レタスの黒い粒は虫のふんや卵の可能性が高い!必見!!黒い斑点や黒い汁が付いている場合は食べられる?長持ちさせる方法も紹介♪
虫のふんや虫は洗い流せば食べても大丈夫ですよ。
この記事では「レタスの黒い粒の正体の見分け方」「食べても大丈夫なのか?」を紹介していきます。また、以下の内容についても解説していきますよ。
- レタスを洗わないで食べるのは大丈夫?
- レタスに黒い斑点が付いている場合は食べられる?
- レタスに黒い汁が付いている場合は食べられる?
- レタスを1週間ほど長持ちさせる方法は?
レタスに黒い粒が付いていると「これは何…?」と心配になりますよね。この記事であなたの心配がパパッと解決できますよ。
レタスの黒い粒は虫のふんや卵の可能性がある!洗わないのはあり?
買ってきたレタスに「黒い粒」が付いているの…。何かしら?
レタスに付いている「黒い粒」の正体は以下の3つである可能性が高いです。
- 虫のふん
- アブラムシ
- 虫の卵
● 虫のふん
レタスに付いている黒い粒が以下のような感じであれば、ヨトウムシなどのふんである可能性が高いです。
- 触ると(水で流すと)ポロポロと簡単に取れる
- 粘土みたいな感じ
- 葉が虫に食べられている痕がある
ヨトウムシのふんは下の画像のような感じです。コロコロッとすぐに取れますよ↓↓
引用:アグリカルチャークラブ URL:https://agri-cc.com/column/detail.php?_cid=1423
虫のふんが付いたレタスは、ふんを洗い流してしまえば食べられます。
ただ、ふんがあるということは、レタスの中に虫が潜んでいる可能性が高いです。ですので、以下のように念入りに洗ってから食べるようにした方がいいでしょう。
- 葉をむしる(芯からはがしバラバラにする)
- 水を張ったボウルにレタスを10分ほど浸す(虫が潜んでいる場合は苦しくなって浮いてきます)
- 黒い粒(虫のふん)と虫を流水できれいに落とす
- お料理に使う
虫のふんが付いているレタスを買ってきてしまった時は、すぐに使ってしまうか、上記のように洗ってから冷蔵庫に保存しておいた方がいいです。
買ってきたまま冷蔵庫に入れておくと虫が冷蔵庫内に出てしまう可能性があります。
私も何度か経験して悲鳴をあげたことがあります(笑)ですので、虫のふんのような黒い粒が付いたレタスは、早めに下処理することをおすすめします。
● アブラムシ
レタスに付いている黒い粒が以下のような感じであれば、アブラムシである可能性が高いです。
- 密集している
- 動いている
- 虫のようなシルエットをしている
アブラムシは下の画像のような感じで密集しています。拡大画像を見たい場合は画像をクリックしてくださいね↓↓
引用:アグリカルチャークラブ URL:https://agri-cc.com/column/detail.php?_cid=1423
アブラムシが付いたレタスは水できれいに洗えば食べられます。
ただ、大量のアブラムシが付いているレタスは、表面が硬く、苦みが増して、生のままで食べると美味しくないです。
ですので、チャーハンはスープなどに料理して食べる方がいいですよ。
● 虫の卵
レタスに付いている黒い粒が以下のような感じであれば、虫の卵である可能性が高いです(ヨトウガの卵は黒い卵です)。
- 水で流してもこびり付いていて落ちない
- 密集していてきれいに並んでいる
- つやつやしている
虫の卵は下の画像のような感じできれいに並んでいます。拡大画像を見たい場合は下の画像をクリックしてくださいね↓↓
引用:LOVEGREEN URL:https://lovegreen.net/pest/p41144/
虫の卵は葉にしっかりとくっついていて落とすのが少し大変です。ですので、虫の卵が付いていない部分だけを食べるといいでしょう。
卵が付いた葉は、ビニール袋に入れ密封して早めに処分しましょう。
※「虫のふん」や「アブラムシ」の付いたレタスはきれいに洗い流せば食べられます。
ですが「虫がついていたレタスを食べるのは抵抗がある…。」という場合は無理をして食べる必要はありませんよ。
買ってきたレタスを洗わないで食べるのはありなの?
レタスはできれば洗って食べた方がいいです。
レタスは、葉の隙間に黒い粒(虫のふんや虫)が入り込んでいる可能性があります。
お店の方や生産者さんはそのようなレタスを販売しないようにきちんと検品をしていますが、100%予防することは難しいです。
ですので、レタスを洗わないで食べるのは、できるだけやめておいた方がいいですよ。
※農薬に関しては、消費者さんが食べる頃には無害になるように生産者さんが調整しています。ですので「レタスに付いた農薬を洗わないまま食べるのは大丈夫なの?」という心配をする必要はありませんよ。
黒い斑点や黒い汁が付いている場合は食べられる?
レタスやサニーレタスに黒い斑点が付いているの…。食べられるのかしら?
レタスやサニーレタスに付いている黒い斑点は「ポリフェノールが染み出して酸化した痕」です。少し苦みがありますが食べても大丈夫ですよ。
レタスに染み出したポリフェノールは、少し時間が経つと茶色っぽい斑点になります。さらに時間が経つと黒い斑点に変色してきますよ。
「黒い斑点」になっている部分は痛み始めて結構時間が経っている証拠です。
「食べても大丈夫」ですが苦みがあり生ではあまりおいしくないです。
ですので、チャーハンやスープなどにすると苦みを気にせずにおいしく食べられますよ。
「黒い斑点の部分は食べたくないな…。」という場合は、変色している部分を取り除いて、きれいな部分だけ食べるというのもありです。
家庭菜園で育てているレタスに「黒い斑点」が出ている場合は?食べられるの?
畑に植わっている状態での「黒い斑点」は、病気の可能性が考えられます。
「斑点細菌病」というレタスの病気の末期症状には「褐色の斑点の上に黒い斑点が出る」とのこと。
家庭菜園のレタスが下の画像のような症状になってしまった場合は、食べるのをやめておいた方がいいでしょう。
引用:タキイ種苗株式会社HP URL:https://www.takii.co.jp/tsk/bugs/ale/disease/hantensaikin/
※斑点細菌病は定植直後に発症しやすい病気です。ですので、定植してすぐのレタスはよく観察してあげてくださいね。
レタスに「黒い汁」が付いているの…。これは食べられるの?
レタスに「黒い汁」が付いている場合は食べずに捨てましょう!
レタスに黒い汁が付いている場合は、腐り始めている可能性がかなり高いです。
おそらく「ヌルヌルする」「変な臭いがする」などの状態にもなっていると考えられます。ですのですぐに処分するようにしてくださいね。
レタスを長持ちさせるには爪楊枝を活用!
レタスを長持ちさせる方法ってあるの?
レタスを長持ちさせる方法はありますよ。爪楊枝を使います。
爪楊枝を使ってレタスを長持ちさせる方法は以下のように行います。とっても簡単ですのでぜひ試してみてくださいね。
- レタスの芯に3本の爪楊枝をできるだけ深く刺す
- キッチンペーパーでレタス全体を包む
- ポリ袋に2のレタスを入れる
- 芯を下にして冷蔵庫の野菜室で保存する
我が家ではこの方法でレタスを1週間ほど保存してみました。
何もしない状態で保存した際には、2日ほどで葉が茶色っぽく変色していたのですが、上記の方法で保存すると、1週間経ってもほとんど変色することなく、シャキシャキ感も維持できていました。
1か月の保存実験を行った方によると「爪楊枝を刺したレタスは1か月後もみずみずしかった」とのこと。
半分に切ったら、芯の周辺も変色せずにみずみずしかったとのことですよ(爪楊枝を刺していないレタスはシワシワで変色していて芯の周辺は黒く変色していたそうです)。
「レタスを1週間ほど長持ちさせたいな」という場合は、ぜひ爪楊枝を活用してみてくださいね。
まとめ
- レタスに付いている黒い粒は「虫のふん」「虫」「虫の卵」の可能性がある
- レタスに付いている黒い粒はよく観察することで正体を見分けることができる
- レタスの「黒い斑点」は食べられることが多いが「黒い汁」が付いているものは食べない方がいい
- レタスは芯に爪楊枝を刺すことで長持ちする
レタスに付いている「黒い粒」って何?ってすごく気になっていたの。正体がわかってスッキリしたわ。