とうもろこしの離乳食でアレルギーは出る?ブレンダーでのペーストの作り方や初期から後期までのレシピ6つを先輩ママが伝授!
そばや卵ではアレルギーが出やすいのは知ってたけれど、とうもろこしも出るのね…。
どの食品でもアレルギー症状が出る可能性はあります。ですので、初めての食品は注意してくださいね。
この記事では、とうもろこしの離乳食アレルギーについて「どのような症状がいつ出るのか?」「とうもろこしアレルギーが出たら避けた方がいい食材は?」などについて詳しく解説していきます。
その他に、以下の内容についても分かりやすく紹介していきますよ。
- ブレンダーを使ったとうもろこしの離乳食(ペースト)の作り方
- 初期〜後期までの離乳食のレシピ
- 缶詰のとうもろこしを離乳食に使っても大丈夫?
初めての離乳食「アレルギーが出たらどうしよう…。」と、不安ですよね。
この記事では、私が実践した離乳食のちょっとした注意点や便利なベビーフードも紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
楽に離乳食にとうもろこしを取り入れたいときは、缶詰を使ったり、下の画像のようなフレーク状のベビーフードを使ったりするのがおすすめです↓↓
とうもろこしの離乳食でアレルギーの症状が出る!?
とうもろこしを離乳食に使うと、アレルギーの症状が出るのかしら?
とうもろこしを離乳食に使うと、アレルギー症状が出る可能性はあります。
とうもろこしは、食品表示法で指定されている「アレルギー症状が出やすい食品28品目」には当たりません。
ですので、とうもろこしでアレルギー症状が出る可能性が低いです。しかし、どのような食材でもアレルギー症状が出るリスクはあります。
アレルギーってどのような症状が出るの?いつ出るの?
アレルギーの症状や症状が出る時間は以下の通りです。
軽い症状
- 口の周りにブツブツができる
- 鼻水や涙やくしゃみが出る
重い症状
- 下痢
- 吐く
- 全身にブツブツができる
- 呼吸が粗くなる
- 痙攣(けいれん)を起こす
症状が出るまでの時間
- 食べてから数分後~数時間後など個人差が大きい
離乳食で初めての食材を食べさせて、上記のような症状が出た場合、その食材に対してアレルギー症状が出てしまう体質である可能性が高いです。
そのような場合は、その食品を無理に食べさせたり、一人で悩んでしまったりせずに、かかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。
また、とうもろこしでアレルギー症状が出るお子さんには、以下の食品に対しても注意してください。
- 小麦
- 大麦
- ライ麦
- バナナ
- トマト
- メロン
- スイカ
- オレンジ
- 米
とうもろこしと上記の食材は、アレルギーの原因となる物質の構造が似ています。そのため、とうもろこしと同じようなアレルギー症状が出る可能性がありますよ。
大人になってもアレルギーの症状って出るのかしら?
子どもの頃は大丈夫だった食材でも、大人になってアレルギー症状が出ることはあります。
私の兄は、大人になってから小麦に対してのアレルギー症状が出るようになりました。
一度、私の目の前で症状が出てビックリしたことがあります。全身にブツブツが出て、呼吸も苦しそうでした。
30分ほど医務室で休憩したら症状はかなり回復していましたよ。
私の兄のように、大人になってからアレルギーの症状が突然出る可能性はあります。
ですので、突然、今まで食べられていた食品を口にして口の中や皮膚に違和感を感じた場合はアレルギー症状が出ている可能性があります。
そのような場合は、病院でアレルギーの検査を受けておくと安心ですよ。
今日、娘の離乳食で初めてとうもろこしを食べさせようと思って…。アレルギーの症状が出ないかドキドキしちゃう…。
そうですよね。初めての食材を離乳食で使うときには以下の3つのことに注意するといいですよ。
- 新しい食材は一日に1種類にする
- 初めて食べさせる食材はスプーン1/3〜半分の量にする。アレルギーの症状が出ない様子ならば2日目にスプーン1杯、3日目にスプーン2杯と量を増やしていく
- 初めての食材は午前中に食べさせる
上記の3つのことに気を付ければ、もしもアレルギーの症状が出たとしても「どの食材に反応したのか?」特定しやすく、症状が重い場合はすぐに病院に駆け込めます。
私も娘の離乳食が始まった頃、ドキドキしながら新しい食品を食べさせていましたが、この3つの注意点を教わってからは、少し気持ちが落ち着きました。
とうもろこしの離乳食はブレンダーを活用!ペーストの作り方
とうもろこしを離乳食用にペーストにするのって大変よね…。
ブレンダーがあると離乳食作りはとっても楽になりますよ。
とうもろこしの離乳食(ペースト)の作り方は、以下の通りです。
- とうもろこしの外皮を一枚残してラップで包む
- 電子レンジ(600W)で6分ほど加熱する
- 粗熱が取れたら、外皮を剥(む)き、芯から実を外す
- 容器にとうもろこしの実と水大さじ3を入れ「ブレンダー」や「すり鉢」でペースト状になるまで粉砕する
- ペースト状になったとうもろこしを裏ごしして皮を取り除く
※離乳食の後期になると4の工程まで大丈夫です。
※初期〜中期は実の皮を裏ごしで取り除いてあげないと、赤ちゃんの消化器官に負担がかかります。
4の工程でブレンダーがあれば、すぐにペースト状になるので作業の負担がかなり減ります。
ブレンダーは1万円以内でいろいろなパーツがセットになっているものが販売されていますよ↓↓
私は、ミキサーを使って離乳食作りを乗り越えました。しかし、今考えると「ハンドブレンダーの方が絶対楽だった!」と思っています(笑)
赤ちゃんの食べる量が増えてきたら、圧力鍋で数種類の野菜をまとめて煮て、ブレンダーにかけ、冷凍させておくと離乳食の準備がスムーズにできるようになりますよ。
もっと楽に離乳食にとうもろこしを取り入れたいときは、缶詰を使ったり、下の画像のようなフレーク状のベビーフードを使ったりするのがおすすめです↓↓
実は私、娘が離乳食を卒業するまでとうもろこしを離乳食に使ったことはなく、ベビーフードばかりを使っていました。
それでも全く問題はなく、今では、茹でたとうもろこしをボリボリと食べてくれています(笑)
離乳食作りは、できるだけ楽に継続できるように、便利なグッズやベビーフードをフルに活用していきましょう!
とうもろこしの離乳食のレシピ♪初期から後期まで6選!
とうもろこしを使った離乳食のレシピってどんなものがあるのかしら?
今回は、とうもろこしを使った離乳食のレシピを初期から後期まで6つ紹介していきます。私も娘によく作っていました♪
- 初期のレシピ①スープ
- 初期のレシピ②パン粥(かゆ)
- 中期のレシピ①グラタン
- 中期のレシピ②リゾット
- 後期のレシピ①おやき
- 後期のレシピ②蒸しパン
上記の離乳食は、とうもろこしのペーストをブレンダーでまとめて作って冷凍保存しておくと簡単に作れますよ。
活用できるベビーフードやアレンジの仕方も紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね。
離乳食初期のレシピ2種類
離乳食の初期(5~6か月)は、どろどろのペースト状のお粥からスタートします。
お粥に慣れてきたら、野菜、果物、豆腐など少しずつ新しい食品にチャレンジしていきましょう。
初期のレシピ①スープ
材料
- とうもろこしのペースト 20g
- 育児用ミルク 小さじ1
- 水 大さじ1
作り方
- 全ての材料を鍋に入れる
- 弱火で煮て完成!
育児用ミルクは粉よりもキューブ状のものの方が保存が楽です。災害の時にも活躍してくれますので多めに買っておくといいですよ↓↓
ミルクで、やさしい甘みが足されますので、離乳食が初めての赤ちゃんでもパクパクと食べてくれます。
とうもろこしの代わりに「人参」や「かぼちゃ」など、使う食材を変えてアレンジができます。
初期のレシピ②パン粥(かゆ)
材料
- 食パン 1/4くらい(耳を取り除いてラップに包んで冷凍しておく)
- とうもろこしのペースト 20g
- 育児用ミルク 適量
作り方
- 冷凍した食パンを凍ったまますりおろす
- 鍋にすりおろしたパンと育児用ミルクを入れる(育児用ミルクはパンがひたひたになるくらいまで入れる)
- とうもろこしのペーストを入れる
- 弱火で煮て完成!
お米のお粥に慣れてきたら、ぜひ、パン粥にもチャレンジしてみてください。面白いくらいにパクパクと食べてくれますよ。
私は娘の体調が悪くて、食欲がない時にはよくパン粥を食べさせていました。
とうもろこしの代わりのアレンジとしては「りんご」や「桃」などのフルーツがおすすめです。
離乳食中期のレシピ2種類
離乳食の中期(7~8か月)は、豆腐くらいの固さを目安にしてください。
ペースト状ではなく粗くつぶしたものも食べられるようになってきますよ。中期の後半には形が残った野菜(3~5mm角に切ったもの)も食べさせていきましょう。
とうもろこしの皮はまだ取り除いてあげてくださいね。
赤ちゃんが飲み込むのに苦労している様子ならば、片栗粉でとろみを足してあげるといいでしょう。
中期のレシピ①グラタン
材料
- とうもろこしのペースト 20g
- ツナの缶詰(水煮・無塩) 15g
- 粉チーズ 小さじ1
作り方
- ツナを細かくほぐす
- ツナととうもろこしのペーストを混ぜ合わせる
- 耐熱容器に2を入れ粉チーズをふりかける
- トースターで少し焦げ目がつく程度に焼いて完成!
ツナの缶詰は、魚を食べさせたいときに手軽に準備できるので、私もよくお世話になっていましたよ。
ツナを「白身魚」や「肉」に変えたり、とうもろこしを「かぼちゃ」に変えてあげたりするなどのアレンジが可能です。
中期のレシピ②リゾット
材料
- ★トウモロコシのペースト 20g
- ★7倍粥 50g
- お湯 小さじ1~2
作り方
- ★の材料を混ぜる
- お湯を少しずつ加えとろみを調整して完成!
材料を混ぜるだけで簡単にできちゃうリゾットです♪
「肉」や「チーズ」などを少し足してあげると、この1品だけで離乳食を済ませられますよ。
離乳食後期のレシピ2種類
離乳食の後期(9~11か月)は、バナナくらいの固さを目安にしてください。
形のある野菜(5~8mm角に切ったもの)や裏ごししていないとうもろこしのペーストも食べられるようになってきますよ。
この頃になると、赤ちゃんは、手づかみで食べたがるようになってきます。ですのでおやきや蒸しパンなどつかみ食いできるレシピを紹介していきます。
後期のレシピ①おやき
材料
- 米粥のベビーフード 1袋
- とうもろこしのペースト 20g
- 卵 1個
- バター 少々
作り方
- 全ての材料を混ぜ合わせる
- フライパンにバターを溶かす
- 1をスプーンですくい、フライパンに流していく(10枚くらいのおやきができます)
- 両面に軽く焼き色が付いたら蓋をして、弱火で蒸し焼きにする
- 中まで火が通ったら完成!
米粥のベビーフードを使うことで、ホットケーキのようにフワフワしたしたおやきができます↓↓
とうもろこしペーストの代わりに「人参」や「あおさ粉」「肉」などアレンジは自由自在です♪
後期のレシピ②蒸しパン(お弁当用のシリコン容器3個分)
材料
- トウモロコシのペースト 20g
- 薄力粉 40g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 育児用ミルク 40g
作り方
- 全ての材料を混ぜ合わせる
- 1をシリコン容器に入れる
- 深めのフライパンに水を1cmほど入れる
- フライパンにクッキングペーパーを敷く
- クッキングペーパーの上にシリコン容器を置く
- フライパンを中火にかけ、お湯が沸騰したら弱火にし10分ほど蒸す※途中でお湯がなくなってしまったら、少し足してください。
- お箸などを刺して、中まで火が通っていることを確認したら完成!※お箸にトロッとした生地がくっついてこなければ大丈夫です。
私は、蒸しパンを多めに作って一つずつラップで包み、ジップロックに入れて冷凍庫にストックしておくことが多かったです。
離乳食を作る時間がないときはレンチンでササッと用意でき、とても便利なレシピでしたよ。
とうもろこしの代わりに「人参のすりおろし」や「きなこ」などでアレンジしてもほんのり甘く美味しい蒸しパンになります。
「小麦粉とベーキングパウダーは常備していない」という場合は、下の画像のような蒸しパンの材料が入っているベビーフードが販売されています↓↓
使い切りですし、レンジで作れますので常備しておくと便利ですよ。
とうもろこしの離乳食は缶詰も大活躍!
とうもろこしで離乳食を作る時って缶詰を使っても大丈夫なのかしら?
とうもろこしの離乳食には缶詰のとうもろこしを使っても大丈夫ですよ。
缶詰のとうもろこしを使うことで、外皮をむいたり、芯から実を外したりする作業が省けるので、かなりの時短になります。
無添加の缶詰を選ぶとそのまま使えるので、さらに時短になりますよ。
塩分など、添加物が入っている缶詰とうもろこしを使う場合は、沸騰したお湯でとうもろこしを2〜3分煮てから、離乳食に使いましょう。
塩分を含んだまま使ってはいけないの?
赤ちゃんは消化器官が未熟です。ですので、塩分や砂糖などを摂取してしまうと、体に負担がかかります。
特に離乳食の初期〜中期の始めは負担がかかりやすいので、味付けは「かつおダシ」や「野菜ダシ」を使いましょう。
下の画像のようなベビーフードのダシも販売されていますよ。私もたくさんお世話になりました(笑)↓↓
離乳食の中期の終わり〜後期には「大人よりも少し薄めの味付け」にしてあげてくださいね。
まとめ
- とうもろこしを初めて離乳食に使うときはアレルギーの症状が出る可能性があるので注意が必要
- アレルギーの症状は少しブツブツができる軽い症状からおう吐や下痢など重い症状までと個人差が大きい
- アレルギーの症状が出るのは食べさせて数分後〜数時間後までと個人差が大きい
- 大人になって急にアレルギーの症状が出ることもある
- 「初めて食べさせる食材は一日1種類」など3つのことに注意すれば離乳食を安心して食べさせられる
- 離乳食にとうもろこしの缶詰を使っても大丈夫
とうもろこしにもアレルギーの症状が出る可能性があるのね。初めて食べさせる場合は気をつけないと。
ブレンダーやベビーフードなども上手に活用して、お子さんとの離乳食タイムを楽しんでくださいね。
こちらの記事ではお子さんと一緒に食べられるおいしい簡単レシピをたくさん紹介していますよ↓↓