トウモロコシの農薬のおすすめは?収穫の前日に使えるものや農薬の一覧も紹介!洗い方についても♪
トウモロコシの農薬でおすすめなのは「デナポン粒剤」や「フェニックス顆粒水和剤」などがあります。
トウモロコシに使える農薬ってたくさん種類があって迷っちゃうわ。
そうですよね。今回は、モノタロウや楽天などの通販で評判が良い農薬をピックアップしましたよ。
この記事では、トウモロコシにおすすめの農薬を見やすく分類して一覧にしています。
時間のないあなたでも、ササッと確認できますよ。その他にも以下の内容についても解説していきます。
- トウモロコシに使える農薬の一覧
- とうもろこしの農薬の洗い方
「どの農薬を使えばいいの」と悩んでいるあなた!この記事を読むと、その悩みが一瞬で解決しますよ。
トウモロコシの農薬のおすすめや収穫の前日に使えるものを紹介!
トウモロコシの農薬でおすすめのものって何かしら?
トウモロコシの農薬でおすすめなものを以下の一覧にまとめました。
下記のトウモロコシ栽培におすすめの農薬の一覧は「アワノメイガに効く農薬」「オオタバコガに効く農薬」「アブラムシに効く農薬」で分類しています。
※(前)が付いている農薬は収穫の前日に使えるものです。
アワノメイガに効く農薬
① | デナポン粒剤5 |
② | フェニックス顆粒水和剤(前) |
③ | スミチオン乳剤 |
④ | トレボン乳剤 |
⑤ | プレバソンフロアブル5(前) |
⑥ | カスケード乳剤 |
オオタバコガに効く農薬
⑦ | フェニックス顆粒水和剤 |
⑧ | プレバソンフロアブル5(前) |
⑨ | カスケード乳剤 |
⑩ | アファーム乳剤 |
アブラムシに効く農薬
⑪ | コルト顆粒水和剤 |
⑫ | ダントツ水溶剤 |
ここからは、トウモロコシにおすすめの農薬について、値段や特徴を簡単に解説していきます。※値段はモノタロウの値段(税込)を参考にしています。
①デナポン粒剤5:769円/1kg
モノタロウの「アワノメイガ農薬ランキング」や楽天などの通販で検索すると1位で表示されます。
粒状で使い勝手が良く、値段もお手頃なので、家庭菜園でトウモロコシを育てている方に人気の農薬です。アワノメイガへの効きもかなり良いです。
500mlのペットボトルに移し替え、蓋に穴を空けると、散布が楽ですよ。
②フェニックス顆粒水和剤:3289円/100g
モノタロウの売れ筋「トウモロコシ農薬ランキング」で4位の農薬です。虫の筋肉の動きを止めて捕食行動を止めさせる新しいタイプの農薬です。
「今まで使っていた農薬が効かない」というときはぜひ使ってみてくださいね。
③スミチオン乳剤:1749円/500ml
モノタロウの売れ筋「トウモロコシ農薬ランキング」で2位の農薬です。野菜や果樹など幅広く使えるので、家庭菜園でよく利用されますよ。
「匂いが強いのがちょっと気になる」という意見がちらほらとありました。
④トレボン乳剤:1055円/100ml
モノタロウの売れ筋ランキングで上位に入っています。野菜、花、果樹といろいろな作物に使えます。
アワノメイガ以外にもカメムシ、アオムシ、ヨトウムシなどにも効果を発揮しますよ。
⑤プレバソンフロアブル5:4389円/250ml
農薬の効果が2~4週間と長く続くのが特徴です。農薬の成分が植物に吸収されるので、散布の際に葉裏にしっかりとかからなくても大丈夫ですよ。
ヨトウムシやアオムシ、ハエ目防除を目的として使われる農薬です。
⑥カスケード乳剤:6149円/250ml
「高いが効きめはある」という意見が多くありました。
チョウ目、カメムシ目、アザミウマ目、ダニ目など、いろいろな虫に効果を発揮してくれますよ。
⑩アファーム乳剤:2189円/100ml
有効成分が自然物に由来しているので安心して使える農薬です。
他の農薬に比べると使用時期の制限が少なく、即効性があるのが特徴的ですよ。
⑪コルト顆粒水和剤:2079円/100g
虫を動けなくし、捕食行動を止めさせる新しいタイプの農薬です。
今まで使っていた農薬に耐性がついてしまった虫にも効果を発揮しますよ。
⑫ダントツ水溶剤:3890円/250ml
植物が農薬を吸収するので新しい芽に虫が付くのを予防できます。効果が2~3週間持続してくれるのも特徴です。
顆粒タイプですが、水に溶けやすく泡立ちも少ないので調整が簡単です。
とうもろこし栽培で最も気を付けるべき虫「アワノメイガ」に関してはこちらの記事で詳しく解説しています↓↓
トウモロコシの農薬の一覧!使い方のコツ
トウモロコシの農薬っておすすめのもの以外にどんなものがあるのかしら?
トウモロコシに使える農薬の一覧は以下の通りです。
下記のトウモロコシ栽培におすすめの農薬の一覧は「アワノメイガに効く農薬」「アブラムシに効く農薬」「オオタバコガに効く農薬」で分類しています。
※(★)が付いている農薬は劇薬です。取り扱いには特に注意してくださいね。
※(前)が付いている農薬は収穫の前日に使えるものです。
アワノメイガに効く農薬
① | デナポン粒剤 |
② | フェニックス顆粒水和剤(前) |
③ | スミチオン乳剤 |
④ | トレボン乳剤 |
⑤ | プレバソンフロアブル5(前) |
⑥ | カスケード乳剤 |
⑦ | パダンSG水和剤(★) |
⑧ | エルサン乳剤(★) |
⑨ | ダイアジノン粒剤5 |
⑩ | プリンスフロアブル(★) |
⑪ | アグロスリン乳剤(★) |
⑫ | マトリックフロアブル(前) |
オオタバコガに効く農薬
① | フェニックス顆粒水和剤 |
② | プレバソンフロアブル5 |
③ | カスケード乳剤 |
④ | アファーム乳剤 |
⑤ | ゼンターリ顆粒水和剤(前) |
⑥ | コテツフロアブル(★)(前) |
⑦ | プレオフロアブル(前) |
アブラムシに効く農薬
① | コルト顆粒水和剤 |
② | ダントツ水溶剤 |
③ | アドマイヤーフロアブル(★) |
④ | アクタラ顆粒水和剤 |
⑤ | アグロスリン乳剤 |
⑥ | モスピラン顆粒水和剤(★)(前) |
こんなにたくさんの種類の農薬があるのね。
そうですね。農薬は、毎回異なるものを使うと効果的ですよ。
例えば、アワノメイガの防除を行うための農薬として、一回目はデナポン、二回目はフェニックス、三回目はプレバソンフロアブル5というような感じです。
毎回、同じ農薬を使うと、虫が慣れてしまい農薬が効かなくなる可能性が高くなります。
ですので、農薬は、毎回違う種類のものを使うのをおすすめします。
また、長年、野菜を直売所に出荷している父に聞いたトウモロコシの使い方のコツは以下の通りです。
- トウモロコシ栽培で使う農薬は基本的にアワノメイガ対策のものだけ(アブラムシはほとんど付かないので心配しなくて大丈夫)
- アワノメイガの対策として、収穫までに3回は農薬を使った方がいい
- 安い農薬は効きが悪いので、ある程度高い農薬を使う方がいい
トウモロコシ栽培では「とにかくアワノメイガを徹底的に防除すれば大丈夫」とのことでしたよ。
とうもろこしの農薬の洗い方は?
とうもろこしの農薬の洗い方って?農薬の影響が知りたいわ。
とうもろこしの農薬は基本的に洗い落さなくて大丈夫ですよ。
農薬には、それぞれ「収穫の〇日前まで使用可能」という感じで、食べるときに影響が出ないように使用時期や使用回数が決められています。
農家さんは、その使用時期や回数をきちんとチェックしてから、使用する農薬を決めています。
出荷の際にも「どの農薬を?」「いつ?」「どの希釈倍率で使用したか?」という記録をきちんと提出していますよ。
ですので、とうもろこしがお店に並ぶ頃には、農薬の影響はなくなっています。
また、とうもろこしは、食べる実の部分が薄い皮で覆われていますので、農薬が直接かかることもほぼありません。
上記のような理由から「とうもろこしの農薬の洗い方はどうすればいいの?」と、心配する必要はありませんよ。洗わなくて大丈夫です。
でも、トマトやほうれん草は直接農薬がかかっているわよね。影響がないと分かっていても気になるわ…。
そんなときは下の画像のような洗浄剤を使うと安心ですよ↓↓
この洗剤は貝の粉末が原材料ですので、体への影響がありません。洗濯物や調理器具の除菌や消臭にも使えます。
洗い方はとっても簡単♪とうもろこしの皮を剥いて、下の洗剤を溶かした水に数分浸(つ)けておくだけです。
まとめ
- トウモロコシのアワノメイガ防除におすすめの農薬は「デナポン粒剤」や「フェニックス顆粒水和剤」などがある
- トウモロコシのオオタバコガ防除におすすめの農薬は「フェニックス顆粒水和剤」や「プレバソンフロアブル5」などがある
- トウモロコシの農薬は毎回違うものを使うと虫に耐性がつきにくいのでおすすめ
- とうもろこしの農薬は洗い落とさなくて大丈夫
おすすめの農薬の一覧を確認すれば、今年のトウモロコシの農薬はバッチリね。
トウモロコシが虫に食われてしまう前に早めに防除しましょう。
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