いちごの植え替え時期はいつですか?北海道ではいつ?畑やプランターへの植え替えのコツを紹介♪植えっぱなしはあり?
秋植えよりも春植えの方が、収穫量がグンと多くなります。
この記事では、「いちごの植え替えの時期はいつですか?」というあなたの疑問についてついて詳しく解析していきます。
合わせて以下の内容についても説明していきますよ。
- 東北や北海道での植える時期はいつ?
- いちごを植える畑はどこが適している?
- いちごを植え替えるおしゃれなプランターは?
- いちごの植え方は?向きや間隔は?
- 植え替えた後にしおれるのはなぜ?
- 植えっぱなしはあり?
いちごは植える時期や植え方のコツを知っておけば収穫量がグンと上がります。
植え替える前にこの記事をチェックしておくと、春にはたくさんのイチゴが収穫できること間違いありませんよ♪
いちごの苗は、ホームセンターよりも、苗を専門に販売しているお店で購入した方が元気で、病気のリスクが低いです。
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いちごの植え替え時期はいつですか?北海道や東北は?
いちごの植え替えの時期はいつですか?
いちごの苗の植え替え時期は10〜11月が適しています。
イチゴの移植時期から収穫できるまでの過程は以下の通りですよ。
10~11月 | イチゴの苗の植え替え |
↓ | 枯れた葉を取り除く |
12~2月 | 休眠 |
3月頃 | 休眠から目覚める |
4~5月 | 1番花が咲き始める |
5~6月 | 収穫と開花を繰り返す |
いちごの苗は、秋(10~11月)に植え替えて、冬を迎える前に株をしっかりと成長させた方がたくさんの実を収穫できます。
上手に育てれば、4番花の実まで収穫できるでしょう。
春植え(4月~5月)は、株がしっかりと根を張り、実を付けられるようになるまでに時間がかかります。
どんなに上手に育てても「2番花の実まで収穫できればいいかなぁ」という感じですよ。
また、冬に休眠を経験したいちごの株は、休眠を経験していない株に比べて花がスムーズに出てきます。
これらの理由から、イチゴの移植時期は春ではなく、秋(10~11月頃)にするのがおすすめです。
北海道や東北でイチゴを植える時期はいつですか?
雪に埋もれても大丈夫?
東北や北海道でのイチゴの植え替え時期も10~11月頃で大丈夫です。
雪に埋もれても大丈夫ですよ。
イチゴは、雪に埋もれてしまった方が土の乾燥や凍結を予防できます。
ただし、雪の重みで葉が折れてしまう可能性があります。
ですので、雪への対策として、敷き藁や寒冷紗などを軽く被せてあげるといいでしょう。
プランターの場合は、庭や畑に10cmほどの高さの穴を掘り、そこにプランターを並べ、敷き藁や寒冷紗で覆っておくといいですよ。
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イチゴを植える畑はどこ?苺専用のプランターも紹介
イチゴを畑に植える畑はどこがいいのかしら?
イチゴを畑に植える場合、以下のような条件がそろっている畑が適しています。
- 日光がよく当たる(できれば1日4~5時間以上当たる場所)
- 水はけがいい
- 風通しがいい
プランターでの栽培でも、上記のような条件にできるだけ当てはまる場所に置いてあげてくださいね。
●日光がよく当たる
イチゴにとって「日光がよく当たる」という条件は重要です。
我が家のイチゴ園は、日当たりがいい場所では5番花まで咲きました。
一方で、日当たりの悪い場所では4番花までしか収穫できず、株の状態も弱々しかったです。
このように、日当たりの違いで、実の収穫量がかなり違ってきますよ。
●水はけがいい
水はけに関しては、畑の場合は畝を30cmほど高く盛り上げておいた方がいいです。
夕方〜夜に畝(土)がビショビショの状態が続くと、葉だけが元気に成長し、実が少なく小さくなる可能性が高くなります。
ですので、植える場所の水はけは、できるだけ良くしておきましょう。
プランター栽培の場合は、逆に土が乾きやすいので、水不足に注意してくださいね。
下の画像のような水分計を挿しておくと、水不足の確認が簡単にできますよ↓↓
●風通しがいい
「イチゴを植える場所の風通しがいい」という条件も意外と大切です。
植える場所の風通しがいいと、病気や害虫の発生率が低くなりますよ。
イチゴを植えるためのおしゃれなプランターってどんなものがあるのかしら?
イチゴを植えるためのおしゃれなプランターは以下のようなものがありますよ。
- ハーベリーポット
- イチゴ栽培用フェルトプランター
ハーベリーポット
ハーベリーポットは重ねて使えるプランターです。狭いスペースでもたくさんのイチゴを栽培できますよ。
イチゴのタワーなんてとってもおしゃれですよね♪
上記のセットならば「プランター×3つ、培養土、肥料」がセットになっていますので、後はイチゴの苗を購入するだけで栽培が始められます。
初めてのイチゴ栽培にはおすすめのセットですよ。
イチゴ栽培用フェルトプランター
布製のプランターです。イチゴだけを植える場合は、このプランター1つで最大6株を植えることができますよ。
陶器の植木鉢よりも軽く、持ち運びできるように取っ手が付いています。
何よりもとってもおしゃれ♪使わない時は折りたためコンパクトに収納できます。
「空きプランターを置くスペースがない」というあなたにおすすめのプランターですよ。
いちごの植え付けは方向や間隔が決まっている!
いちごの植え付けは方向や間隔が決まっているの?
決まっていますよ。
決まった向きや間隔で植えることで、収穫が楽になり株が元気に育ちます。
● 苗の向き
プランターにいちごの苗を植え付ける場合は、下の図のように植える向きを調整してください。
いちごの苗は、実が出てくる方向が決まっています。どの向きに実が出てくるのかは、以下の2通りの方法で見分けてください。下の図も参考にしてくださいね。
- ①ランナーの切り痕が長い方(親株側と繋がっていた方)の反対側
- ②葉が沿っている反対側
※ランナーから苗を作る場合は、親株側に繋がっている方を長く残して切っておくと植える向きが分かりやすいですよ。
プランターでいちごを栽培する場合は、実が外側に垂れてくるよう(外成り)に植える向きを調整します。実が成ると下の画像のような感じになります。
プランターの外側に実が垂れてくるように苗を植える向きを調整することで、実が土に付かず、きれいな状態で収穫できます。
また、ナメクジの被害もある程度予防できますよ。
畑でいちごを栽培する場合は、栽培者さんの好みで外成り、内成りになるように植える向きを統一していきます。
● 苗の間隔
苗の間隔は、65cmのプランターに植える場合、下の図のように植え付けてください。
苗の間隔を25cmあけることで、成長が良くなりますし、病気や害虫の予防にもつながります。
植えっぱなしはあり?植え替えた後に枯れるのはなぜ?
いちごの苗を毎年植え替えるのはめんどくさいわ…。植えっぱなしにするのはありかしら?
いちごを植えっぱなしにしておくのはおすすめできません…。
毎年新しい株を植え替えた方がいいです。
いちごは、きちんと管理すれば、毎年同じ株から実が収穫できます。
ですが、病気や害虫、収穫量などの点を考慮すると、植えっぱなしではなく、毎年新しい株を植えた方がいいです。
「めんどくさい」という気持ちはわかりますが、できるだけ新しい苗を植え替えてあげてくださいね。
いちごの苗を植え替えたら枯れるの…。なぜかしら?
苗が植え替えた後に枯れるのは、水が足りない可能性が高いです。
植え替え後のいちごの苗がしおれるのをできるだけ予防するためには、以下のことに気を付けて水の管理を行ってください。
- 午前中にしっかりと水やりをする(午後は土が乾燥している様子ならば土が湿る程度に水やりをする)
- クラウンの部分がしっかりと湿るように水やりをする
- 植え替え後7~10日ほどで根付くので、それまではこまめにしおれていないか観察する
※午後に水をたっぷりと与えてしまうと、根が腐る可能性が高くなります。ですので、水やりは午前中にしっかりとやってください
いちごの苗は植え替えた後、根がしっかりと張るまでは水を上手に吸収できない状態です。
ですので、植え替えた後数日は、水の管理をしっかりと行わないとしおれる可能性が高くなりますよ。
根付くまでは、こまめに水管理をしてあげてくださいね。
「苗が根付いたか?」の見極めは「苗が簡単に引き抜けるか引き抜けないか?」で判断してください。
簡単に引き抜ける場合は、まだ十分に根が張っていません。ですので、こまめな水やりを続けてくださいね。
しっかりと水をあげているのに、苺の苗が枯れる場合は、苗が病気にかかっている可能性が高いです。
炭疽(たんそ)病にかかっている苗は、植え替えのストレスで枯れる可能性が高いです。
炭疽病は、一度かかってしまうと治らないです。ですので、水をしっかりとあげて枯れる苗が見られた場合は、すぐに引き抜いて処分してください。
「なぜ、毎年いちごの苗を植え替えた方がいいのか?」については、こちらの記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね↓↓
まとめ
- いちごの植え替えの時期は春ではなく秋に行うと収穫量が多くなる
- 東北や北海道でのいちごの植え替えの時期も秋で大丈夫
- いちごを植える場所は「日当たり」「水はけ」「風通し」のいい所が適している
- いちごの植え方には適した向きや間隔がある
- いちごの苗が植え替えた後にしおれるのは水不足の可能性が高い
今年は春じゃなくて秋にいちごの苗を植え替える準備をしておかなくちゃ!
植える時期を秋にすることで、春に植えるよりも収穫量が2倍くらい多くなりますよ♪
いちごの苗は、ホームセンターよりも、苗を専門に販売しているショップから購入すると安心ですよ。
いちごの栽培に関してはこちらの記事もおすすめです↓↓
こちらの記事では「庭に畑を作るにはいくらかかる?」について紹介していますよ↓↓