大根が柔らかいのは食べれる?おいしく食べられる人気レシピや腐っている場合の見分け方を紹介!柔らかい方や種類も♪
大根って柔らかい状態になったらもう食べれないのかと思っていたわ。
シャキシャキ感はなくなっていますが、柔らかくなってしまった大根もまだ十分おいしく食べれます。
シャキッと感を復活させる方法もありますよ♪
この記事では「柔らかい大根は食べても大丈夫なのか?」について詳しく解説しています。
また、以下のような内容についても画像付きで分かりやすく解説していきますよ。
- 柔らかい大根を復活させる方法
- 柔らかくなった大根をおいしく食べられる人気レシピ
- 柔らかい大根が腐っている場合の見分け方
- 大根の柔らかい方はどっち?
- 柔らかい大根の種類は?
「お家にある大根が柔らかくなっているけど食べれる?腐っている?」とお悩みのあなた!今すぐにこの記事を読んで、冷蔵庫の中の柔らかくなった大根をチェックしましょう!
大根が柔らかい場合食べても大丈夫か?
冷蔵庫にふにゃふにゃに柔らかい大根が残っていたの。これって食べても大丈夫なのかしら?
柔らかい状態の大根もまだ食べても大丈夫な場合が多いですよ。また、少しだけシャキシャキ感を復活させる方法もあります。
ここからは「柔らかい大根を食べても大丈夫な場合」「大根が柔らかい状態になるのをできるだけ遅くする方法」「柔らかい大根を復活させる方法」について解説していきます。
あなたの家の冷蔵庫でふにゃふにゃになってしまった大根…。まだおいしく食べられるかもしれませんよ。
「柔らかい」だけならば食べれる
柔らかい大根は「柔らかい」だけならば、食べても大丈夫です。
ただし、異臭がしたり、カビが生えてしまったりした柔らかい大根は、腐っているので処分しましょう。
古い(腐っている大根)の見分け方は、後述の「柔らかい大根が腐っている場合の見分け方」で詳しく解説していますよ。合わせて参考にしてくださいね。
大根が、ふにゃふにゃに柔らかくなるのは、大根に含まれていた水分が抜けてしまうためです。
ですので、シャキシャキ感はなくなっており、サラダや大根おろしにはおすすめできません。
しかし、煮物やお漬物などのお料理にすれば、まだまだおいしく頂けますよ。
柔らかい大根をおいしく食べられる人気レシピは、後述の「大根が柔らかい場合の人気レシピ」で紹介しています。柔らかい大根の使い道に困っているあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。
柔らかい状態になるのを遅くする方法
大根は、以下の方法を使えば、柔らかい状態になるのを遅くすることができます。
- 買ってきた大根に葉が付いている場合は3cmほどを残し切り落とす
- 冷蔵庫の野菜室に立てて入る大きさに切る
- ラップでぴったりと包む
- 野菜室に立てて保存する
※大根の葉は下の画像のような感じで切り落としてください。
冬場は、葉を切り落とし新聞紙に包み、冷暗所(寒い部屋)に置いておけば、長くて1か月ほどの保存が可能です。
葉っぱを切り落としておくだけでも、かなりの効果があります。
切り落とした葉は、細かく刻んでごま油と醤油で炒めるだけで、おいしい一品になりますよ♪
柔らかい大根を復活させる方法
柔らかい大根は、水に浸けることである程度シャキシャキ感を復活させることができます。柔らかい大根を復活させる方法は、以下の通りですよ。
- 大根を適当な長さに切る
- 大根を浸ける容器を準備する(ボウルなど大根が完全に浸かる大きさ)
- 容器に水を入れ大根が完全に沈むように浸ける
- 2時間ほど浸けておく(途中で水が減るので1時間経ったら水を交換するのがおすすめ)
※復活させた大根は保存せず、すぐにお料理に使うようにしてください。
※大根が浮いてくる場合は、下の画像のようにお皿をのせて浮かないようにしてください。
この方法では、ふにゃふにゃに柔らかくなりすぎた大根を復活させるのは難しいです。
ですが「少し柔らかい」くらいの状態ならば、ある程度までシャキシャキ感を復活させることは可能ですよ。
「少し柔らかくなった大根をサラダに使いたいな。」というあなたは、ぜひ、試してみてくださいね。
大根が柔らかい場合の人気レシピ4選
柔らかい大根でもおいしく食べられるレシピってあるのかしら?簡単で人気のレシピがあるならぜひ知りたいわ。
柔らかい大根でもおいしく食べられる人気レシピは「煮物」と「漬物」です。
ここからは、柔らかい状態の大根をおいしく食べられる人気の煮物レシピ(2つ)と漬物レシピ(2つ)を紹介していきます。
どれも、簡単に作れるレシピですよ。柔らかくなった大根の使い道に迷っているあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。
煮物1.大根と手羽元のお酢煮のレシピ
大根と手羽元のお酢煮のレシピを紹介していきます。大根を切り、あとは全て鍋に入れて煮込むだけのとっても簡単な料理ですよ♪
材料
- 大根 12cmくらい
- 手羽元 8本ほど
- ★お酢 100cc
- ★醤油 100cc
- ★みりん 100cc
- ★砂糖 大さじ2
- ★チューブ生姜 大さじ1/2くらい
- ★チューブニンニク 大さじ1/2くらい
作り方
- 大根の皮をむき3cmくらいの厚さで半月切りにする
- 大根と手羽元をお鍋に並べる(出来るだけ重ならないように並べる)
- (強火)★の調味料を全て入れて強火で蓋をする
- (中火)沸騰したら中火にして20分ほど加熱する(たまに大根と手羽元の上下を返す)
- 大根が柔らかくなったら火を止める
- 少し冷まして味をしみ込ませる
- 完成!※食べる時は再加熱して温める
※大根の切り方は下の画像を参考にしてください。
手羽元は安いのにかなりボリューミーなおかずになってくれます。我が家では、夏でも冬でも重宝しているレシピです♪
加熱時間は、圧力鍋を使えば半分に短縮できますよ。私はいつもお昼ご飯を食べている隙間時間に圧力鍋で煮込んでいます(笑)
アイリスオーヤマの圧力鍋はお手ごろ価格で使い勝手もいいと人気です。圧力鍋は一つあると、とても便利です。時間のない主婦の心強い味方になってくれますよ。
煮物2.大根と鯖缶の味ぽん煮物レシピ
大根と鯖(さば)缶の味ぽん煮物レシピを紹介していきます。鯖缶を使うので、下ごしらえの必要がなく、かなりの時短になりますよ♪
材料
- 大根 1/4本ほど
- 鯖の水煮缶 1缶
- ごま油(炒める用)大さじ1
- ★チューブ生姜 大さじ1/2
- ★味ぽん 大さじ2
- ★みりん 大さじ1
- 水溶き片栗粉 大さじ1杯分
作り方
- 大根の皮をむき5mm幅のいちょう切りにする
- (中火)ごま油を熱し大根を入れる
- (中火)大根に軽く焼き色がつくまで炒める
- (弱めの中火)鯖の水煮缶(汁ごと)と★の材料を全て加えて鍋に蓋(ふた)をして、8分ほど煮る
- (弱めの中火)たまに蓋を開け混ぜる
- (弱めの中火)煮汁が少なくなって大根が柔らかくなったら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
- 完成!!
※鍋は小さめのフライパン(樹脂加工)を使うのがおすすめです。
※大根の切り方は下の画像を参考にしてください。
味付けが味ぽんで済んでしまうので調味料の計量がかなり楽です♪水溶き片栗粉は、なければ使わなくても大丈夫ですよ。
鯖のうまみが大根にしみ込んで、お箸が止まらない一品です(笑)
漬物1.たくあんのレシピ
たくあんのレシピを紹介していきます。たくあんは、下の画像のような「たくあんの素」を使えば簡単に出来ちゃいます♪
- 大根300gほどをいちょう切りにしてポリ袋に入れる
- たくあんの素1袋を加える
- ポリ袋の空気を抜き袋の口を結ぶ
- 冷蔵庫で1日ほど置いておく
- 完成!!
※大根の皮はむかなくても大丈夫です。
柔らかい大根を切って入れるだけで、おいしいたくあんが出来上がるなんて、すごくうれしいですね。
ネットでは「リピ買いです!」「おいしい」「簡単にたくあんができるのでお気に入りの商品です」などの口コミが目立ちましたよ。
その他にも下の画像のような「冷蔵庫で育てるぬか床」という商品もあります。
「気負わずにぬか漬けにチャレンジ出来ました」「お手軽なのにおいしいぬか床です」のような口コミが多くありましたよ。
漬物2.甘酢漬けのレシピ
大根の甘酢漬けのレシピを紹介していきます。調味料を合わせて切った大根を入れておくだけですので、常備菜としても大活躍しますよ。
材料
- 大根 150gほど
- ★穀物酢 大さじ5
- ★砂糖 大さじ5
- ★塩 大さじ1/3
- ★塩昆布 大さじ1
- ★赤唐辛子 お好みの量
作り方
- ★の調味料を全てポリ袋に入れる
- 大根を拍子木切り(長さ4~5cm、幅・厚さ1cmほど)に切る
- 切った大根をポリ袋に入れる
- 10分以上漬けこむ
- 完成!!
※大根の切り方は下の画像を参考にしてください。
こちらの漬物もすごく簡単にできます♪大根の切り方は「いちょう切り」「スライス輪切り」など、好みの切り方で大丈夫ですよ。
いろいろな切り方を試して、あなた好みの食感の甘酢漬けを作るのも楽しいですね。
柔らかい大根が腐っている場合の見分け方
柔らかい大根って腐っている場合もあるのかしら?
柔らかい大根は、あまりにも古い場合、腐っていることがありますよ。
以下のような大根は、腐っている可能性が高い、かなり古い大根です。ですので、すぐに処分するようにしてくださいね。
- 酸っぱい臭いがする
- 表面に白いフワフワしたもの(白カビ)が付いている
- 表面に黒い斑点(黒カビ)が付いている
- 切った断面に黒い点(斑点)がまとまって発生している
- 表面が全体的に茶色く変色している
- 触るとヌメヌメした異臭のする汁が付いている
- 触るとポロッと簡単に崩れてしまう
さすがに「異臭がする」「ヌメヌメとしている」くらい古い状態になってしまうと、腐っていると判断できますね(笑)
カビが付いている時は「カビの部分だけ切り落とせば食べられるのでは?」と、思ってしまいますが、これも使わないようにしてください。
見えないカビの根が大根の中心部まで侵入している可能性が高いですよ。
大根の柔らかい方は上の方?下の方?どっち?
大根の軟らかい方って上の方?下の方?どっちなのかしら?
大根の一番柔らかい部分は「真ん中」ですよ。部位ごとに向いている使い方があるんです。
ここからは「大根の柔らかい方は?部位ごとの特徴」「柔らかい大根の種類」について解説していきます。
「大根の部位ごとに向いているお料理が知りたい」「煮物に向いている柔らかい大根の種類が知りたい」あなたは、ぜひチェックしてみてくださいね。
一番柔らかい部分は「真ん中」部位ごとの特徴を紹介
大根の柔らかい方は「上の方」でも「下の方」でもなく「真ん中」です。下の画像に、部位ごとの特徴をまとめましたので合わせて参考にしてくださいね。
上の方(葉の付け根)
上の方は「千切りサラダ」など、生のままで食べるのがおすすめですよ。ツナマヨやしそドレッシングで和えると、無限に食べられます(笑)
「甘い大根おろし」や「みぞれ鍋」にも上の方を使うのがおすすめです。
真ん中
真ん中の一番柔らかい部分は「おでん」などの煮物に向いています。
「大根のステーキ」など、大根を丸っと食べるお料理も真ん中を使うのがおすすめですよ。
下の方(お尻)
下の方は、水分が少なく調味料がじみやすいので「漬物」に向いています。
「辛めの大根おろし」が好みのあなたは、下の方でおろしを作るのがおすすめですよ。
細かく切ってお味噌汁の具にしたり、中華風の濃いめの味付けの炒め物にしたりしてもおいしく食べられる部分ですよ。
柔らかい大根の種類を4種紹介
代表的な柔らかい大根の種類は以下の4つが挙げられます。
- 青首大根
- 三浦大根
- 源助大根
- 聖護院大根
青首大根
「真ん中」の柔らかい方が、おでんなどの煮物に向いている種類です。
「早く成長する」「すが入りにくい」「病気に強い」「収穫がしやすい」などの理由により、現在、市場の大半を占めている大根の種類ですよ。
その名の通り、首部分(葉の付け根)が青く、私たちがスーパーでよく目にする大根ですね。
三浦大根
肉質がきめ細かく、柔らかいのが特徴の大根です。煮崩れしにくく、おでんや煮物に最適の種類ですよ。
生のままで食べると辛みが強く、煮ると甘味が出るのが特徴です。
神奈川県の三浦半島で栽培されている、大型の種類の白首大根で、首部分(葉の付け根)は細く、真ん中に向かって太くずんぐりとしたシルエットをしています。
現在は、年末限定や一部の直売所限定で販売されている希少な種類ですよ。
源助大根
肉質が柔らかく、煮崩れしにくい種類で青首大根よりも甘いです。
だしがよくしみ込み、煮ると口の中でホロっとほぐれるほど柔らかくなるので、近年おでん用の大根として人気を集めている種類ですよ。
一時期、生産量が激減していた加賀の伝統野菜です。現在は少しずつ生産量が増え、首都圏でも販売されていますよ。
見た目は、全体的にずんぐりとしたかわいらしい形をしています。
聖護院大根
肉質が細かく煮るとトロッと柔らかくなり、それでいて煮崩れしにくいという、煮物にもってこいの種類です。
ポトフなどのスープにするもよし、スティック状にしてサラダにするもよし、ピクルスにするもよしと、オールマイティーに活躍してくれる大根ですよ。
京都の伝統野菜ですが、現在は日本全国で作られています。
丸っとしたカブのようなシルエットが特徴的で、丸い大根=聖護院大根として売られている場合も多いですよ。
まとめ
- 大根はふにゃふにゃの柔らかい状態になっても腐っている症状が見られなければ食べれる
- 大根が柔らかい状態になるのを遅くする方法は葉を切り落としラップや新聞紙でぴったり包み立てて保存すること
- 柔らかい大根は水に2時間ほど浸けるとシャキシャキ感が復活する
- 大根が柔らかい状態になってしまったときは煮物や漬物にするとおいしく食べれる
- 異臭がしたり、ヌメヌメしたり、カビが生えている柔らかい大根は腐っているので食べられない
- 大根の一番柔らかい部分は「真ん中」
- 煮物に向いている柔らかい大根の種類は「三浦大根」「源助大根」などがある
ふにゃふにゃにの柔らかい大根も食べれるのね。
さっそく我が家の柔らかい大根もたくあんにしておいしく頂きましょう♪
いつの季節もお料理に大活躍の大根。柔らかくなってもまだまだおいしく食べられます♪
ぜひこの記事で紹介しているレシピを試してみてくださいね。