お弁当のサンドイッチで夏にツナは大丈夫?食育インストラクターのワンポイントアドバイス♪チーズや卵は?
「夏に作るお弁当に子供が大好きなツナのサンドイッチを入れてあげたいけど暑い夏にツナは大丈夫かな?」と心配になりますね。
ちょっとしたポイントを押さえておけば、夏でもサンドイッチにツナを使えます。サンドイッチの定番具材のチーズや卵も、ひと工夫すれば、夏のサンドイッチの具材として使って大丈夫ですよ!
ポイントは「水分」と「加熱」そして「殺菌」です。
この記事では、サンドイッチの定番具材のツナ、チーズや卵を夏のお弁当で安心して食べるためのポイントを、食育インストラクターの資格を持つ私が、詳しく解説していきます!
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夏のサンドイッチの具でツナは大丈夫?
夏のサンドイッチの具でツナを使う場合、以下の2つのポイントをおさえておくと、食中毒のリスクをグッと下げられます。
- ツナの汁気をしっかり取り除く
- マヨネーズなど、殺菌効果のある食材との組み合わせる
上記の2点をしっかりとおさえておけば、夏のサンドイッチの具として、ツナを使えますよ。
お弁当のサンドイッチで気を付けるポイントは「水分」と「殺菌」です。
食中毒の原因となる菌は30〜37度が最も繁殖しやすく、酸素と水をエサにどんどん増えていきます。
つまり夏に常温で置かれたお弁当は食中毒菌の大好物というわけですね。
そこで食中毒を引き起こす微生物や菌のエサとなる水分をしっかり取り除くことと菌の繁殖を抑えることが重要になってきます。
具体的には、以下のような手順でツナのサンドイッチを作ることで、夏のお弁当として持っていくことができますよ。
- キッチンペーパーなどを使ってこれでもか!というくらいツナの汁気を取り除く
- パサパサになるくらい汁気がなくなったらマヨネーズで和える
上記のように、ちょっとした一工夫で、ツナのサンドイッチを夏のお弁当として持っていけますよ。
卵が原料のマヨネーズは傷みやすくないの?
マヨネーズには卵の他に油・酢・塩が入っています。これらの調味料には以下のような防腐効果があるんですよ。
- 油:カビや菌の繁殖を防ぐ
- 酢:強い殺菌効果
- 塩:細菌の繁殖を抑える
強い殺菌・防腐効果があるマヨネーズと和えることで夏のサンドイッチの具にツナを入れても大丈夫なんですね。
もちろん、食べる直前まで保冷剤を入れた保冷バックでしっかりと冷やしておくことが前提です。
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お弁当のサンドイッチで夏にチーズや卵はあり?
サンドイッチに使うチーズや卵は、そのままの状態では冷蔵保存が基本です。
ですので、冷蔵庫と同じ温度で冷やすのが難しいチーズや卵を使ったサンドイッチを、お弁当として持っていくのは少し厳しいです。
ですが、冷凍したチーズや卵のサンドイッチをお弁当として持っていくのは可能ですよ♪冷蔵で保存できないのであれば冷凍しちゃえばいいのです。
お弁当として持っていく際は、前日に冷凍保存しておいたチーズや卵のサンドイッチを朝に冷凍庫から出すだけ。
保冷剤を入れた保冷バックで自然解凍すればお昼には美味しく食べられますよ。
下の画像のようなチーズハムカツを、晩御飯のときに1~2枚多めに揚げておいて、パンにはさんで冷凍しておけば、次の日のお弁当のサンドイッチが簡単にできてしまいますよ↓↓
卵のサンドイッチを作る際には「水分をしっかりと切る」と「加熱をしっかりする」のがポイントです。ですので、ゆで卵にするときは固茹でにしましょう。
殺菌効果のあるマヨネーズと和えた卵ディップをサンドしたら夏でも安心してお弁当に持っていけますよ。
また、殺菌作用があるレモン汁を少し加えると夏向きのさっぱりした卵ディップに仕上がりますよ。
厚焼き卵にするのもおすすめです。パンに挟むときはしっかり冷めてからにしてくださいね。
また、具材を挟むパンにはバターやマーガリンを塗ってください。
バターやマーガリンを端までしっかり塗ることで具材に含まれる水分がパンに移ってしまうのを防いでくれます。
サンドイッチが傷まないようにするためでもありますが、具材の水分でパンがベチャベチャにならずに作りたてのように美味しく食べられますよ。
まとめ
夏のお弁当のサンドイッチにツナやチーズや卵を使うときは「具材の水分をしっかりと取り除く」「殺菌効果のある食材と組み合わせる」の2つのポイントをおさえてくださいね。
また、食材を加熱した場合は、必ず冷めてからパンと挟んでください。
持ち歩くときは保冷剤を入れた保冷バックに入れ、できるだけ気温が上がらない室内や日陰に置きましょう。
食材が痛みやすい夏でも大好きなツナのサンドイッチを安心してお弁当に持っていくための参考にしてみてくださいね。
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サンドイッチの上手な冷凍のやり方については、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓