スモークサーモンは何歳から食べられる?生ハムや刺身は?ママ必見!!食中毒の危険性も解説!
スモークサーモンは何歳から食べられるのか?に関して、目安として2~3歳から少しずつ食べさせるといいですよ。
生ハム、刺身、ローストビーフについても同様です。スモークサーモンと同じ時期を目安に少しずつ試していくのがいいでしょう。
こちらは1歳のお子さんから食べられるレトルトおかずセットです。お家にストックしておくと、忙しい時でも、ササッとお子さんのご飯が準備できますよ。
この記事では「スモークサーモンや生ハムや刺身は何歳から食べれるのか?」についてより詳しく解説していきます。
また、スモークサーモンや生ハム、刺身には食中毒の危険性があります。
この記事では「どのような危険性があるのか?」「子供に食べさせる際の注意点」などについても、合わせて解説していきます。
「スモークサーモンや生ハムや刺身は何歳から食べさせていいのかな?」と、悩んでいるあなたは、この記事をササッと読んでみてくださいね。
スモークサーモンは何歳から食べれる?
スモークサーモンや刺身、ローストビーフって何歳から食べれるの?
スモークサーモンや刺身、ローストビーフは2〜3歳を目安に少しずつ食べさせるといいですよ。
※上記の内容は「一般社団法人母子栄養協会」のブログを参考にしました。
知恵袋では「スモークサーモンは何歳から?」「刺身は何歳から?」という質問がいくつかありましたよ。
幼児や子供に食べさせるものは「何歳から食べさせていいのかな…。」と、気になっている人が多い様子です。
ネットで検索してみると「スモークサーモンは何歳から食べ始めましたか?」という質問に対し、以下のような回答がありましたよ。
- 2歳を過ぎてからはなんでも食べさせていた。
- 3歳までは食べさせるのを控えていた。
- 塩分に気を付けつつ2歳くらいからあげていた。
スモークサーモンは、塩分が高いので、消化器官が十分に発達していない幼児に食べさせる際には、注意が必要です。
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、スモークサーモン100gの塩分相当量は以下の通りです。
- スモークサーモン100gの塩分相当量:3.8g
厚生労働省が定める「1日当たりの塩分摂取量の目安」は以下の通りです。
- 1~2歳 男の子3g未満、女の子3.5g未満
- 3~5歳 男の子4g未満、女の子4.5g未満
- 6~7歳 男の子5g未満、女の子5.5g未満
「食べたがるから…。」と、パクパク食べさせてしまうと、あっという間に1日の塩分摂取量の目安を越してしまいます。
2歳の子は100gほどのスモークサーモンを食べてしまうと、1日の塩分摂取量の目安を超えてしまいますね。
また、スモークサーモンには食中毒の危険性があります。
ですので、子供にスモークサーモンを食べさせる場合は「塩分」と「食中毒」に注意しつつ、2~3歳頃を目安に少しずつ食べさせるといいでしょう。
スモークサーモンの食中毒に関しては、後ほど解説していきます。合わせて参考にしてくださいね。
こちらは1歳のお子さんから食べられるレトルトおかずセットです。お家にストックしておくと、忙しい時でも、ササッとお子さんのご飯が準備できますよ。
生ハムは何歳から食べられる?
生ハムは何歳から食べさせていいのかしら?
生ハムは2〜3歳を目安に少しずつ食べさせるといいですよ。
※上記の内容は「一般社団法人母子栄養協会」のブログを参考にしました。
「生ハムは何歳から食べられるの?」という質問に関して、知恵袋に質問がいくつかありましたよ。
スモークサーモン同様、何歳から食べさせていいのか少し悩む食材ですよね。
ネットには「生ハムは何歳から食べさせましたか?」という質問に対し、以下のような回答がありましたよ。
- 生ハムは塩分が高いので、小さい子には食べさせないほうがいい
- 3歳くらいから、欲しがるので少量食べさせている
- 7歳くらいから食べさせてみようと思っている
生ハムはしっかりと加熱していない食品であるのと同時に、塩分が高いので「小さい子には食べさせない方がいい」という意見が多くありました。
下の画像は、近所のスーパーで買ってきた生ハムです。1パック3枚の生ハムスライスが入っていて、塩分は約1.2gです。
厚生労働省が定める「1日当たりの塩分摂取量の目安」は以下の通りです。
- 1~2歳 男の子3g未満、女の子3.5g未満
- 3~5歳 男の子4g未満、女の子4.5g未満
- 6~7歳 男の子5g未満、女の子5.5g未満
小さい子は生ハムをバクバク食べてしまうと、すぐに一日の塩分の目安をオーバーしてしまいますね。注意が必要です。
特に1~2歳の幼児は消化器官が十分に発達していません。塩分が高い食品は体に負担をかけますよ。
私の娘の場合は、4歳くらいで私たちが食べていた生ハムを「私も食べる~!」と欲しがったので、小さく切って食べさせてみました。
結果、塩辛かった様子で「うえ~」「いらない…。」と、お皿に戻されました(笑)
6歳になる頃には、ユッケ丼やおにぎりなどに生ハムを使うと、喜んで食べてくれましたよ。
というわけで、生ハムを子供に食べさせる場合は「デビューは2〜3歳頃」を目安に、塩分が高いので少量にしましょう。
※生ハムには食中毒のリスクがあります。後ほど詳しく紹介しています。そちらもぜひ参考にしてくださいね。
刺身やローストビーフはいつから食べれる?
刺身やローストビーフはいつから食べれるの?
刺身やローストビーフは2〜3歳を目安に少しずつ食べさせるといいですよ。
※上記の内容は「一般社団法人母子栄養協会」のブログを参考にしました。
「刺身はいつから食べ始めましたか?」という質問に対しては、ネットでは以下のような回答がありましたよ。
- 1歳くらいから、白身魚の刺身を食べさせていました。できるだけ新鮮なものを食べさせていました。
- 2歳の冬に食べさせました。梅雨や夏場は避けました。
- 2歳になる前に刺身デビューしました。最初は一口程度を食べさせました。
刺身の「1歳くらいから食べさせている」という回答には、少しビックリしました。
私の娘の場合は「お刺身は小学生(7歳)くらいから食べさせてみよう」と、思っていたのですが、おじいちゃんが食べているのを見た娘が欲しがり、5歳でデビューしました。
特にアレルギー症状や吐き気などの症状は見られず、バクバク食べていました。
ですが、スモークサーモンや生っぽいローストビーフ、刺身などは食中毒の危険性がありますので注意が必要です。
詳しくは、後ほど解説していますので合わせて参考にしてくださいね。
ですので「無理をして小さいころから食べさせない方がいいかな」と、個人的には考えています。
子供の状態を観察しつつ、少しずつデビューしていけるといいですね。
食中毒に注意が必要!スモークサーモンや生ハムや刺身の危険性
スモークサーモンや生ハムは食中毒が起こりやすいって聞いたの。本当?
本当です。しっかりと加熱処理されていないスモークサーモンや生ハムは食中毒を引き起こす危険があります。
もしも、子供にスモークサーモンや生ハムを食べさせる場合は以下のことを意識すると、食中毒のリスクを下げられます。
- 開封してすぐのものを食べさせるようにする
- できれば、しっかりと加熱したスモークサーモンや生ハムを食べさせる
生ハムは「リステリア」という菌が繁殖し、食中毒を起こす危険がある食品です。リステリアには以下のような特徴がありますよ。
- 12%の食塩濃度でも増殖できる(生ハムなどの塩で長期保存加工をしていても増殖できる)
- 4℃以下の低温でも増殖できる(冷蔵庫に保存していても菌が増殖する)
- 加熱すれば死滅する
● 12%の食塩濃度でも増殖できる
通常、12%の食塩濃度で長期保存加工がされていれば、ほどんどの菌の増殖は抑えられます。ですが、リステリアは例外。増殖できちゃいます。
● 4℃以下の低温でも増殖できる(冷蔵庫に保存していても菌が増殖する)
「残った生ハムは冷蔵庫に保存しておけば安心」と思いきや、リステリアは冷蔵庫の温度でも増殖できます。
ですので、残った生ハムは、より温度の低い「チルド室」で保存しましょう。その方が、菌の増殖をより抑えられます。
また、開封してしまった生ハムはできるだけ早く食べきるようにしましょう。これも食中毒の予防になりますよ。
● 加熱すれば死滅する
リステリアは加熱してしまえば死滅してしまいます。
ですので、開封して数日冷蔵庫やチルド室に保存している生ハムは、しっかり加熱をしてから食べた方が安心です。
スモークサーモンや生ハムと同じように食中毒を起こす可能性がある食品は、以下のようなものがありますよ。
- 生っぽいローストビーフ
- 刺身
- ナチュラルチーズ
- イクラ
これらの食品を子供に食べさせる場合は「開封してすぐのものを食べさせる」「できればしっかりと加熱する」という2点に注意すると、食中毒のリスクがグッと下げられます。
子供にスモークサーモンや生ハムを食べさせる場合は、上記の内容に注意して、食べさせると安心ですね。
※平成23年の厚生労働省のデータによると「日本では生ハムが原因での食中毒の報告事例はない」とのこと。欧米ではリステリアが原因での食中毒が報告されています。
※日本では生ハムの食中毒の報告はないですが、年間推定200人くらいリステリアが原因の食中毒を起こしていると推定されています。
スモークサーモンや生ハムの子供が喜ぶレシピ5選!
スモークサーモンや生ハムを使った子供が喜ぶレシピって何があるかしら?
ここでは、スモークサーモンや生ハムを使ったレシピを5つ紹介していきますね。
どれも子供が喜ぶこと間違いなしのレシピですよ♪私の娘もお気に入りのレシピです。
- ユッケ丼
- おにぎり
- フライパンパスタ
- ピンチョス
- ポテトサラダ
1.ユッケ丼
材料(1人分)
- スモークサーモンまたは生ハム:お好みの量
- キャベツの葉: 1~2枚
- めんつゆ: 適量
- ごま油: 適量
- 卵(卵黄のみ):1個
作り方
- 「スモークサーモン」を4等分にする
- 「キャベツの葉」を細切りにし、軽く湯がいて水気を絞る
- 「めんつゆ」「ごま油」を合わせてソースを作る
- 3に切った「スモークサーモン」「キャベツ」を入れて和える
- ご飯の上に4をのせて、中心を凹ませる
- 凹ませた部分に「卵(卵黄のみ)」をのせる
- 完成!
2.おにぎり
今回は、酢飯を作るのに「すしのこ」を使いました。ご飯に振りかけるだけで簡単に酢飯が作れるので、我が家ではすごく重宝している調味料です。
材料(1個分)
- ご飯お茶碗:1杯
- すしのこ: 小さじ1杯くらい
- スモークサーモンまたは生ハム:お好みの量
作り方
- 温かい「ご飯」に「すしのこ」をふりかけ、よく混ぜる
- 1を冷ます(ご飯がカピカピにならないように濡れたキッチンペーパーをのせておく)
- ご飯が冷めたらおにぎりにして、スモークサーモンをまく
- 完成!
3.チーズのフライパンパスタ
材料(1人分)
- パスタ: 100g
- スモークサーモンまたは生ハム:20g
- ほうれん草: 1株くらい
- 玉ねぎ: 1/4個ほど
- 水: 200ml
- 牛乳: 100ml
- スライスチーズ:2枚
- コンソメ: 小さじ1/2
- 塩: 適量
- コショウ: お好みの量(子供は少なめの方がいいです)
作り方
- 「ほうれん草」は5cm幅くらいに切って5分くらい水にさらしてアクを抜く
- 「玉ねぎ」は薄切りにする
- 「パスタ」を半分に折ってフライパンに入れる
- フライパンに2の玉ねぎを入れる
- 塩適量を入れ「水」200mlを入れる
- 5を中火にかけ、パスタがくっつかないように箸で混ぜながら加熱する
- 沸騰したら弱火に変更してフタをし、5分ほど加熱する(たまにフタをあけ、混ぜる)
- 5分経ったら「牛乳」「スライスチーズ」「コンソメ」を入れ、中火に変更して混ぜ合わせる
- 8に1で切ったほうれん草を加えフタをして1分ほど加熱する
- 軽く混ぜ合わせ、塩で味を整える
- スモークサーモンをトッピングし、軽く塩コショウをふる
- 完成!
※レシピは「兼業主婦ケンのキャンプ飯チャンネル」を参考にしました。
もっと手間を省きたいときは、レトルトのクリームパスタの素を使うのもありですよ♪子供や旦那さんがいないお昼にちょっとリッチなクリームパスタ一人で楽しんじゃうのもいいですね。
4.クリームチーズのピンチョス
今回はKiriクリームチーズ(小分けタイプ)を使いました。小分けタイプは使いやすいので我が家で重宝しています。
材料
- ミニトマト: 8個
- Kiriクリームチーズ: 4個
- スモークサーモンまたは生ハム:4枚(お好みの量)
作り方
- 「ミニトマト」を洗って水気をふく
- 「Kiriクリームチーズ」を4等分に切る
- 「スモークサーモン」を半分に切って丸める
- 1~3を爪楊枝(つまようじ)に刺す
- 完成!
5.クリームチーズ入りポテトサラダ
材料(2~3人分)
- じゃがいも: 3つくらい
- 人参: 1/2本
- きゅうり: 1/2本
- スモークサーモンまたは生ハム:お好みの量
- Kiriクリームチーズ: 3個くらい
- 酢: 大さじ1
- マヨネーズ: 適量
- 塩コショウ: 適量
作り方
- 「じゃがいも」と「人参」の皮をむき、1~2cm角くらいに切って耐熱ボウルに入れる
- 「スモークサーモン」は4等分くらい、「Kiriクリームチーズ」は4等分くらいに切っておく
- きゅうりはスライスしビニール袋に入れ、塩(小さじ1/3くらい)を入れモミモミしておく
- 電子レンジ(500W)で5~7分加熱する
- じゃがいもと人参が柔らかくなったら熱いうちに潰す
- ある程度、5が冷めたら「スモークサーモン」「Kiriクリームチーズ」「きゅうり(水気を絞っておく)」「酢」「マヨネーズ」を加えてよく混ぜる
- 塩コショウで味を整えて完成!!
スモークサーモンは生なのか?
スモークサーモンって生なのかしら?
スモークサーモンは「生」ではありませんよ。
スモークサーモンとは、塩漬けにしたサーモンを燻製にしたものを指します。
この過程で塩分による浸透圧と燻製による熱で微生物の活動が抑えられます
ただし、燻製に使用する温度は低いため、魚全体が完全に加熱されるわけではありません。つまり「外側は加熱されているけど、中身は生に近い状態」です。
お肉の「レア」や「ミディアムレア」などをイメージすると分かりやすいかと思います。表面は焼けているけれど、中は生の状態ですよ。
ですので「スモークサーモンは生なのか?」と、疑問に思っているあなた!生のサーモンとスモークサーモンは似ているようで違いますよ。
まとめ
スモークサーモンや生ハム、刺身、ローストビーフは、何歳から食べられるのか?という疑問については「早くても2〜3歳頃から少しずつ」がいいでしょう。
特に、スモークサーモンや生ハムは塩分が高いです。ですので、1~2歳の子供がそのまま食べると体に負担がかかる可能性があります。
また、スモークサーモンや生ハム、刺身、ローストビーフには食中毒の危険性がありますよ。
これらの理由から、子供にスモークサーモンや生ハムを食べさせる時期は、アレルギーや免疫力、健康状態などを観察しつつ、親や大人が慎重に判断する必要があります。
ですので、スモークサーモンや生ハム、刺身は無理をして幼児の時期から食べさせる必要はありません。
ある程度、安全に楽しめる歳になってからその味を楽しむようにするといいですね。
お子さんが野菜をなかなか食べてくれない…。そんなときには、こちらの青汁がおすすめです。私の娘も牛乳と一緒にごくごく飲んでくれていますよ。