけ塩をふる
- トースターで7〜10分加熱して爪楊枝がスッと入るくらい柔らかくなったら完成!
収穫したてのニンニクはジャガイモのようなホクホクとした食感でいくらでも食べられます♪簡単なおつまみとしても最高の一品ですよ。
●生でお刺身の薬味やサラダのトッピング
収穫後すぐのニンニクは、乾燥したものとは異なりシャキシャキとしたフレッシュな食感です。
生でスライスしてお刺身の薬味やサラダのトッピングにすると、収穫の時期にしか味わえない贅沢な一品になりますよ。
特にカツオのお刺身とスライスニンニクの相性は抜群です(おろしでもおいしいです)♪私は結婚してからこの組み合わせでの食べ方を知ったのですが本当に感動しました(笑)
ただ、生のニンニクは刺激が強い食べ物です。ですので胃腸が弱い方は、加熱したものを食べた方が安心ですよ。
●味噌や醤油などに漬け込む
収穫後すぐのニンニクは、以下のような調味料に漬け込むと長期間保存が可能です。
- 味噌
- 醤油
- はちみつ
- お酢
- 油
漬けておいた味噌や醤油は、チャーハンや炒め物に、はちみつやお酢はドレッシングや餃子のたれなどに少し加えるのがおすすめです。
普段の料理が一段階レベルアップしますよ。
また、サラダ油やオリーブ油にみじん切りのニンニクを漬け込んでおくと、ペペロンチーノなどがササッと作れる万能オイルができます♪
※ニンニクは1日10g(4g)程度を目安に食べるようにしてください。食べ過ぎには注意です。
収穫の後の保存は冷凍がおすすめ!
収穫後のにんにくの保存方法はどうすればいいのかしら?
にんにくの収穫後の保存方法は冷凍がおすすめです。冷凍しておくと6か月ほど保存が可能ですよ。
にんにくの保存冷凍は、以下のようにあなたがよく使う形に切り、小分けにしておくのがおすすめです。使い勝手が良く、料理の時短にもつながりますよ。
- 皮付きで1片ずつ
- みじん切り
- すりおろし
- スライス
●皮付きで1片ずつ
皮付きで1片ずつの保存冷凍の仕方
- にんにくを1片ずつバラバラにする
- 1片ずつラップで包む
- フリーザーバッグに入れてしっかり密閉し冷凍庫に入れる
使うとき
- 冷凍庫から取り出し根の部分を切り落とす
- 1分ほど水につける
- 皮をむく(するりとむけます)
にんにくは保存冷凍してもガチガチに凍りません。ですので、取り出してすぐでも包丁で簡単に切れますよ。
皮付きで冷凍することでにんにくの風味をキープしたまま保存できます。ホイル焼きやスライス・すりおろすなどして使ってくださいね。
「毎回皮をむくのがめんどくさい」という場合は、皮をむいてから保存しても大丈夫ですよ。
●みじん切り・すりおろし・スライス
みじん切り・すりおろし・スライスの保存冷凍の仕方
- みじん切り・すりおろし・スライスにして、1回で使い切れる量をラップで包んで小分けにする。
- フリーザーバッグに入れてしっかりと密閉し冷凍庫に入れる
※切ってしまうと匂いがかなり強くなります。匂いが気になる場合はフリーザーバッグを2重にしてしっかり密封しましょう。
使うときはそのまま使って大丈夫です。このように事前に切って冷凍しておくことで、料理がスムーズに進みますね♪
また、醬油や味噌、お酢などに漬け込むことでも長期間の保存が可能です。保存冷凍と合わせて仕込んでおくと、長く自家製にんにくを楽しめますよ。
※収穫してすぐのにんにく(生にんにく)よりも、乾燥させたにんにくの方が、冷凍した際に風味が残りやすいです。風味を強く残したい場合は、乾燥させたにんにくを使いましょう
収穫後の乾燥の仕方と常温での保存の仕方を解説
にんにくの収穫してすぐの乾燥の仕方が知りたいわ。
収穫した後のにんにくの乾燥のやり方は以下の通りです。
- 収穫したにんにくを畑で半日~3日ほどほったらかして乾燥させる
- 土を軽く払い落とし、葉切りと根切りを行う
- 外側の皮をはがす(これで土で汚れた部分はほぼなくなります)
- 紐で縛って吊るしたり、ネットに入れたりして風通しのいい日陰で1か月ほど乾燥させる
- 乾燥終了
※収穫は晴れの日が2~3日続いた後に行うと、にんにくが腐るのを予防できます。
※にんにくを畑で乾燥させているときに雨が降る予報が出た場合は、濡れないように早めに取り込みましょう。
※葉切りは、紐で吊るす場合は20cmほどを残して切ってください。残している葉が短すぎると紐が結びにくいです。
「ベランダやテラスに吊るす場所がない!」という場合は下のような屋外対応の突っ張り棒を使って吊るす場所を作るというのも一つの手です↓↓
別売りでフックや日よけシートなどいろいろなパーツが販売されていますので、あなたのスペースに合ったカスタマイズが可能ですよ。
乾燥が終わったにんにくを常温で保存する場合は、メッシュバックなどに入れて、風通しのいい場所に吊しておきましょう。
下の画像のようなメッシュバッグに入れておくと、家の中でもすっきりと保存できますよ。
にんにくは梅雨で湿度が高くなってきたり、暑くなってきたりすると、常温での保存は厳しくなります(腐ったり芽が出てきたりします)。
ですので、梅雨に入る頃には冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、下の図のようにして野菜室の奥(できれば引き出しのところ)に入れておくと、1~2か月の保存が可能です(次のにんにく収穫まで保存できるという方もいます)。
ただし、冷蔵での保存は、風味が少しずつ落ちたり、実がスカスカになったりします。
ですので、冷蔵保存は1~2か月で使う分にして、残りは冷凍や調味料に漬けての保存がおすすめですよ。
にんにくの保存期間は常温でどれくらい?
にんにくの保存期間は常温でどれくらいが目安なのかしら?
にんにくの常温での保存期間は、収穫してすぐの状態(生のまま)は1〜2週間ほど、乾燥させれば1ヶ月ほどが目安です。
スーパーなどで売られているにんにくは、ほとんどが乾燥させているものです。ですので、常温での保存ならば1ヶ月を目安に使い切りましょう。
タキイネット通販によると、収穫後の乾燥がきちんとできていて、条件のいい場所に吊るしておけば、春頃まで常温で保存も可能とのことです(多少芽が出ますが…(笑))。
とはいえ、保存に適した「風通しの良い日陰」という条件を満たした場所は、なかなか見つからないですよね。
私の実家は納屋の軒下に玉ねぎやら柿をたくさん干しています。アパート暮らしの私にとってはうらやましい限りです(笑)
ですので、確実に保存期間を延ばしたい場合は、保存冷凍をするのが確実ですよ。
まとめ
- にんにくを収穫の後にすぐ食べるときは畑で乾燥させずそのまま持ち帰って大丈夫
- 収穫後のにんにくは基本的に洗うのはNGだがすぐに食べるならば洗っても大丈夫
- 収穫した後すぐのにんにくを食べる場合は「ホイル焼き」や「生でスライスや卸にして刺身の薬味」などのレシピがおすすめ
- にんにくの保存方法は用途に合わせて切り保存冷凍すると6か月は持つのでおすすめ
- にんにくの常温での保存期間の目安は収穫してすぐの状態で1~2週間で乾燥させたものは1か月ほど
- にんにくを常温で保存する際は乾燥させてからネットに入れて吊るしておくのがおすすめ
今年は収穫してすぐのにんにく料理にも挑戦してみましょう♪
スーパーでは売られていない収穫後すぐのにんにく♪ぜひ味わってくださいね。
家庭菜園にチャレンジしているあなたに、図解や漫画で分かりやすく解説されているこちらの本はおすすめですよ。
にんにくの収穫に関しては、こちらの記事もおすすめです↓↓