Yチェアで後悔しないための7つの選び方ガイド!座り心地が悪いのは改善できる!?43cmと45cmどちらがおすすめかや合うテーブルについても解説
Yチェアは、そのシンプルで美しいデザインと高い耐久性から、多くの人々に愛されています。
しかし、座り心地が悪い場合や、長時間座っていると腰痛や肩こりなどになってしまう場合もあります。
そこで、本記事では「Yチェアで後悔しないための7つの選び方ガイド」を紹介します。
どのようにして、自分に合ったYチェアを選ぶべきか、また、どのようなポイントに注目して選ぶべきか、その詳細な解説を行っています。
さらに、座り心地の改善方法5つについても紹介していきます。
この記事を事前にチェックしておくと、Yチェア購入後に「失敗した…。」と後悔しなくて済みますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
Yチェア購入で後悔や失敗しない方法を7つ解説
ここからは、Yチェアの購入において、後悔や失敗を避けるための方法を解説していきます。
1. 座り心地を確認する
実際にYチェアに座ってみて、座り心地を確認しておくことで、購入後に「失敗した…」と後悔するリスクをグッと下げることができます。
お店で、展示品がある場合は試座がおすすめですよ。
背もたれの高さ、座面の硬さ、クッションの有無など、自分の好みに合った座り心地を確かめましょう。
2.腰や背中のサポート性を確認する
Yチェアは腰部をサポートするデザインが特徴的です。
腰痛持ちの方は、腰部のサポートが適切かどうか確認しましょう。
腰部のサポートがしっかりしていると、腰痛予防に役立ちます。
逆に腰部のサポートがいまいちと感じるのにYチェアを購入してしまうと、腰痛が辛くなり購入を後悔してしまう可能性が高いです。
3.体に合ったサイズを選ぶようにする
Yチェアには座面の高さが43cmと45cmの2パターンあります。
ですので、自身の身長や体格に合ったサイズを選びましょう。
サイズを考慮せずに買ってしまうと「足が浮いて座り心地が悪い…」など、後悔する可能性があります。
適切な座面サイズを選ぶことで、快適な座り心地を実現できます。
4.設置場所の寸法を測っておく
Yチェアはゆったりと座る設計のため、サイズが大きめの椅子です。
ですので、購入前に設置場所の寸法をきちんと測り、余裕を持って設置できるかを確認しておきましょう。
この確認をしておかないと、設置後に「部屋がすごく狭く感じる…」「通る場所が狭い…」と、購入を後悔する可能性が高くなってしまいます。
5.デザイン性を確認する
Yチェアは、その独特のデザインが特徴的で、インテリアにアクセントを与えることができます。
しかし、使用場所との相性を考慮して部屋のデザインに馴染むかを事前に検討することが大切です。
そうすれば「失敗した…Yチェアだけが部屋のデザインから浮いちゃってる…。」と、後悔せずにすみますよ。
6.レビューや評判を確認する
Yチェアの購入を考えているあなたは、事前にネットでレビューや評判を調べてみましょう。
先にYチェアを使っている人の意見はすごく参考になります。
特に長期間の使用に関する評判や耐久性についての情報を注意深く確認してみてくださいね。
7. 予算を考慮する
Yチェアは1脚10万円前後する高価な椅子です。
ですので、無理をして購入すると「高かった…。」と、後悔する可能性があります。
「購入してもお金の面で生活に無理が出てこないか?」きちんと予算を計算するようにしてくださいね。
「Yチェアの購入は予算的に厳しい…。」という場合は、3万円前後で購入できて、Yチェアのように質のいい椅子もたくさんあります。
そのような、少し安い椅子の購入も検討してみてくださいね。
以上が、Yチェアの購入において失敗や後悔をしないための7つの方法です。
これらの方法を実践することで、Yチェアの購入において後悔や失敗を最小限に抑え、あなたにとって快適な生活空間を作ることができますよ。
座り心地が悪いYチェアの改善策を5つ紹介
ここからは、座り心地が悪いYチェアを改善するための5つの方法を解説していきます。
すでにYチェアを購入してしまい「座り心地が悪い…。」と、後悔しているあなたは、これらの方法を試してみてくださいね。
1.座面を張り替える
Yチェアは、座面がヘタレてしまい張りが緩いことで、お尻が沈んでしまい、座り心地が悪いと感じる場合があります。
そのような場合は、座面のペーパーコードを張り替えることで、座り心地が悪いのを改善できますよ。
Yチェアは座面を張り替えることで10~15年寿命が延びます。
2.座面のクッションを追加する
Yチェアの座面はペーパーコードを編み込んで作られています。
この座面が「硬い」「長時間座っているとお尻が痛くなる」など、座り心地の悪さを感じることがあります。
このような座り心地の悪さを感じた場合、座面にクッションを追加することで快適さを向上させることができますよ。
Yチェアには、座面専用のクッションがあります。このようなクッションを追加してみてくださいね。
3.背もたれクッションを追加する
Yチェアは背もたれが30cmほどしかありません。「背もたれが低くて座り心地の悪さを感じる…。」という場合があります。
その場合は、背もたれにクッションを追加するのがおすすめです。
背もたれのサポート部分を高くすることで、座り心地の悪さを改善できますよ。
4.脚を短くする
Yチェアの座面が高い場合は「座った時に足が浮いてしまい座り心地が悪い」と感じる場合があります。
この場合、Yチェアの脚を数センチ短く切ることで、座り心地の悪さが改善します。
ですが、自分で脚を短く切ってしまうと、座り心地が悪くなる可能性があります。
脚を短くする場合は、近くの家具工務店などにお願いするのがおすすめですよ。
5.正しい座り方をする
Yチェアの座り心地が悪いのは、あなたの座り方が悪い可能性があります。
正しい座り方を心がけることで座り心地の悪さを改善できる可能性がありますよ。
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせ、足を床にしっかりつけることで、快適な座り心地を実現できます。
以上5つが座り心地が悪いYチェアの改善策です。
あなたの座り心地の悪い原因に合わせて改善策を試してみてくださいね。
43cmと45cmどっちがおすすめ?
Yチェアは、座面の高さが43cmと45cmの2パターンから選べます。
一般的には、身長が160cm以下の方は座面の高さが43cm、それ以上の方は45cmが適しているとのことですよ。
160cm以下の人が座面の高さが45cmのYチェアに座る場合は、かかとが浮いてしまいます。
かかとが浮いてしまうと、体が安定しないのでリラックスして座り続けられない可能性が高いです。
ですので、身長が160cm以下の人にはかかとが床にピタッと付く座面の高さが43cmのYチェアがおすすめされています。
一方で、160cm以上の人が座面43cmのYチェアに座ると、かかとがビタッと床に付きすぎて、座った際に窮屈に感じる可能性があります。
また、座面の高さが43cmのYチェアは、座面の高さが45cmのYチェアよりも低いので、座る時に腰や太ももに余計な負担がかかります。
ですので、あなたが身長160cm以上で、腰痛を患っていたり、足腰が弱っていたりする場合は座面の高さが45cmのYチェアの方が立ち上がりや座る際の負担が少ないですよ。
ただし、脚の長さや好みによっては、異なる場合がありますよ。
たった2cmの違いですが、この座面の高さの違いは、座り心地に影響してきます。
Yチェアの購入を考えている場合は、座面の高さ43cmと45cmのどちらを購入するかも、事前に確認しておくと安心ですよ。
また、Yチェアとテーブルと合わせるときは、テーブルと座面との距離(差尺)も考慮する必要があります。
「Yチェアに合うテーブルは?」については、次で解説していきますよ。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
Yチェアに合うテーブルは?
Yチェアとテーブルの間の快適な差尺は、一般的に27cmから30cmが適しています。
Yチェアは、座面が木材や樹脂で作られているため、クッション性がなく、沈み込みにくい性質を持っています。
そのため、27cmから30cmの差尺を設定することで、Yチェアに座った際に、ひざが少し曲がり、肘がテーブルに自然につく姿勢を維持できます。
あなたが今使っているテーブルが低すぎる場合は、スペーサーなどを使ってテーブルの高さを上げることで差尺をYチェアに合うように調整できますよ。
また、Yチェアに合わせてテーブルを新調する場合は、Yチェアを生産しているCarl Hansen & Son社から販売されているダイニングテーブル(BA103 )のサイズを参考にするといいですよ。
このダイニングテーブルは、Yチェアに合うように設計されています。
ですので、Carl Hansen & Son社から販売されているダイニングテーブル(BA103 )、または、同じサイズのテーブルを選べば、自然とYチェアに合うインテリアになりますし、ストレスなくYチェアを設置できます。
リプロダクト品のおすすめはRound Chair
Round Chair(ラウンドチェア)はYチェアのリプロダクト品として評価が高く、おすすめです。
サイズ |
幅55.0×奥行53.5×高さ73.5cm(座面の高さ43cm) |
フレーム材 |
ブナ材(無垢材)/ウレタン塗装 |
座面張地 |
ペーパーコード |
重量 |
約4.5kg |
Round Chair(ラウンドチェア)は、正規品のYチェアの構造や座り心地を参考にして、座面素材の変更や背もたれの形の改良が成されています。
お手頃価格ですが「座り心地がいい」という口コミがとても多いですよ。
また、角の少ないデザインですので、お子様にも扱いやすく、家族全員で使いやすい椅子となっています。
正規品のYチェアのリプロダクト品は厳密に言えばありません。
リプロダクトとは「販売や生産が一度終了した商品を、正規のメーカが再び生産する」という意味です。
正規品のYチェアを生産しているCarl Hansen & Son(カールハンセンアンドサン)社では、Yチェアの製造販売を終了したことはありません。
ですので、Carl Hansen & Son(カールハンセンアンドサン)社からのリプロダクト品は、販売されていません。
ですが「Yチェアに似た椅子」「Yチェアのデザインを参考にしてより座り心地良く改良された椅子」という意味で「リプロダクト品」として表記されている商品は数多く出回っています。
ネットでも「Yチェア リプロダクト品」と、表記された商品も数多く出てきますよ。
Round Chair(ラウンドチェア)も「Yチェアのデザインを参考にしてより座り心地良く改良された椅子」という意味で販売されています。
正規品のYチェアよりも、お手頃価格で評価も高いですので「カールハンセンのYチェアはちょっと高くて手が出せない…」というあなたは、このようなお手頃価格の椅子も検討してみてくださいね。
コストコやアクタスには売ってる?
コストコでYチェアは売ってる?
コストコでは正規品のYチェアが販売されています。
ネットで検索してみると「1脚6万円くらいの値引き価格で手に入ります。」という口コミが多くありました。
ですが、常時販売されているわけではありません。
売り切れてしまうと、次の入荷まではかなり間が空く様子です。
ですので、コストコでYチェアの購入を考えているあなたは、見つけた時がチャンスですよ。
「次に来る時までに買うか買わないか決めておこう」と、購入を見送ってしまうと、次に来たときは売り切れになっている可能性があります。
在庫があるタイミングは「夏」「冬」です。この時期に「コストコでYチェアが販売されています」という口コミが多いですよ。
アクタスでYチェアは売ってる?
Yチェアはアクタスでも販売されています。アクタスで販売されているYチェアは、Carl Hansen & Son(カールハンセンアンドサン)社製の正規品ですよ。
今では、楽天などネット販売でも正規品のYチェアを手に入れることができます。
サイズ |
幅55.0×奥行51×高さ76cm(座面の高さ45cm) |
フレーム材 |
オーク材 |
座面張地 |
ペーパーコード |
正規品のYチェアの座面は、とても頑丈です。座面がヘタレてしまっても、張り替えをするとさらに椅子の寿命は伸びますよ。
初めは硬いペーパーコードも、身体に合わせて徐々に馴染んでいきます。
張り替えの目安は10年から15年ですので、一度購入して定期的に座面を張り替えることで、長く長く愛用できます。
ニトリでは売ってない?
Yチェアはニトリでは売っていません。
デザインが似ている商品としてはニトリのダイニングチェア (NコレクションC-01D)がありますよ。
サイズ |
幅57.0×奥行54.5×高さ70.8cm(座面の高さ42cm) |
フレーム材 |
天然木(ビーチ) |
座面張地 |
ウレタンと伸縮性のある素材 |
NコレクションC-01Dは、魅惑的な優雅さとしなやかさを兼ね備えたダイニングチェアです。
天然木製のクッション付き背もたれは、体を包み込むように支え、座面構造はウェービングベルトで座り心地を向上しています。
さらに、座面が簡単に外せるカバーでいつでも清潔に使用でき、お掃除も簡単です。
無印では売ってない?
無印ではYチェアは売っていません。似たような椅子としてはオーク材ペーパーコードアームチェアがありますよ。
サイズ |
幅53.5×奥行49×高さ73.5cm(座面の高さ43cm) |
フレーム材 |
オーク材 |
座面張地 |
ペーパーコード |
無印のオーク材ペーパーコードアームチェアオーク材で作られたフレームに、ペーパーコードが使用されたチェアです。
ダイニングで長い時間過ごすテレワークなどの方におすすめですよ。
天然木で作られた背もたれと脚、ロープで作られた座面が独特の美しさを醸し出し、制作にも妥協がありません。
Yチェアと腰痛の関係
Yチェアは腰痛で悩む人におすすめできる椅子とされていますが、個人の状況や好みによります。
ここからは「Yチェアが腰痛に対して有益な点」と「腰痛に悩む人がYチェアを使う際に注意するべき点」について解説していきます。
Yチェアが腰痛に対して有益な点は以下の2点です。
● 背筋のサポートをしてくれる
Yチェアは背筋を適切にサポートするデザインです。正しい姿勢で座ることで腰痛のリスクを軽減できます。
● 腰に優しい設計になっている
Yチェアは、座面が腰にフィットすることで、体重を均等に分散する設計になっています。
ですので、長時間の座り作業でも快適に過ごせることが多いです。
次は腰痛に悩む人がYチェアを使う際に注意するべき点について解説していきます。
● 合う合わないには個人差がある
Yチェアが全ての人に合うわけではありません。身体の形や腰痛の原因により、他の椅子の方が適していることもありますよ。
● 定期的な休息は必要
どんなに快適な椅子でも、長時間の座り作業は腰に負担をかけます。
長時間の座り作業でも快適とされているYチェアも同じです。
定期的な休憩やストレッチで腰への負担をこまめに解消してくださいね。
腰痛が慢性的である場合や我慢できない状況が続く場合は、お医者さんに相談することがおすすめです。
Yチェアよりも、あなたの腰に負担がかからない椅子を紹介してもらえますよ。