子猫の留守番は何時間くらいまでOK?半日や一泊は大丈夫?放し飼いがいいのかケージに入れた方がいいのかについても解説!
子猫に留守番は「生後3ヶ月を迎えている」「ご飯と飲み水をきちんと用意する」「トイレを2つ以上置いておく」「部屋の温度管理を徹底する」という条件を満たしていれば、半日~8時間は大丈夫。
また、生後3ヶ月以上の子猫なら、ケージに入れなくても、いたずらしそうな物や紐状の物、おやつなどを片付けて、危険な場所に行かないようにすれば、室内で放し飼いして大丈夫です。
やっぱり子猫が家にいると「留守番って何時間ぐらいさせて良いのかな…。」と、悩みますよね。
特に共働き家庭だったり出張することがあったりすると、留守番させている子猫が気になるでしょう。
この記事では「子猫には何時間くらいなら留守番させて良いのか?」「留守番させる際のポイント」「留守番中はケージに入れておくべきかどうか?」を詳しく解説していきます。
我が家の猫の留守番体験も合わせて紹介していきます。「子猫の留守番は何時間くらい大丈夫なのかな…。」と、悩んでいるあなたは、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
子猫の留守番は共働きの場合何時間まで大丈夫?いつから留守番できる?
子猫の留守番は何時間まで大丈夫なの?いつから留守番できるの?
子猫は半日~8時間程度ならばお留守番可能です。我が家では3ヶ月目からお留守番をさせていましたよ。
我が家では、以下の4つのポイントを押さえ、3ヶ月を迎えた子猫にお留守番をさせていました。
- ご飯を十分に用意しておく
- 水飲み場を2か所以上設置しておく
- トイレを2つ以上置いておくか、誰かに掃除をお願いする
- エアコンなどで部屋の温度管理を徹底する
生後3ヶ月ともなると、カリカリの餌を十分に食べられるようになっていますし、排泄も子猫だけでできるようになります。
ですので、子猫だけで長時間お留守番させることが出来ますよ。
3ヶ月未満の子猫は、餌やうんちなどのお手伝いが必要な場合が多いです。ですので子猫だけでのお留守番はできるだけ控えた方がいいでしょう。
実際に私も、生後3ヶ月の子猫を半日以上、お留守番させたことがありますが、何の問題もありませんでした。
ただ、我が家では今のところ、子猫に一泊でお留守番をさせたことはないです。
もしも、出張などで一泊する必要があって、その間、子猫だけでお留守番させる場合は、誰かに様子を見に来てもらったり、ペットホテルや動物病院に預けたりした方が安心ですよ。
そして、子猫は甘えたがりなので、帰宅後はしっかり構ってあげたり、遊んだり、ご褒美のおやつを与えたりしてたくさんかまってあげましょう。
そうすれば、共働き家庭で長時間のお留守番が多くても、子猫は何時間でもちゃんと待てるし、異常に寂しがったりストレスが溜まる心配もなしです。
ここからは、我が家の子猫をお留守番させる時のポイント3つについてより詳しく解説していきます。
1.ご飯と飲み水を十分に用意しておく
共働きで子猫を留守番させることが多いのでしたら、必ず十分なご飯を用意しておきましょう。
ご飯は1つの器にたくさん盛り付けるよりも、2ヵ所以上に器を置いてご飯を入れておいてあげると良いですよ。
ただし、用意しておくご飯はきちんと、子猫に合った量を用意しておくこと。
置く場所は、涼しい日陰を選んでくださいね。直射日光が当たる場所や暑い場所では、ご飯がすぐに悪くなってしまいます。
単純にたくさんご飯を用意しておけば良い、ということではないのです。
あまりたくさんご飯を与え過ぎると、子猫は肥満になりやすいので注意しましょう。
2.水飲み場を2か所以上設置しておく
子猫をお留守番させる際は、できれば、水飲み場を2か所以上設置してあげましょう。お出かけの直前にきれいな水に取り換えてあげてくださいね。
猫はキレイ好きですので、飲み水は汚れてしまったら、飲まない可能性があります。
最悪、脱水症状になってしまう可能性がありますよ。
ですので、2か所以上設置しておけば、子猫は気分によって好きな場所で、水を飲むことができます。
設置場所は、涼しい日陰を選んでくださいね。直射日光が当たる場所や暑い場所では、水がすぐに悪くなってしまいます。
我が家も飼い猫の飲み水は1ヶ所ではなく、2か所に置いてあるので、しっかり水分補給できていますよ。
3.トイレは2つ以上置いておくか、誰かに掃除をお願いする
猫はすごくキレイ好きな動物なので、トイレが汚れていると、そこで用を足すのを嫌がって我慢したり、トイレではない場所で用を足したりします。
そうならないためにも、子猫にお留守番をさせるときは、トイレ2つ以上置いておくことをおすすめします。
または、トイレの掃除を誰かにお願いするといいですね。
そうすれば子猫はキレイなトイレで用を足せるので、より安心してお留守番できます。
誰かにトイレ掃除をお願いできると「子猫がきちんとお留守番できているか?」「元気に過ごしているか?」確認してもらえるので、より安心です。
また、トイレ掃除と合わせて、餌箱や水の容器が汚れていたら掃除してもらえるようにお願いしておくと、子猫がより快適にお留守番できますよ。
4.エアコンなどで部屋の温度管理を徹底する
子猫をお留守番させておく場合は、夏場はエアコンの冷房、冬場でものすごく寒い時期は暖房をつけて、できるだけ子猫が過ごしやすい環境を作るようにしましょう。
共働き家庭で、夫婦揃って長時間外出し子猫だけでお留守番をさせる場合は、部屋の温度管理を徹底するのが必須ですよ。
特に夏場は熱中症にかかる危険性が高いです。ですので、子猫だけで留守番をさせる場合、冷房はつけっぱなしにしておきましょう。
夏の冷房の設定温度は、27~28℃を目安に。あなたが家にいるときに28度設定にしてみて、ハアハアと、暑そうにしているならば27℃にしてみるなど、冷房の設定温度の予行練習をしておくといいでしょう。
あとは、涼しいマットを置くなどして、冷房の設定温度よりも少し涼しい環境を作っておくといいでしょう。
いろいろな環境を作っておくことで、猫が自分の好きな場所を選んで過ごすことができます。
反対に、冬の暖房の設定温度は20~23℃を目安にしてください。
ポカポカ陽気の時は、窓際で暖かく過ごせるので、夕方の日が落ちる時間にタイマーで暖房が入るようにしておくといいでしょう。
また、冬場で暖房をつける際は、部屋が乾燥し過ぎないように、濡れたタオルを干しておくなどして、乾燥対策もしておいてくださいね。
以上が子猫を何時間もお留守番させる際の4つのポイントです。
共働き夫婦で子猫を迎え入れる場合は、上記のポイントを押さえて子猫が快適にお留守番できる環境を整えてあげてくださいね。
子猫が留守番するときはケージに入れておく方がいい?放し飼いでも大丈夫?
子猫が留守番をするときはケージに入れておく方がいいの?それとも放し飼いで大丈夫?どっち?
生後3ヶ月未満の子猫はケージに入れておく方がいいです。生後3ヶ月を過ぎている子猫ならば放し飼いで大丈夫ですよ。
- 生後3ヶ月未満の子猫:ケージに入れておきお留守番させた方がいい
- 生後3ヶ月が経っている子猫:放し飼いして大丈夫です
※生後3ヶ月未満の子猫を長時間お留守番させるのは避けた方がいいです。半日~8時間ほど留守番させるのは、子猫が3ヶ月齢以降になってからがいいでしょう
ただし、放し飼いでお留守番させる場合は、子猫が危ない目に合わないように対策をしておくことが大切です。
我が家では、子猫を放し飼いで留守番させる際には、以下の4点の対策をしていましたよ。
- 子猫がいたずらしそうな物は片付けておく
- 紐状の物は絶対に置いたままにしておかない
- 子猫が危険な場所に行かないようにする
- 保管しているご飯やおやつを隠しておく
では更に詳しく、生後3ヶ月を迎えた子猫をケージに入れず、放し飼いにして留守番させる際の注意点・対策4つを解説していきます。
● 子猫がいたずらしそうな物は片付けておく
子猫を放し飼いで留守番させる際は、ティッシュや小さな置物、洗濯物、雑誌など、子猫がいたずらしそうな物は部屋から片付けておきましょう!
特にティッシュは子猫がいたずらして、ちぎって遊ぶこともあるので、子猫が行けない場所に置くか、収納してしまうと良いですね。
● 紐状の物は絶対に置いたままにしておかない
リボンやヘアゴム、糸、紙袋の持ち手の紐などは、子猫が留守番をしていて遊んでいると、知らぬ間に首に巻きついてしまい、窒息する危険性があります!
子猫が安全にお留守番できるためにも、ケージに入れておかない場合は、紐状の物も、必ず片付けたり捨てておきましょうね。
● 子猫が危険な場所に行かないようにする
キッチンや浴室などは子猫が火傷したり溺れたりして、とても危険な場所です。
ですので、子猫だけで留守番をさせる際は、ドアをきちんと閉めて、行けないようにしましょう。
また、玄関も帰宅してドアを開けた際に、子猫が外に飛び出してしまう可能性があります。そのため、玄関先にも行かせないように対策をしておいた方がいいです。
ドアが無く、行けないようにできない場合は、柵を設置して、子猫がキッチンや浴室、玄関などに行けないようにしておくといいですよ。
● 保管しているご飯やおやつを隠しておく
子猫は、留守番をしているときにおやつやご飯を盗み食いする可能性があります。
ですので、保管中のご飯やおやつも子猫に盗み食いされないように隠したり、食べられないように対策しておくべきです。
特にフタ付きのケースに入れたりすれば、子猫も盗み食いが出来ないので、より安心してお留守番をさせられますよ。
以上が子猫をケージに入れずにお留守番させる場合の注意点・対策です。子猫の安全のためにもぜひ、お留守番の際には取り入れてみてくださいね。
まとめ
子猫は、生後3ヶ月以上経っていれば、半日~8時間以上はお留守番させられますよ!
ただし、ご飯や飲み水やトイレをきちんと用意しておき、部屋の温度管理も徹底すること。
また生後3ヶ月以上の子猫なら、ケージに入れなくても部屋の中で放し飼いでお留守番させられます。
でもその場合は、子猫にとって危険なものやいたずらされたら困る物を片しておいたり、危険な場所に行けないようにし、保管中のご飯やおやつを食べられないようにしましょう!
そして帰宅したら、たくさん甘えさせてあげてくださいね!
あなたの子猫ちゃんが、上手に留守番できるようにこの記事の情報がお役に立ちましたら幸いです。