しその収穫時期はいつからいつまで?収穫のタイミングや収穫後の保存方法や収穫方法も紹介♪
「しその収穫時期がいつからいつまでなのか?」けっこう悩みますよね。
地域によって少し異なりますが、しそは上手に育てると6月中旬〜10月頃上旬まで収穫できます。しその収穫時期ってけっこう長いのね♪
でも、取り始めのタイミングを間違ってしまうと収穫時期が短くなってしまうので注意してくださいね。
この記事では「しその収穫時期がいつからいつまで」なのかについて詳しく解説していきます。
合わせて、以下の内容についても説明していきます。
- 紫蘇の収穫のタイミングは?
- しその収穫後の保存方法は?
- しその収穫方法は?
- しその収穫量を増やす方法は?
この記事を読んでおくと、今年はしその収穫が思う存分楽しめますよ。
しその時期が終わったらスプラウトが薬味として活躍してくれますよ。水耕栽培ならば年中収穫できます↓↓
※紫蘇(しそ)と大葉は、同じものです。スーパーでは「大葉」で販売されていることが多いですよ。
秋はいちごの植え替えの時期です。おすすめのプランターや植え方などをこちらの記事で紹介していますよ↓↓
しその収穫時期はいつからいつまで?収穫のタイミングは?
しそっていつから収穫できるの?いつまで収穫できるの?
しその収穫時期は、一般的に6月中旬~10月上旬(生育適温20℃前後)です。
地域によって種まきの時期や収穫の時期が異なります。
あなたのお住いの地域で「紫蘇収穫時期がいつからいつまでなのか?」については、下の栽培歴でチェックして下さいね。
きちんと手入れをすれば 、この期間は新鮮な紫蘇がタダで楽しめますよ。
秋に近づくと、しそは花を咲かせます。花を咲かせて種ができた後は枯れてしまいます。
ですので、しそが花を咲かせたら「ぼちぼちしそ栽培は終わり」と、判断してくださいね。
収穫のタイミングは草丈が30cmくらいに成長した頃
しその収穫のタイミングは、草丈が30cm くらいに成長し、葉が10枚以上になった頃です。夏場になると、紫蘇はあっという間に大きくなり、大量収穫が可能になります。
種から栽培する場合は最初の成長スピードがゆっくりです。ですので、草丈がしっかり成長するまで見守ってあげましょうね。
収穫のタイミングが早すぎると枯れてしまうので注意!
しそは株が小さい頃に収穫してしまうと、成長が遅くなったり、最悪の場合、花が咲いて枯れてしまったりするので気をつけましょう。花が咲くのは、紫蘇が「大きくなれない=自分には合っていない環境」と、判断して早く子孫を残そうとするためです。
しそを収穫後の保存は?4つの方法を紹介
しその収穫後の保存方法は?たくさん取れすぎて使い切れないわ。
しその収穫後の保存には以下の4つの方法があります。特に乾燥保存はオススメです♪
- そのまま保存(数日保存可能)
- 冷蔵保存(1~2週間保存可能)
- 冷凍保存(約1ヵ月保存可能)
- 乾燥保存(約半年保存可能)
ここからは「収穫後のしその保存方法4つ」について説明していきます。
そのままで数日保存
しそは茎ごと収穫し、 上の写真のように水に挿しておけば、数日そのままでの保存が可能ですよ。
しその成長スピードが早いときは、茎ごと収穫してこのように保存する方法もありですね。
冷蔵で1~2週間保存
しそは冷蔵で1週間~2週間の保存が可能です。しそを冷蔵保存する場合は、小さめの瓶やコップに少量の水を入れ、しその軸を下にし挿しておきましょう。
水分の蒸発を防ぐためにラップかけておくのがおすすめです。
この時、葉の部分が水に触れると傷みやすくなるので注意してくださいね。水は3日に1度のペースで交換しましょう。
冷凍で1ヶ月保存
しそは冷凍で1ヶ月ほど保存が可能です。しそを冷凍保存する場合は、しその水分をキッチンペーパーで十分に取り、上の写真のようにジップロックに入れておきましょう。
私がしそを冷凍保存するときは、水分を切ってそのままジップロックに入れてしまいます(切りません(笑))。
料理に使うときは、冷凍庫から出してすぐにジップロックをモミモミすればしそが粉々に砕けるので切る手間が省けますよ。
乾燥させて半年保存
しそは乾燥させて冷凍庫に入れておけば半年ほど保存が可能です。
乾燥はレンジで簡単にできますよ。乾燥保存の手順は以下の通りです。
- キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に、水気を取り除いた青じそ一枚ずつ並べる
- ラップをしないでレンジで3分程度加熱(600W)
- 少し冷ましてパリッとなったら乾燥完了
- 手で揉み粉々にして瓶やジップロックに入れ冷凍庫に保存する
しそが使いきれないとお悩みのあなたにオススメの方法です♪
しそを保存しておけばいつでも使えて便利ね。たくさん収穫できたら乾燥保存に挑戦してみましょう♪
しその収穫方法は?芽や花穂も食べられる!!
しその収穫方法ってどうすればいいのかしら?手でちぎっても大丈夫?
しその収穫は、はさみを使うのがおすすめですよ。その理由を説明していきますね。
また、しそは葉だけでなく芽や花穂も食べられます。
その収穫のタイミングや、収穫方法についても紹介していきます。
葉しそはハサミでの収穫がおすすめ
しそは、葉が収穫できるタイミングになったら、下から順番に収穫していきます。
葉は触りすぎると風味がなくなってしまうので、収穫するときはハサミを使うのがオススメですよ。
また、しそは日光に当てすぎると葉が硬くなっていきます。
真夏の昼間は寒冷紗やネットなどをかぶせて、しそを日差しから守ってあげると柔らかく風味の強い葉が味わえますよ。
プランター栽培の場合は、昼間だけ日陰に置いておくといいですね。
芽しそはハサミでの収穫がおすすめ
芽しそは、種をまいてから双葉が出て間引きの時期に収穫できます。
根っこから引き抜いて収穫すると洗うのが大変ですので、ハサミでチョキチョキ切って収穫するのがオススメです。
芽しそは、やくみやお刺身のつまなどに利用できます。カルパッチョやサラダなどの彩(いろどり)りにも使えますよ。
花穂しそ(花が咲いている状態)
花穂しそは、日照時間が短くなってくる9月頃から出てきます。
シソの花が2~3割程咲いた状態で手でちぎって収穫しましょう。この頃は、まだ茎が柔らかいので手で簡単にちぎれます。
花穂しそは、茎から花穂を外し、刺身醤油に入れて薬味として使えます。ほのかなしその香りが、お刺身をさらにおいしくしてくれますよ。そのまま飾るだけでも料理の彩りになります。
穂しそ(花の終わりかけで実が熟す前)
穂しそは、花穂の先に2~3輪花が残っていて、穂が緑色の状態のときが収穫時期です。
手でちぎって収穫して大丈夫です。ちぎりにくい場合はハサミを使って収穫しましょう。
穂しそは、そのまま天ぷらにして食べるのがオススメですよ。
しその爽やかな香りとプチプチとした食感がたまりません♪
茎から実を取って、 塩や醤油に軽く漬け込むことで、ご飯のお供としても食べられます。
しその葉はハサミで収穫すると風味を損なわないのね。しその芽や花穂も食べられるなんて初耳だったわ。収穫が楽しみ♪
しその収穫量を増やすコツは?3つの方法を紹介
しその収穫量を増やす方法ってあるのかしら?せっかく育てるのならたくさん収穫したいわ。
しその収穫量を増やす方法…ありますよ!3つの方法を紹介していきますね。
- 摘芯をする
- 花穂を取る
- 風通しを良くする
それでは「しその収穫量を増やす3つの方法」について詳しく説明していきます。
摘芯(てきしん)をする
摘芯とは、主茎(生長点)を取り除くことにより、縦方向の成長を止めることです。摘芯はトマトやきゅうり、そら豆など多くの野菜でも行います。
しその収穫量を増やしたい場合、上の図のように主枝が5節目程(高さは30cmくらい)に育ったときに摘芯をしてあげましょう。
摘芯をすることにより、横方向(わき芽)の成長を促し、しその収穫量を増やせます。
成長したわき芽も3節目あたりで摘芯し、わき芽を伸ばすことでさらに収穫量を増やすことが可能ですよ。
花穂を取る
前述でも説明した通り、しそは花が咲き、種を残すと枯れます。
ですので、花穂が出ていたら、その都度を取り除いてあげましょう。花穂は柔らかいので手でプチッと簡単にちぎれます。
風通しを良くする
しそは、夏場になると生育が旺盛で葉がたくさん茂ります。
ですので、 風通しを良くするために適度に葉っぱを取り風通しを良くしてあげることが大切です。
しそを横から見て、程よく向こう側が見える見えるくらいがちょうどいい葉の量ですよ。
「もさっとしてきたな」「風通しが悪そうだな」と思ったらその都度葉っぱを取ってあげましょう。
風通しが悪いと 「病害虫が増える」「カビが生える」「小さい葉しか出てこない」など収穫量が減る原因になりますよ。
まとめ
- しその収穫時期は一般的に6月中旬~10月上旬
- しその収穫のタイミングは、草丈が30cm くらいに成長し、葉が10枚以上になった頃
- 収穫のタイミングが早すぎると、最悪の場合枯れてしまうので要注意!
- しそは「冷蔵」「冷凍」「乾燥」などさまざまな保存方法が可能
- しそ(葉)はハサミでの収穫がおすすめ
- しそは芽や花穂も食べられる
- しその収穫量を増やすコツは「摘芯」「花穂を取る」「風通しをよくする」などがある
しそをきちんと手入れすれば4ヵ月分の薬味代が節約できるわ♪たくさん収穫できるように頑張りましょう!
しそは比較的簡単に栽培できます。2株ほど植えてちょこちょこ手入れをすれば夏場の薬味に困ることはなくなりますよ。
ぜひ、しその収穫を長く楽しんでくださいね♪
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