子猫の離乳食は何時間おきにあげればいい?量は?1ヶ月~6ヶ月の子の目安を解説!家にある食べ物やチュールは食べさせてもいい?
回数の目安としては、生後1ヶ月~2ヶ月の子猫で3回~6回/日、生後3ヶ月~6ヶ月子猫で3回~4回/日です。
量は、子猫の月齢や体重やフードの種類によって異なります。ですので、フードのパッケージをよく読んで、その量を目安に与えるようにしましょう。
また、子猫には家にある人間用の食べ物や、おやつのチュールを離乳食代わりとして与えるのはNGです。
チュールはおやつ(栄養補助食)であり、食事(総合栄養食)の代わりにはなりません。
子猫を飼い始めると、離乳食を与えるのは何時間おきか、どれくらい量を与えれば良いのか分からなくて困るもの…。
この記事では「子猫の食事は何時間おき?1日何回与える?」「量はどれくらいを目安にすればいい?」「家にあるものやチュールを与えても平気か?」などについて詳しく解説!
子猫を飼い始めて、離乳食について調べているあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。
子猫がカリカリを食べられるようになると、重宝するのが自動給餌機です。
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子猫の食事の回数や量は?1ヶ月~6ヶ月の目安を解説!
子猫の食事の回数って一日何回くらい?
子猫の食事の回数の目安は、以下の通りですよ。
- 生後1ヶ月~2ヶ月の子猫の離乳食の回数:3回~6回/日で与えるのが目安
- 生後3ヶ月~6ヶ月子猫の食事の回数:3回~4回/日で与えるのが目安
※「何時間おきに与えればいいか?」の目安は3~6時間おきです
量は、月齢や体重や餌の種類によって変わります。ですので、餌のパッケージを確認して適切量を与えるようにしてくださいね。
● 生後1ヶ月~2ヶ月の子猫の離乳食:3回~6回/日で与える
子猫は、1回の食事で体に取り込める栄養が少ないです。
特に生後1ヶ月~2ヶ月の離乳食の時期は、量も一回の食事でそんなに多く食べられません。
ですので、4~6回くらいに回数を分け、少しずつ食べさせてあげることで、目安量をきちんと食べきれる可能性が高いです。
食べさせるタイミングの目安は早朝(5時)、朝(8時)、昼(12時)、夕方(5~6時)、寝る前(21~22時)という感じです。
早朝と寝る前は、少なめに与えるようにしてくださいね。
生後1ヶ月目は、子猫が初めての離乳食に慣れるのに苦労する時期です。ですので、餌のパッケージ通りの量を食べられない子もいます。
このような場合は、無理をして食べさせないで、子猫が離乳食に慣れるのに集中させてあげてください。
ある程度、離乳食に慣れてくれば、量も食べられるようになってきます。気長に見守ってあげてくださいね。
「カリカリの食いつきが悪い…。」という場合は、下の画像のようなウェットフードを少しトッピングしてあげるとパクパク食べてくれるようになりますよ。
● 生後3ヶ月~6ヶ月の子猫の離乳食:3回~4回/日で与える
生後3ヶ月~6ヶ月のカリカリの食事に慣れてきて、1回の量もある程度食べられるようになってきたら、様子を見つつ、1日3~4回に減らして大丈夫でしょう。
我が家で生後3ヶ月の子猫を飼い始めたときは、食事の回数は1日3回で、量は子猫の体重に応じて、きちんと計量してから食べさせていました。
食べさせるタイミングは朝(7時)、昼(12時)、晩(7時)と、だいたい毎日同じ時間に与えていましたよ。
同じ時間に与えるようにすることで、子猫が餌の時間を覚えてくれるようになります。
そうすることで、夜中や早朝などにニャーニャー鳴いて、あなたが起こされてしまうリスクを下げることができますよ。
もしも、1日3回の餌で、早朝か夜中に子猫が餌を欲しがる場合は、よく鳴く時間に合わせて4回目の食事の時間を作ってあげるといいでしょう。
早朝によく鳴く場合は早朝に、夜中によく鳴く場合は寝る前にという感じで、子猫の状態をよく観察して離乳食の回数を調整してあげてくださいね。
3ヶ月齢を過ぎる頃には、食べられる餌の量が増えてきます。ですので、自動給餌機が重宝しますよ。
定時に決まった量の餌を自動で給餌してくれますので、子猫の健康管理が楽になります。
● 定期的な体重測定は大切!!
我が家の猫は、食事の量をきちんと管理するために、体重測定をこまめに行っています。
子猫の時はもちろん、大人の猫になってからも、体重測定は継続しています。
適切な量の餌をきちんと与えるようにしないと、栄養不足になったり、肥満になったりするので注意が必要ですよ。
特に生後1ヶ月~6ヶ月の子猫は、体の成長が早いです。ですので、1日の量や回数は、できるだけ目安通りに与えることが大切ですよ。
こちらのペット用体重計は「使いやすい」「薄いので収納や持ち運びが楽」と、良い口コミが多い体重計ですよ。5g単位で体重が測定できますので、子猫の体重測定にもってこいです。
● できるだけ餌のパッケージ通りの目安量、目安回数与えるようにするのが大切!!
「買ってきた餌には1日3~4回と、書いてあるけれど、1日2回の食事でも食べきってくれるよ!」と、食事の回数をパッケージよりも少なくしてしまうのは要注意です。
子猫の体は、1回の食事で吸収できる栄養素の量が決まっています。
ですので、食事の回数をパッケージよりも少なくしてしまうと、必要な量の栄養素を吸収できない可能性がありますよ。
また、1回の食事の量が多すぎると、消化器官が十分に発達していない子猫の体にかなりの負担がかかります。餌を吐いてしまう可能性もありますよ。
また、子猫は必要な栄養素を摂取できないと、体調を崩すリスクが上がってしまいます。
できるだけ、餌のパッケージ通りの目安量、目安回数を与えるように心がけることで、体調不良のリスクをグッと下げることができますよ。
上記のような理由から、子猫の食事の量や回数は、買ってきた餌のパッケージに書いてある目安に従って与えるようにしてくださいね。
そして、子猫の食事の量や回数をきちんとパッケージの目安通りに与えるためにも、体重はこまめにチェックしてあげましょう。
子猫の体重をきちんとチェックしてあげることで、成長に必要な食事量(栄養素量)を、きちんと与えることができますよ。
また、体重のチェックは、子猫が大人の猫になってからも続けてあげることをおすすめします。
我が家で飼っている猫は、大人になってからも肥満や栄養不足を防ぐために、定期的に体重をチェックし、餌のパッケージの目安通りの量・回数を与えるようにしています。
そのおかげで、定期的な健康診断では「体型も体重も標準で健康的ですね」と、うれしいお言葉を頂きました。
愛猫が健康で元気に過ごしてくれていると、飼い主としては、とってもうれしいです。
最後のまとめとして、子猫の食事の回数は、以下が目安です。
- 生後1ヶ月~2ヶ月の子猫の離乳食:3回~6回/日で与えるのが目安
- 生後3ヶ月~6ヶ月子猫の食事の回数:3回~4回/日で与えるのが目安
※「何時間おきに与えればいいか?」の目安は3~6時間おきです
量に関しては、月齢と体重をきちんと把握して、餌のパッケージの目安量を与えるようにしてくださいね。
そうすることで、あなたの子猫ちゃんが体調を崩すリスクがグッと減り、元気にスクスクと成長していってくれますよ。
子猫の食べ物で家にあるものやチュールを離乳食として与えるのは大丈夫?
子猫に与える食べ物(離乳食)は家にあるものやチュールでも大丈夫?
子猫に与える食べ物(離乳食)として、家にあるものやチュールは避けた方がいいです。
※チュールの正式名称は「CIAOちゅ~る」です。本記事では読みやすいように「チュール」と表記していきます。
離乳食の代わりとして子猫に「家にあるもの(人間の食べ物)」「おやつのチュール」などを与えるのはやめておいた方がいいでしょう。その理由は、以下の通りです。
- 塩分が高い
- 子猫の成長に必要な栄養素が十分に含まれていない
- 消化不良でお腹を壊してしまう可能性がある
「塩分が高い」「成長に必要な栄養素が十分に含まれていない」「消化不良を起こす可能性がある」どれも、体が弱い子猫が体調を崩すリスクが高くなります。
ですので、離乳食の代わりとして「家にある人間の食べ物」や「チュール」を与えるのは避けてくださいね。
子猫にチュールを与える場合は、下の画像のような子猫用をおやつとして、またはカリカリ餌への食いつきをよくするために、少し与えるようにしましょう。
メインの食事は、必要な栄養がしっかりと摂れる「総合栄養食」という表記があるウェットフードやカリカリを準備するようにしてくださいね。
下の画像のカリカリ(総合栄養食)は「小粒なので子猫に使いやすい」「うちの子は小食だけどこの餌は食いつきが良く助かった」という口コミが多いですよ。
子猫は成猫より体調を崩しやすいですから、ぜひ食べ物にも注意して、猫専用のものだけを食べさせましょうね。
ちなみに「CIAOちゅ~る」の販売元の会社「いなば」のホームページには、「チュールの1日の上限は4袋を目安にしてください」と、書かれていました。
我が家の猫(大人の猫)はチュールのが大好きで、おやつとして時々あげています。食べさせる量は「1週間に2回程度」「1日に1本だけ」です。
「毎日与える」「1日に2~3袋与える」というのは「おデブになるかも…。」「食事をきちんと食べなくなるかも…。」と、心配ですので、チュールの量はセーブしていますよ。
あなたが子猫にチュールを与える際は、体重や状態をよく観察し、適正な量を調整してあげてくださいね。子猫専用の食べ物であっても与え過ぎはNGです。
チュールは、あくまでも「おやつ」です。ですので、まずは「総合栄養食」という表記があるウェットフードやカリカリをしっかりと食べてくれるように、餌の管理をしてあげましょう。
家にあるもの(人間用)やチュールを、離乳食の代わりとして食べさせるのは、子猫が体調不良になってしまうリスクをグッと上げてしまいます。
子猫の健康を維持してあげられるのは、あなただけ!子猫が元気にすくすく大きくなれるように、離乳食はきちんと子猫用の総合栄養食をメインに与えるようにしてくださいね。
まとめ
子猫の離乳食は何時間おきに与えるべきか判断に困りますが、離乳食であれば4時間~6時間おきに与えるようにしましょう。
回数の目安としては、生後1ヶ月~2ヶ月の子猫で3回~6回/日、生後3ヶ月~6ヶ月子猫で3回~4回/日与えるようにしましょう。
適当に食事を与えたり、人間の食べ物やチュールを食事代わりに与えるのは、子猫の健康を損なってしまうので絶対にやめておくこと。
猫専用のものだけを適切量与える、ということを徹底すると良いですよ!
3ヶ月齢を過ぎる頃には、食べられる餌の量が増えてきます。ですので、自動給餌機が重宝しますよ。定時に決まった量の餌を自動で給餌してくれますので、子猫の健康管理が楽になります。