三毛猫のオスの値段はいくら?見つけたら販売できる?最高額は?生まれる確率や短命なのかについても解説!
純血種の三毛のオスは値段が高いです。ですが日本猫っぽい三毛(雑種)のオスは、ほぼ値段が付きません。
この記事では「三毛猫のオスの値段」について詳しく解説していきますよ。合わせて以下の内容についても紹介していきます。
- 三毛猫のオスを見つけたら販売できるのか?
- 三毛猫の雄の最高額は?
- 三毛猫のオスが生まれる確率は?
- 三毛猫のオスは短命なのか?
みけ猫のオスについてあなたが抱いている疑問は、この記事で全て解決できますよ♪
三毛猫のオスの値段はいくらなの?
三毛猫のオスの値段っていくらなの?
ネットで検索してみると三毛猫(キャリコ)のオスの値段は以下の通りでした。
三毛猫のオスの値段 |
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猫種:スコティッシュフォールド(折れ耳) |
500,000円(税込) |
猫種:ラガマフィンとサイベリアンを交配させた(雑種) |
100,000円(税込) |
※上記の値段は2022年7月に【みんなの子猫ブリーダー】で「猫種:全て、性別:男の子、毛色:キャリコ」で検索した結果です。
※「キャリコ」=「三毛」のことです。
※【みんなの子猫ブリーダー】とは、ブリーダーと子猫の購入希望者をつなぐサイトです。全国のブリーダーが育てた子猫が紹介されていますよ。
純血種(スコティッシュホールド)の三毛のオスの方が、純血種同士の交配(ラガマフィン×サイベリアン)で生まれた三毛のオスの5倍もの値段です。
ちなみに、スコティッシュフォールド(立ち耳)のメスは237,000円(税込)でした。このことから、純血種の三毛のオスの相場は、かなり高いことが分かります。
この時、私が【みんなの子猫ブリーダー】で見つけた三毛のオスは「4156匹中で2匹」と、かなり少なかったです。
x(旧Twitter)では、ペットショップでオスの三毛猫が500万円で販売されているという、コメントがありました…。500万とは、とんでもない値段です…。
これらのことから、三毛のオス猫はかなり希少な存在ということが分かります。
希少な存在であることから「みけ猫オス値段=相場が高い傾向にある」ということですね。
【みんなの子猫ブリーダー】で販売されている三毛猫は、下の画像のような純血種のオス、純血種同士の交配で生まれたオスです。
「スコティッシュフォールド」と「ノルウェージャンフォレストキャット」の三毛です↓↓
引用:みんなの子猫ブリーダー URL:https://www.koneko-breeder.com/magazine/11544
日本猫のような毛の短い三毛猫の値段はいくらするのかしら?
日本猫のような毛の短い三毛猫のオスの値段ほぼ0円です。
そもそも、三毛猫とは、一般的に「白・黒・茶(オレンジ)の3色の毛色を持つ日本猫」のことを指します。下の画像のような猫のことですよ。
現在の日本において、純血種の日本猫はほぼ確認できません。つまり、あなたの近所で日本猫のように見える猫を見つけたら、ほぼ全てが雑種なんですよ。
雑種には血統書がありません。ですので、雑種の三毛猫のオスは「ペットショップではほぼ販売されていない=値段が付けられない=0円」ということです。
※純血種同士の交配で生まれた三毛猫のオスは雑種ですが、血統が明確ですので、ブリーダーサイトなどで販売されている可能性があります。
三毛猫オスを見つけたら販売できる?
三毛猫オスを見つけたら販売できるのかしら?
もしも、三毛猫のオスを見つけて拾っても販売できる確率はほぼ0%です。
三毛猫のオスを拾ったとしても販売できる確率がほぼ0%の理由は以下の通りですよ。
- 現在、ペットショップなどで、拾った三毛猫のオスを買い取ってくれる可能性はほぼない
- メルカリやヤフオクでは、生き物の販売は禁止されている
- ペットオークションの利用には資格が必要
ですので、オスの三毛猫を見つけたら「売りたい」と思って拾ってはいけませんよ。
もしも、「売りたい」などの気持ちがなく見つけたら(拾ったら)、あなたが育ててあげるか、近くの動物愛護団体に相談しましょう。
動物愛護団体がなければ、近くの動物病院やペットショップなどに相談するといいですよ。
動物愛護団体への連絡のやり方を教えて下さったり、里親探しを手伝って頂けたりと、協力していただける可能性が高いです。
みけ猫の雄の値段で最高額は3000万円!?
みけ猫の雄の値段の最高額っていくらなの?
過去に3000万円で販売されている三毛の雄がテレビ番組で紹介されていましたよ。
みけ猫の雄の値段としては最高額クラスですね。
3000万円という最高額クラスの値段で販売されていたみけ猫が紹介されたのは、2017年に放送された「ありえへん世界」というテレビ番組でした。
この時に紹介された雄のみけ猫は「猫種:メインクーン、毛色:ダイリュートキャリコ(色の薄い三毛)」の「神くん」です。
神くんは、キャリコ(三毛)で雄というだけでも珍しいのに、さらに珍しいダイリュート(色が薄い)ということもあり、3000万円という最高額になったと考えられます。
もう一つ、高い値段になった要因として考えられるのは「ペットショップの店員さんが神くんを手放したくなかったから」です。
神くんは7年以上、名古屋のペットショップの看板猫として活躍しました。
7年もお世話していたら、定員さんたちにも愛着が湧いて手放せなくなるのも納得ですよね(笑)
とはいえ、純血種の雄のみけ猫は、メスの三毛猫より高い値段で販売されているのは事実ですよ。
三毛猫のオスが生まれる確率は3万分の1!?
みけ猫のオスが生まれる確率ってどれくらいなの?
三毛猫のオスが生まれる確率は3千〜3万分の1とのことですよ。
これは、オスの三毛猫が生まれる最も多い要因の「クラインフェルター症候群」が起こる確率です。
「クラインフェルター症候群」とは、通常「XY」の性染色体の組み合わせで生まれるオスが「XXY」の性染色体の組み合わせで生まれる染色体異常です。
そして、猫の毛色に茶(オレンジ)が現れるか、現れないかは「X染色体」に含まれている遺伝子で決まります。
そして、猫の毛色が白・黒・茶(オレンジ)の三毛になる遺伝子の組み合わせは「Bb」のときだけと決まっています。
※黒茶の二毛は別名「サビ猫」とも呼ばれます。サビ猫のオスもみけ猫のオスと同じくらい珍しいですよ。
「X」の性染色体を1つしか持っていないオスの場合、どう頑張っても「B」または「b」で「Bb」になることはありません。
つまり、普通ならば、オスの三毛猫は生まれるはずがないのです。
ただし、クラインフェルター症候群の場合は「XXY」の「2つのX染色体の遺伝子」の組み合わせが「Bb」となっていればオスの三毛猫になる可能性があります。
とてもややこしい確率の問題ですね。また、クラインフェルター症候群以外の原因として「遺伝子乗り換え」「モザイク」「キメラ」などの突然変異でもオスの三毛猫が生まれる可能性があります。
何にしても「三毛猫のオスが生まれる確率はかなり低い」ということです。
三毛猫のオスは短命なのか?
みけ猫のオスは短命って聞いたことがあるわ。本当?
ネットで調べてみたところ「三毛猫のオスは短命です」と、はっきりと記載している記事は見つかりませんでした。
三毛猫のオスが生まれる要因である「クラインフェルター症候群」という染色体の異常は、人間でも起こります。
【NIPT Japan株式会社】のサイトによると「クラインフェルター症候群の男性の寿命は一般の男性とほぼ同じ=短命ではない」とのことです。
※【NIPT Japan株式会社】は、遺伝子分析技術の開発や出生前診断サービスなどの医療ビジネスに従事している会社です。
このことから、三毛猫のオスは他のオス猫と同じくらいの寿命で生きられると考えられます。
実際、2006年に閉園した「ねこたまキャッツパーク」のオスの三毛猫「福ちゃん」は18年以上生きたとのことですよ。すごいですよね。
ただし、クラインフェルター症候群の男性はそうでない男性に比べて、糖尿病や甲状腺機能低下症、乳がんなどを発症するリスクが高いとのことです。
ですので、三毛猫のオスもこれらを発症するリスクが高いと考えて、注意してあげた方がいいでしょう。
まとめ
- 三毛猫のオスの雑種にはほぼ値段が付かない
- 三毛猫のオスを拾ったとしても販売できない可能性がかなり高い
- 三毛猫のオスの最高額は3000万円だった
- 三毛猫が生まれる確率は3千〜3万分の1とかなり低い
- 三毛猫のオスは発症しやすい病気があるが短命ではない
みけ猫の雑種のオスっていろいろな理由から値段が付けられないのね。
もし、近所で野良の三毛猫のオスを見つけても販売できませんよ。注意してくださいね。