卒乳できない子の特徴を4つ紹介!卒乳を促す対処法も解説!!4歳や5歳の授乳は変?気持ち悪いと思われる!?
- ママに甘えたい気持ちが強い
- 母乳を飲んでいると安心する
- 食べ物にあまり興味がない
- 新しいことを接したり、始めたりするのが苦手
卒乳は、1歳を迎えたら準備を始めるケースが多いです。ですが、4歳や5歳になって卒乳できない子もいます。
「うちの子は4歳になったのに卒乳できていない…。変なのかな…。」と、不安に思うことはありませんよ。大丈夫です。
この記事では以下のような内容について、詳しく解説していきますよ。
- 卒乳ができない子の特徴や卒乳を促す方法
- 4歳や5歳で卒乳できないのは変なのか?
- 4歳や5歳で授乳していると気持ち悪いと思われる?
「わが子は4歳になったけど卒乳できない…。」と、不安に思っているあなたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こちらの本は「卒乳の時に読んでよかった」という口コミが多い絵本ですよ。
卒乳は、ママにとってもとても「大丈夫かな…。」と、とても不安になるものです。そんな、ママに「大丈夫だよ!」と勇気をくれる1冊ですよ。
卒乳できない子の特徴は?

卒乳できない子の特徴ってあるのかしら?うちの子は4歳になるのだけれど、まだ卒乳できなくて…。

卒乳できない子の特徴としては以下の4つが挙げられることが多いですよ。
- ママに甘えたい気持ちが強い
- 母乳を飲んでいると安心する
- 食べ物にあまり興味がない
- 新しいことを接したり、始めたりするのが苦手
では、ここからは上記で挙げた「卒乳できない子の特徴4つ」について、より詳しく解説していきます。
卒乳を促す対処法も合わせて紹介していきますので、ぜひ、参考にしてくださいね。
ママに甘えたい気持ちが強い
「卒乳できない子」は「ママに甘えたいという気持ちが強い子」の傾向にあると考えられます。
特に、4歳や5歳になって、授乳をせがむのは「母乳が欲しい」よりも「ママにピッタリとくっついて甘えたい」という気持ちが強いのでしょう。
そのような子には、授乳の代わりに、以下のような対処をしてあげることで「ママに甘えたい」という気持ちを満たしてあげることができますよ。
- たくさん抱きしめてあげる
- できるだけ一緒に遊んであげる
- 子どもの話をできるだけ聞いてあげる
● たくさん抱きしめてあげる
たくさんギュ〜と抱きしめてあげることで、子どもはママに甘えたいという欲求がかなり満たされます。
ですので、授乳の代わりとして、たくさん抱きしめてあげることで、自然と卒乳が進む可能性が高いですよ。
私の娘も6歳になりましたが、まだまだ甘えんぼさんです。
起きてきたときや、保育園から帰ってきたときは、私に近寄ってきてモジモジしていることが多いです。
これは、娘の甘えたいサインです。「おいで〜」と、両手を広げると、ニコニコしながら近寄ってきてギュッとします。
最近はササッとギュッとして去っていくことが多いので、少し物悲しいですが(笑)
手軽な方法ですので、ぜひ「たくさん抱きしめてあげる」は、試してみてくださいね。
● できるだけ一緒に遊んであげる
「できるだけ一緒に遊んであげる」は、卒乳できない子を卒乳させるための手としてよく挙げられている方法です。
子どもは「ママが一緒に遊んでくれる=私だけに集中してくれている」と感じ、甘えたい欲求が満たされます。
また、遊びに熱中することで「母乳を飲みたい」という欲求を忘れてしまいます。
遊ぶ内容は、何でも大丈夫!「一緒に本を読む」「外に出て散歩する」「おもちゃで遊ぶ」など、ママとお子さんが無理なく楽しく遊べる内容ならば何でもいいですよ。
遊ぶネタがなくなった…。という場合は、児童館を利用するのもありです。私は、娘が3歳になるまでは、ほぼ毎日児童館に通っていました。
無料で利用できますし、保育士さんが子どもと一緒に遊んでくれて、私の息抜きにもなっていました。
また「娘の足の指の爪の形が変なんです…。」「昨日、人参を食べてくれたんです!」など、自分の気になることや嬉しかったことなど、たくさん話を聞いてもらえ、嬉しかったです。
娘が4歳くらいになってからは、夫や私の両親がよく一緒に遊んでくれています。
ママさん一人で、子どもと一緒に遊ぶのに限界がきたときは、周りの人たちにも少しお手伝いしてもらえるようにお願いするのもいいですね。
● 子どもの話をできるだけ聞いてあげる
子どもの話をできるだけ聞いてあげることも、子どもの「甘えたい」という欲求を満たしてあげられますよ。
特に3〜5歳の子はおしゃべりが大好きです。できるだけ耳をかたむけて、聞いてあげることで「私のこときちんと気にかけてくれている」と、満足して授乳の要求が少なくなっていきますよ。
私も、娘の話を全て聞いてあげられているわけではないですが、料理を作っている時や、手をつないで歩いている時など、ちょっとした隙間時間に「そうなんだ~」「えっ!?〇〇君がそんなことしたの!」などできるだけ話を聞くように心がけています。
自分の言いたいことをたっぷりと話した後、娘は満足そうに去っていきますよ。
母乳を飲んでいると安心する
突入できない子の特徴としては、上記の「ママに甘えたい」という特徴に似ていますが「母乳を飲んでいると安心する」という気持ちが強いことも一因として考えられます。
特に、4歳や5歳の子は、保育園や幼稚園に通い始め、ママという絶対安心の場所から離されてしまいます。
今では、生後1歳くらいから、保育園に通い始めるお子さんも多いですよね。
この状況は、子どもにとってはとても不安な状況です。
ですので「母乳を飲む(ママの匂いや温かさに包まれる)ことで安心を得ている」ということです。
「母乳を飲んでいると安心する」という理由で、卒乳できない様子の子には、前述で解説した「ママに甘えたい」という子と同じ、以下の3つの方法を試してみてくださいね。
- たくさん抱きしめてあげる
- できるだけ一緒に遊んであげる
- 子どもの話をできるだけ聞いてあげる
上記の方法をできるだけやってあげることで、子どもは母乳なしでも安心を得られるようになりますよ。
食べ物にあまり興味がない
「食べ物にあまり興味がない子」は、卒乳できない子の特徴としてネット検索すると、取り上げられていることが多いです。
そのような特徴がある子には、以下のような方法を試してみてください。
- いろいろな食材を食べさせてみて、子どもが好きな食材を見つける
- 食事の雰囲気を変えてみる
- 野菜を育ててみたり、親子クッキングをしてみたりする
● いろいろな食材を食べさせてみて、子どもが好きな食材を見つける
ご飯にあまり興味がない子に対し、ご飯に興味を持ってもらうには「すごく美味しい」「たくさん食べたい」という食材を探すことから始めましょう。
「美味しい」「食べたい」という欲求が子どもに出てくると、自然と母乳から卒乳できる可能性が高くなります。
子どもが「おいしい」「食べたい」と思う食材の代表はフルーツです。バナナやりんごは手ごろな値段ですし、大好きな子が多いので、おすすめですよ。
私も小さい頃、フルーツが大好きだったので、母は卒乳させるためにイチゴをよく食べさせていたと話していました。
あとは、市販の幼児用のおやつもおいしいものがたくさんありますので、おすすめです。
食事はあまり食べないけど、おやつは大好きという子には「このご飯を食べたら、おやつ半分食べようね」など、上手に誘導してあげてご飯とおやつのバランスをとってあげるといいですね。
私の娘は、離乳食をモリモリ食べるようになった1歳を過ぎたくらいからは、少しずつ母乳を欲しがらなくなりましたよ。
おそらく、母乳よりも離乳食やおやつの方がおいしいと学習して、母乳を欲しがらなくなったのでしょうね。
● 食事の雰囲気を変えてみる
「食事の雰囲気を変えてみる」という方法は子どもが食べ物に興味を持つ施策としてとても有効ですよ。
私も、娘が1歳くらいになってからは、自分の気分転換もかねて、よく食事の雰囲気を変えていました。
私が食事の雰囲気を変えるために行っていたのは、以下のようなことです。
- 午前中に公園や山で遊んで、お昼はお弁当を広げて食べる
- 午前中は児童館に遊びに行って、お昼は車の座席を倒してレジャーシートを敷き、お弁当を食べる
- 家のベランダでお昼ご飯を食べる
上記のように、食事の雰囲気を少し変えるだけで、娘はご飯をバクバクと食べてくれました。
お弁当は、時間をかけず「おにぎり、冷凍枝豆、卵焼き、スープ」「ミニホットケーキ、カニカマ、スープ」など、簡単なもので大丈夫ですよ。
スープは、スープジャーに入れておくと冷めないのでおすすめです。

午前中にたくさん遊んで、お腹が空いていたというのも、たくさんご飯を食べてくれる一因になったのでしょうね。
● 野菜を育ててみたり、親子クッキングをしてみたりする
子どもと一緒に「野菜を育ててみる」「親子クッキングをしてみる」というのは、いわゆる「食育」です。
これも、子どもにご飯に興味を持ってもらう方法として有効ですよ。
私は娘が1歳の頃に、庭でミニトマトの栽培をしました。娘とは、水やりや収穫を一緒にやりましたよ。
結果、夏の暑い日には娘がミニトマトの実をちぎっては食べ、ちぎっては食べ、すごい勢いでミニトマトを食べるようになっていました。
6歳になった現在でも、トマトは娘の大好物です。
また、娘が5歳になった頃、おばあちゃんと一緒に包丁できゅうりを切るようになりました。
結果「私がきったきゅうりだよ~♪」と、今まではそんなに興味を示さなかったきゅうりが大好きになりましたよ。
「食育って効果があるんだな。」と実感した経験です。
新しいことに接したり、始めたりするのが苦手
「新しいことに接したり、始めたりするのが苦手な子」も、卒乳できない子の一因として考えられます。
新しいことに接したり、始めたりするのが不安で、ママの授乳で安心している可能性が高いです。
そのような子への対処法としては「子どもやママに負担がかからない程度に新しいものに接するようにする」です。
具体的には、以下のようなことをやってみるといいですよ。
- 散歩に出て、咲いている草花や虫などを観察する
- 少し遠出して、新しい公園や子供向けの施設に行ってみる
- 児童館などに行って新しいおもちゃ、同世代のお友達、保育士さんなどに接する
- 地域の行事や、子どものイベントなどに参加してみる
まずは、手軽にできる「ちょこちょこお散歩に出て、咲いている草花や虫の観察」から始めてみるのがおすすめですよ。
4歳や5歳で卒乳できないのは変?

4歳や5歳で卒乳できない子は変なのかしら…。

変ではないですよ!安心してください。
4歳になっても卒乳できない特徴がお子さんにあったとしても、全然変ではないので大丈夫です。
「うちの子は4歳になったけど卒乳できていない…。」と、心配しているあなたは、どうか安心してください!
どうしても卒乳が上手く進まないと、『うちの子は変なのかな?』と不安になりますが、全然変ではありませんよ!
とある有名なエッセイストさんは「自分が4歳になった頃、卒乳できずにお母さんに苦労をかけてしまった」と、著書に書いてありました。
また、私自身も「幼稚園に通うギリギリまで授乳してもらっていた」と、母親から聞かされました。
意外と「4歳~5歳まで卒乳できなかった」というお子さんは多いです。
とはいえ「発達障害などが関係して、卒乳が長引いているのでは…。」と、不安に思うときもありますよね。
もしも、一人で悩みを抱えている場合は、以下のような育児相談に関する無料電話サービスがあります。
運営:社会福祉法人 日本保育協会
電話番号:03-3222-2120
相談日:月曜~金曜日(土日祝日・年末年始を除く)
相談時間:10:00~12:00、13:00~16:00
アドバイスをしてくれるのは保健師さんや元保育園の先生など、子育てのプロです。
もちろん匿名OK、個人情報も厳守して頂けますよ。
「うちの子は4歳になったけどまだ卒乳できていない…。」と、モヤモヤとした気持ちを一人で抱え込んでいる場合は、このようなサービスも利用してみてくださいね。
こちらの本は「卒乳の時に読んでよかった」という口コミが多い絵本ですよ。
卒乳は、ママにとってもとても「大丈夫かな…。」と、とても不安になるものです。そんな、ママに「大丈夫だよ!」と勇気をくれる1冊ですよ。
4歳や5歳で授乳していると気持ち悪いと思われる?
世の中には「心ない人」「卒乳は1~2歳でするのが当たり前と思っている人」「子育ての経験がない人」など、様々な人がいます。
ですので、そのような方たちからすると「4歳になっている子どもに授乳しているなんて気持ち悪い」と思われる可能性はあります。
そのため、周囲の人に「うちの子4歳だけど授乳しているの」と、話をするのは避けた方がいいでしょう。
授乳をするときは、お子さんと2人きりになれるスペースを見つけて行うといいですね。
「4歳の我が子に授乳していると気持ち悪いと思われるか…。」と、心配にもなりますよね。
ですが、実は周囲に知らせていないだけで、4歳で授乳しているママさんは結構いらっしゃいます。
それに卒乳のタイミングは「お子さんの性格」「ママさんがもっと授乳させてあげたいという気持ち」によって変わってきます。
お子さんの発育に関しては個人差があり、卒乳が上手く進むケースも上手くいかないケースも考えられますよね。
ですので、4歳で授乳させていても特に問題はないと私は思います。
お付き合いする中で「この人は少し苦手…。」「この人はちょっと私に対して言葉がきついな…。」と思う人には、4歳のわが子を授乳させていることは隠しておくといいですね。
そうすれば気持ち悪いと思われることもないです(笑)。
4歳のお子さんへの授乳は気持ち悪いことではありません。意外と、内緒にして長く授乳しているママさんは多いです。
たとえ誰かに気持ち悪いと思われたとしても、気にしたり自分を責めないでくださいね。
卒乳のタイミングはお子さんの様子を見つつ、進めていくのが正解です。
授乳や卒乳のペースは、誰かに「気持ち悪い」「早く卒乳した方がいい」などと判断されるものではありません。
あなたのやお子さんに負担がかからないペースで、卒乳が進められるといいですね。
まとめ
- 卒乳できない子の特徴は「甘えたい気持ちが強い」「母乳で安心を得ている」「食べ物に興味が薄い」「新しいことが苦手」の4つが挙げられることが多い
- 卒乳できない子には「抱きしめてあげる」「いろいろな食材を食べさせて大好きな食材を見つける」「少しずつ新しいものに慣れていく」などの対処法がある
- 4歳や5歳で卒乳できないのは変ではないので大丈夫
- 4歳や5歳の子への授乳は気持ち悪いと思われる場合もあるので、内緒にしておいた方が安心
「私の子はなかなか卒乳できないな…。」と焦る必要はありません。
卒乳は、あなたと、あなたのお子さんの心の準備ができたときで大丈夫ですよ。
こちらの本は「卒乳の時に読んでよかった」という口コミが多い絵本ですよ。
卒乳は、ママにとってもとても「大丈夫かな…。」と、とても不安になるものです。そんな、ママに「大丈夫だよ!」と勇気をくれる1冊ですよ。