メルカリの値段がゾロ目なのはなぜ?値段設定や値段変更のコツを紹介!値段交渉の例文や間違えて売れたときの対処法も♪

メルカリの値段設定が999円など、ゾロ目になっているのには４つの理由があります。

この記事では「メルカリの値段がゾロ目なのはなぜ?」の理由を4つ、分かりやすく解説していきますよ。

その他にメルカリに関して以下の内容についても紹介していきます。

「メルカリの値段がゾロ目なのはなぜ?」この理由を知って、値段設定を見直すと、あなたの出品している商品が売れやすくなるかも!?ぜひ、チェックしてみてくださいね。

メルカリの値段がゾロ目なのはなぜ?4つの理由

1.売上金の端数をなくしたい

メルカリでの値段設定をゾロ目にしておくと、売上金の端数がなく、お金の管理がしやすくなります。具体的には以下のような感じです。

333円に値段設定した商品が売れた

⇒実際の売上金は333円－33円（手数料10％）＝300円

300円に値段設定した商品が売れた

⇒実際の売上金は300円－30円（手数料10％）＝270円

上記のように、メルカリでの値段設定をゾロ目にしておくと、手数料10％を引かれた後の実際の売上金の端数がなくなります。

後から「売上金はいくらになったかな?」と、確認する際に、端数がないと楽ですよね。

2.売れやすくなる

値段設定をゾロ目にしておくと、同じような商品が並んだときに安い金額に見え、少しだけ売れやすくなります。

具体的には以下のような感じです。あなたなら、どちらの子供服を選びますか?

値段が一桁違う「999円の子供服の方がお得!」と、感じますよね(笑)

この、値段設定は、購入者にとっては安く感じますが、出品者の手元に入ってくる売上金は同じなんです。具体的には以下のような売上金の計算です。

1000円に値段設定した商品が売れた

⇒実際の売上金は1000円－100円（手数料10％）＝900円

999円に値段設定した商品が売れた

⇒実際の売上金は金999円－99円（手数料10％）＝900円

数字のマジックですね(笑)このように「売れやすくなり、手元に入ってくる売上金は変わらない」という理由でゾロ目にしている方が多いです。

3.検索される際に表示頻度が多くなる

メルカリでは「価格の安い順」に並べ替えて検索されることが多いです。私もよく使います(笑)

この場合、1000円の商品よりも999円の方が上位に表示されるので、より多くの人に商品を見てもらえます。

1000円でも999円でも実際の売上金は900円です。ですので、より表示頻度が多くなるゾロ目で表示する方が多くいらっしゃいますよ。

4.値段交渉がスムーズに進む

値段設定をゾロ目にしていると、購入者さんとの値引き交渉がスムーズに進みやすいです。

例えば555円の商品に対して、多くの値引き交渉をお願いしてくる購入者さんは「55円値引きしてください」や「端数分の値引は可能でしょうか?」というコメントを送ってくることが多いです。

これがもし500円に値段設定していたら「200円値引きは可能ですか?」「どれくらい安くしていただけますか?」など交渉金額がバラバラで対応が大変ですよね。

このように、相手の交渉金額を予想しやすく、対応しやすいという理由から値段をゾロ目に設定している方もいらっしゃいます。

値段設定のコツ!ゾロ目はあり?

具体的には、以下のようにリサーチを行い値段設定を行いましょう。

メルカリでは、商品検索の際に「数十円でも安いものを購入したい!」という方が多いです。

ですので、売り切れの商品より数十円安いだけでも、売れる確率がアップしますよ。

「人気のある商品（子供服、おもちゃなど）」や「高額な商品」は、出品時の値段を少し高めに設定して様子を見てみるのもいいでしょう。

もし、出品して24時間以内に「いいね」や「コメント」がいまいち増えない場合は、値段変更を検討した方がいいです。

※メルカリ事務局によると、売れる商品のうちの約半分が「出品して24時間以内のもの」とのことです。

⇒「値段変更のコツ」についてはこちら

メルカリでは「ゾロ目の値段表示にイライラする」という利用者さんもいらっしゃいます。そのような方には、商品の購入を避けられてしまうかも…。

ですので、あなたが出品している商品の値段を全てゾロ目にするのはおすすめできません。

ただし、1000円と999円ならば、999円の方が購入してもらえる確率が少し高くなります。

状況に応じて、切りのいい値段とゾロ目の値段を使い分けるといいですね。

メルカリでの値段交渉の例文を紹介!交渉の断り方は?

上記の例文のように「誰が」「どのような用途で使う予定なのか?」など、簡単なエピソードを書いておくと、出品者の共感を誘え、値段交渉の了承を頂きやすいです。

また、値引きの金額を具体的に書いておいた方が、値段交渉がスムーズに進みますよ。

あなたに値下げの意思がない場合は、「商品を選んでくださりありがとうございます」と感謝しつつ、はっきり「値下げしません」と、断りのメッセージを送って大丈夫です。

それでも、「断り方をどうしよう…。」と悩んでしまう場合は、商品説明の欄に「値段交渉はご遠慮ください」と一言書き足しておくと安心ですね。

値段変更のコツ!値段を上げるのはあり?

メルカリでは、10％以上の値下げを行ったときに、その商品に「いいね」を付けている人に「値下げしましたよ」という通知が行くシステムになっています。

ですので、値段を1円単位でコロコロ変えるよりも、売れる確率が上がりますよ。

例えば、あるアニメが再放送され大ブームになったとき、そのアニメの関連グッズの市場価格はぐっと上がります。

もし、あなたが出品している商品の中に、そのアニメの関連グッズがあった場合は値段を上げるのもありです。

ただし、無理な値段の吊り上げはNGですよ。迷惑行為とみなされて、ペナルティを課せられる可能性があります。

市場価格を確認し、少し高いくらいの値段変更にしておくと安心ですよ。

※いきなり値段を上げると購入を迷っている購入者がビックリする可能性があります。
ですので。値段を上げるときは、「〇〇の再放送で関連グッズの市場価格が上がりましたので、こちらの商品も値上げさせて頂きます」など、商品紹介の欄に書き加えておくといいですね。

⇒「値段設定のコツ」に戻る

メルカリで値段間違えて売れたときの対処法

「取引キャンセル」はマイページから以下の手順で行ってください。

「値段間違えて売れた!?」となり、購入者さんに「取引をキャンセルしたい」とメッセージを送る際は、できるだけ丁寧な文章を心がけましょう。

メッセージの内容が丁寧だと、取引のキャンセルに快く応じていただける可能性がぐっと上がりますよ。

ここからは、メルカリの値段を間違えて買われた際、購入者さんに送る「取引をキャンセルしたいのですが…。」というメッセージの例文を紹介します。

「こちらのミスで大変申し訳ないです」という気持ちを全面に出しつつ、謙虚な気持ちでお願いすれば、快く了承して頂ける場合が多いです。

了承して頂けた場合は、下記のようにお礼のメッセージを送り、取引キャンセルの手続きを行いましょう。

もしも、購入者さんに取引キャンセルを断られた場合は、間違えた値段のまま取引を進めるしかありません。

ですので、できるだけ取引キャンセルに了承いただけるように、丁寧な文章でお願いしましょう。

まとめ

• メルカリの値段がゾロ目に設定されているのは「売上金の端数をなくすため」や「売れやすくするため」などの理由がある
• メルカリでの値段設定のコツは事前のリサーチをしっかりと行うこと
• ゾロ目を嫌がる購入者もいるため、全ての商品の値段をゾロ目に設定するのは避けた方がいい
• メルカリの値段交渉は丁寧で具体的な金額を意識して書くとOKされやすい
• メルカリの値段変更のコツは1円単位でコロコロ変えるよりも10%安くすることで売れやすくなる
• メルカリで値段設定間違えて売れたときは購入者にキャンセルをお願いするメッセージから始める