大根にすが入るのはなぜ?す入りの原因を徹底解説!!おでんや大根おろしでおいしく食べられる簡単レシピも紹介♪
す入りの大根は食べられるのかしら?
食べられますがパサパサした食感で「まずい」です。サラダなど生で食べるのはおすすめできませんよ…。
この記事では、大根のす入りの原因を詳しく解説しています。
また、以下のような内容についても画像付きで分かりやすく解説していきます。
- すの入った大根で作る簡単でおいしいおでんのレシピ
- すの入った大根で作る簡単大根おろしのレシピ
- 大根の「す」を漢字で書くと?
- 「す」の入った大根を買わないようにするための対策は?
この記事で紹介しているレシピを参考に料理すれば「す入りの大根」でもおいしく食べられますよ。
また、事前にこの記事を読んでおくことで「す入りの大根」を購入してしまうリスクをグッと下げられます。
おいしい大根を食べたいあなたは、今すぐにこの記事をチェックしましょう!!
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大根にすが入った時はおでんや大根おろしで活用しよう!
すが入った大根ってパサパサしてまずいわよね…。おいしく食べられるレシピが知りたいわ。
すの入った大根は、おでんや大根おろしにするのがおすすめですよ♪大根おろしにする場合は大根餅などにアレンジするとさらにおいしく食べられます。
ここでは「すの入った大根の使い方」や「簡単にできるおでんと大根おろし(大根餅)のレシピ」を紹介していきます。
これで、まずいす入りの大根もまだまだおいしく食べられますよ♪
すの入った大根の使い方
すの入った大根はサラダなど生の状態で食べるとまずいです。す入りの大根のは以下のような使い方をするとおいしくたべられますよ。
- 厚さ3cmくらいの輪切りにしておでんの具材にする
- 大根おろしにして大根餅にする
- 大根おろしにしてハンバーグの餡(あん)にする
- 細切りやたんざく切りにしてきんぴら風に炒める
- 細かいサイコロ切りにしてお味噌汁やポトフの具材にする
基本的に、すの入った大根は、細かく切って火を通すとまだまだおいしく食べられます。
おでんのように柔らかく煮るならば、少し大きめに切っても大丈夫ですよ。
すが入った大根を使ったおでんのレシピ
すが入った大根は一度、下味をつけ冷凍しておくと短時間で煮え、味がしみ込みやすくなります。すが入っていない大根でも応用できますのでぜひ試してみてくださいね。
このひと手間で、す入り大根のスカスカした食感がかなり気にならなくなりますよ。
材料(4人分)
- 冷凍した大根
- お好みのおでんの具材(ウィンナーや鶏肉はお子さんに人気の具材ですよ)
- ☆水カップ:5杯(1リットル)
- ☆めんつゆ:120cc(※3倍濃縮のもの)
作り方
- ー大根の下処理ー厚さは3cmくらい、皮は3~5mmで処理し、十字の切り込みを入れる
- ジップロックに、切った大根と適量に薄めためんつゆを浸るくらい入れて一晩冷凍する
- ーおでんの作り方ー大根以外のおでんの具材を下処理する
- ☆の材料を鍋に入れて沸騰させた後、冷凍した大根と煮えにくい材料を入れて15分ほど弱火で煮る
- 煮えやすい素材を入れて10分ほど弱火で煮る
- 予熱で味をしみ込ませ完成!!※大根が硬ければもう一度煮る
おでんの素は、お家に常備しておくととても便利です。肉じゃがやお鍋に使えます。だしの風味が加わって、料理がグンとおいしくなりますよ♪
大根を切るときの厚さと十字の切り込みの入れ方は、下の画像を参考にしてくださいね。
ジップロックにめんつゆを入れて大根を冷凍するやり方は、下の画像を参考にしてくださいね。
「お料理に時間をかけられない!!」「ガス代を節約したい!!」というあなたにもおすすめです。
さらに圧力鍋を使えば5分ほどで大根がホロホロに煮れますよ。私はよくお昼ご飯を食べているときに圧力鍋を使って大根を煮ています(笑)
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ガス代も時間も節約できる圧力鍋、一つ持っていると、とても重宝しますよ♪
すが入った大根を使った大根おろしのレシピ
「すの入った大根は『大根おろし』にすれば食べられる」と言う人もいますが、スカスカの大根をおろしにするとパサパサした食感が残り、あまりおいしくありません。
ですので、すが入った大根は、大根おろしにした後に「大根餅」にするなど、もうひと手間かけるのがおすすめですよ。
材料(2人分)
- ☆大根おろし 8cm分
- ☆ベーコン 2枚
- ☆ネギ 10cm
- ☆片栗粉 大さじ2
- ☆粉末鶏ガラスープの素 小さじ1
- ごま油(焼くときの油) 大さじ2
作り方
- 大根おろしの水分を絞っておく
- ベーコンとネギを細かく刻む
- ☆の材料を全て混ぜ合わせ、丸く平たく(薄いハンバーグ状)に形を整えてる
- ごま油を流しいれて熱したフライパンでこんがりと焼いて完成!!
大根の半分量を人参おろしに置き換えたり、パルメザンチーズを加えたりなど、アレンジ自在のレシピですよ。
栄養満点ですので、お子さんのおやつにもピッタリです♪
大根にすが入るのはなぜ?す入りの原因は2パターン!
「す入りの大根」とは、以下の画像のようなものを指しますよ。私もたまにこのような状態の大根に当たります(笑)
ちなみに、すが入った大根を縦に切ると、下の画像のような感じですが入っています。
引用:株式会社坂ノ途中 URL:https://www.on-the-slope.com/articles/vege/hanashi/articles-7877/
大根にすが入るのはなぜなの?
大根にすが入る原因は栽培中と保存中の管理に問題があったと考えられます。
ここからは「大根に巣が入るのはなぜ?」について詳しく説明していきますよ。
また「大根の白い部分は何?」「『す』を漢字で書くと?」「す入り大根の食感は復活する?」という疑問についても解説していきますよ。
「なぜ大根にすが入るの??」と、不思議に思っているあなたは要チェックです!
す入りの原因①栽培ミス
すが入った大根になる原因の一つは「栽培ミス」です。栽培ミスは以下の4つが考えられますよ。
- 収穫が遅かった
- 肥料が足りなかった
- 土壌の水分が足りなかった
- 大根が急激な速さで成長した
収穫が遅かった
収穫が遅くなってしまうと、大根が老化しすが入ります。
老化によりすが入った大根になるメカニズムは以下の通りですよ。
- 収穫の適期が過ぎ大根の老化が始まる
- 葉っぱの養分を作る力が弱くなってくる
- 根に送る養分が少なくなる
- 生きていくための養分が足りなくなる
- 足りない養分を根から補う
- すが入った大根になる
肥料が足りなかった
肥料が足りなかった場合、十分な量の養分が根に送られません。
その結果、すの入った大根になってしまいます。
土壌の水分が足りなかった
「栽培後期に土壌が乾燥しすぎていた」または「気温が高く土壌の温度が高くなりすぎた」などもすの入った大根になる原因です。
本来、大根は土壌の水分を吸収してみずみずしく成長するはずです。
しかし、土壌が乾燥しすぎていると、逆に大根の水分が土壌に奪われスカスカになってしまうのです。
大根が急激な速さで成長した
「気温が暖かかった」「株間が広かった」「肥料を過剰に与えた」「土壌が柔らかすぎた」などが原因で、大根が急激に大きくなった場合もすの入った大根になりやすいです。
これは、大根の成長の速さに細胞の成長が追いつかないため、中身が空洞になってしまうからです。
スーパーでは、流通の過程で検品をきちんと行っています。
ですので、上記のような「す」が入っている大根が売られることは、ほぼないでしょう(おつとめ品などは入っている可能性がありますが…)。
直売所では、主に生産者さんが検品をして自分で野菜を並べるので、たま~にですが質の悪い大根も出荷する方がいます。
私の家の近所の直売所でも、質の悪い野菜ばかりを出荷する方が数人おられますよ。
だいたい、その方の野菜は大量に売れ残っています(笑)
直売所では、いろいろな生産者さんの大根を見比べて、質のいいものを購入するようにしてくださいね。
たぶん直売所で適当に選んで買ってきたから「す入り大根」に当たっちゃったのね。
次からはきちんと新鮮なものを選びましょう!
す入りの大根を購入しないための対策を知りたいあなたはここをクリック!!
す入りの原因②保存ミス
大根のす入りの原因のもう一つが「保存ミス」です。
大根を葉付きで購入した際に、葉を付けたまま保存すると、すぐにしわしわになってすが入った大根になってしまいます。
これは、葉から水分がどんどん蒸発していくため。ですので、葉付きの大根を購入してきたときは、葉を3cmほど残して切り取り、新聞紙などで包み、水分が蒸発しないように保存しましょう。
切り取った葉は細かく刻み、ベーコンと一緒にごま油で炒めると、白ご飯にピッタリなお供になりますよ♪
大根の中が白いのも「す」
すが入った大根ではないけれど、「大根の中が白い…。」という場合もありますよね。実は、この「中が白い」のも「す」です。
スポンジ状になる一歩手前の状態ですよ。放っておけば、どんどん空洞が広がっていきます。
若干、シャキシャキ感が損なわれている食感ですが、完全にすが入った大根よりはマシですよ。早めに食べきってしまいましょうね。
す入りの大根の食感は復活しない
す入りの大根の食感は復活しません。水につけても、煮ても、新鮮な大根のような食感には戻せませんよ。
食べたときに若干「スカスカしているな…。」と、違和感のある食感が残りますので、それが嫌な場合はす入りが激しい部分を取り除いて料理しましょう。
しかし、す入りの大根は新鮮な大根よりも「味がしみ込みやすい」というメリットがあります。ですので、おでんなどの煮込み料理に使うのがおすすめですよ。
私は、すの入った大根を小さいサイコロ切りにしてカレーに入れたりしていますよ。
細かく切っているので「す」のパサパサ感も気になりませんし、火が通りやすく新鮮な大根よりもトロっとした食感になります。
す入りの大根の消費に悩んでいるあなたは、ぜひ一度試してみてくださいね♪
「すが入る」を漢字で表記すると「鬆が入る」
大根の「すが入る」を漢字で書くと「鬆が入る」です。「巣」ではありませんよ。私も最近まで「大根の巣」と勘違いしていました(笑)
「鬆」には「すき間」や「穴」という意味があります。
「骨粗鬆症」をイメージすると分かりやすいですね。この病気は骨がスカスカのスポンジ状になることからこの漢字が当てられています。
茶碗蒸しやお豆腐、鋳型で作った金属の気泡のようなすき間も「鬆が入る」と言いますよ。
す入りを購入しないための対策を3つ紹介
すの入った大根が当たってしまうとがっかりよね。す入りの大根に当たらないようにするための対策ってあるのかしら?
すの入った大根を購入しないための対策は以下の3つですよ。
- 見た目や触り心地をチェック
- 葉の断面をチェック
- カットされているものを購入する
ここでは、その3つの対策について詳しく説明していきますよ。
「すが入った大根によく当たる」というあなたは、ぜひチェックしてくださいね。
見た目や触り心地をチェックする
見た目が黄色っぽく変色しているものや、触ってみてフニャッとしているもの、葉がヘタっとなっているものは購入しないようにしましょう。
このような大根は、水分がかなり蒸発して鮮度が落ちている証拠です。す入りの大根である可能性がかなり高いですよ。
とはいえ、触り心地を確認するために、大根を必要以上にベタベタ触るのはNGですよ。
持ってみて「柔らかいな」と、感じたら別のものを選ぶ程度にしておきましょうね。
葉の断面をチェックする
スーパーなどで、すでに葉が切り取られて販売されている大根がありますよね。このような大根を購入する際は、まず葉の切り口をチェックしてみてください。
切り口がスカスカのスポンジ状になっていたら、その大根が古いというサイン!高いすが入った大根です。
このチェックだけでも、す入りの大根に当たる確率がかなり低くなります。ぜひ、実践してみてくださいね。
カットされているものを購入する
春と秋に植えられた大根は「土壌の水分が不足する」「急激に成長する」など、すが入った大根になりやすい栽培環境で育ちます。
これらの理由から、5~10月頃に大根を購入する際は、1/2や1/3にカットしてあるものを購入するのがおすすめです。
すでにカットしてあるので、断面をチェックしやすく、す入りの大根に当たるのを確実に避けられますよ。
まとめ
- す入りの大根もおでんや大根餅などにすればおいしく食べられる
- すが入った大根になる原因は収穫が遅かったなどの栽培ミスと葉が付いたまま保存していたなどの保存ミスの2パターンが考えられる
- 「大根の中が白い」のはすが入り始めている状態
- す入りの大根のパサパサ食感は水につけても煮ても復活しない
- 大根の「す」は漢字で表記すると「巣」ではなく「鬆」
- 「葉の断面をチェックする」「カットされている大根を購入する」などの対策をすれば高い確率ですが入った大根の購入を避けられる
これでもうすが入った大根に当たらないわ!
「すの入った大根に当たってしまった」「大根を葉が付いたまま保存してしまいすが入った」ときはぜひ紹介したレシピを試してみてくださいね。
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